23/08/2012

南仏三昧 その② - 5月 mesdames編

le dimanche 27 mai 2012

P10107045月組の皆さんを早朝に見送った昨日、あまり安眠できないまま昼前には始動。せっかくニースにいるのだから、現在開催中のカンヌ映画祭の空気を吸いに、カンヌ(Cannes)へ行くって案もあったし、豊富な美術館を訪れるってのも乙だったんだけど、実際には超現実的なコインランドリーに行くことにした。また1週間新たな旅が始まるしね…。

今まで大して暑くもなかったし、南仏感に乏しかった5月組との旅だったけど、なぜだか昨日から突然夏日!雲一つない快晴、そして気温もどんどん上がって、紫外線がじりじり皮膚にしみこんでいく懐かしい日差し到来だ。日焼けは嫌だけど、やっぱりこれぞ南仏って感じなのです。

ところで今日から始まる旅は、教室の生徒さんとではなく、パリのお友達Aさんのお母さんとそのお友達グループ(全5人)との旅なのだ。1年半前、Aさんのお店で初めて出会ったお母さんとの何気ない会話の中で、今回の旅の同行を求められ、私も大好きな南仏だったので快諾。とは言え、こうして無事に実現すると、なんだかとっても感慨深い!連絡係をつとめてくれたMさんとのメールのやりとりもとても楽しかったし。

P1010710お昼過ぎ、ニースの駅で5人をピックアップ。パリから6時間近いTGVでの移動を感じさせないほど、皆さん元気で安心した。このグループとは、訪問地は少し違うけど、5月組との旅を逆に戻っていく感じのルートを行く。私も初めての場所をたくさん仕込んでおいたので、楽しみ~!

P1010709まずは著名人が愛したというムージャン(Mougins)へ向かう。フランスには定期的にやってくるお母さん以外は初めてのフランス。今回は1ヶ月の滞在で、そのうちの1週間が私との南仏旅になる。到着後2週間が過ぎ、地方の旅も含め、もうすでに色々な経験をしているとは言え、南仏の絶景はやっぱり特別なはず!

村に到着してすぐに、村の入り口付近にあるレストラン L'amandier で軽く食べることにした私たちは、気持ちの良い上階のテラス席に案内され、しばしその素敵な眺めに見入っていた。そう、これが美しい南仏です!(なのに、こんないまいちな写真しかなくて、すみません!)

P1010714_2大きなイベントのせいで道路は思いのほか混んでいる。ムージャンを出たあと本当はアンティーブ(Antibes)に寄りたかったけど、ガラス工芸で有名なビオット(Biot)に直接向かうことにした。高台にあるビオットのふもとには、地元のメーカーや作家さんが作品を並べるギャラリーがあり、そこでは制作の実演も見られるのだ。でも残念ながら、あまり活気はなかったかな…。その上、ここで急に天気が下り坂。集落はすぐそこだけど、雨が降る中の観光は、皆さんも気が進まないらしく、予定を繰り上げてニースに帰ることになった。

ニースのホテルにチェックインした後(私は連泊中)、雨も止んでいたので早速街に繰り出してみる。さすが観光都市ニースだけあって、日曜日だと言うのに開いている店も少なくない。メイン・ストリート、ジャン・メドゥサン通りに着くや否や、皆さん開いているお店をくまなく訪問。やっぱり女性はみんなショッピングが大好き!私も皆さんの購買意欲につられて、ついお洋服を買ってしまいましたぁ…。あ~、スーツケースには本当に隙間もないのに…。

Dsc_0521プロムナード・デ・ザングレを歩き、旧市街へ夕食を求めて歩く。今日は市が立っていたのか、その名残のような露店がまだたくさん残っていた。

今夜はカフェで早めに食事を済ませてお宿へ…。パリで会ったときはまだ若干緊張していた私だったけど、今日から一緒に旅する彼女たちは、本当に楽しい人達で、こうして後ろをついていきながら、打ち解けていくのを感じていた私でした…。

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le lundi 28 mai 2012

P1000393のんびりとした朝、窓を開けると階下のテラスで朝食をとっているみんなの声が聞こえてきた(私の部屋は日本式の2階)。中には私の母とあまり変わらない年齢の方もあるのに、みんなとにかく元気!スポーツクラブで体を鍛えているからかな?きっと。

今日はまずルノワールが晩年を過ごしたと言うカーニュ・シュール・メール(Cagnes-sur-Mer)へ…と思っていたけど、実際に着いたのは、その高台に位置するオー・ドゥ・カーニュ(Haut de Cagnes)。グリマルディ城を擁する丘からはカーニュ・シュール・メールの街やその先に広がる地中海を見渡すことができて、なんか神戸の北野みたいやな~なんて思ったのは私だけ?窓辺を彩るお花もとてもきれいで、住人の美意識の高さを感じさせる、こじんまりとした魅力的な集落だった。ここはビビビっと来たので、またこちらに来ることがあったらぜひ宿泊してみたい場所。広場に良い感じのホテルもあったし、ぜひ徒歩で下の街にも行ってみたいし、今度はゆっくりと来ないとね。

P1000404_2次に向かったのはヴァンス(Vence)。旧市街は城壁に囲まれていて、私たちはChemin de Sainte Colombe の入り口から中に入っていった。ちょうどお昼時で静まり返った集落内。照りつける太陽がひとけのない街角のあちらこちらにコントラストの強い影を落としている。どこを見ても写真におさめたくなるフォトジェニックなヴァンス!ここも気に入った。

P1010738私たちは、雰囲気の良いテラスのある Les Agapes で軽くサラダを頂きながらひと休み。ところで皆さんアルコールがお強い!特にビールが大好きとの事で、毎食「まずはビール!」と注文できるのが、私も楽しいです。ビールが美味しい暑さになって、さらに旅の醍醐味も増すというものですね!?

P1010748お昼を食べながら、オープンの14hを待っていたのだけど、今日は残念ながらお休みらしいロザリオ礼拝堂。晩年のマティスが全精力を注ぎ完成させた作品らしい。特にマティスのファンって訳ではないけど、そんな思いのこもった作品は作家に敬意を表して見に行きたいと思ったのだ。通常、月曜日は開いてるらしいけど、今日は祝日にあたるらしい。残念だけど、また今度。これで、またここに戻ってくる理由ができた!

P1010744次に立ち寄ったサン・ポール・ドゥ・ヴァンス(St-Paul de Vence)は、ゴルド同様、観光化が進んだ有名な鷹の巣村の1つ。フランスの名優イヴ・モンタンが愛した村と言う点でも知られている。彼の人生の伴侶、シモーヌ・シニョレと出会ったのも、最後の女性となったキャロル・アミエルと、彼女が幼いころに出会っていたのもここだった。

P1000426中世からの姿をそのまま残す、確かにとても美しい集落。緑のつたや花々に彩られた風景はにはため息が出るばかりだ。ただ村の入り口から、突き当りまで続く上り坂グランド通りには、モン・サン・ミッシェルやレ・ボー、日本で言うと清水の坂道みたいに、観光客目当てのお店が軒を連ねる。そういう意味では少し残念だけど、よく言えば活気がある。そして、洗練された場所もあったりする。

P1000439気になる場所にルレ・エ・シャトーのマークを見つけ、入ってみることに…。そこは、コンパクトだけどゴージャスな南仏の魅力が凝縮された高級ホテル Le St-Paul だった。私たちはサロンで冷たいものを頂きながらひと休み。ここのお部屋は私には少し高すぎて泊まれないけど、エズ同様、いつかお世話になってみたいものです…。

レストランはミシュランの☆を獲得しているらしいけど、お昼は手が届く範囲。次はお食事でもさせてもらおうかな…。

ところで向かいに見える街はなんてとこ???

今日はあともう1ヶ所、スミレの村と呼ばれているトゥーレット・シュール・ルー(Tourrettes-sur-Loup)を訪問。雑誌かテレビP1000445で見て最近気になっていた集落の1つ。ここがスミレの村と呼ばれる所以となるスミレの花は残念ながらもう咲いてなかったけど、毎年恒例のスミレ祭りは2月下旬に行われるそうで、スミレやほかの花で飾られた山車が出るカーニバルのようだ。2月って日本では真冬って感じだけど、この辺りはそうでもないのかしら?マントンでもレモン祭りがあったりするしね…。

(→旧市街の案内板は陶器製)

あいにく少し曇ってきたので、思うような写真は撮れなかったけど、私は隅から隅まで歩きつくして大満足。観光客もそれほど多くないし、こじんまりとした可愛らしい雰囲気が、どんぴしゃで気に入った!そして歩きながら食べたスミレのアイスもしっかりとスミレの香りがして美味美味。ラヴェンダー、ローズ同様に日本ではまだあまり味わえないフランスならではのお味でしょうか?

P1000461_8村から見下ろす風景の中に、古いプロヴァンス鉄道の高架橋があった。今は使われてないのかな。何か気になってネットで調べてみたら、こんな古い写真が見つかった。私が撮ったのと逆方向に橋を通して、村を見上げる風景だろうか。なんか嬉しい…。

夜は皆さんのご所望でイタリアン(パスタ+ピッツァ)を食べることになった。旧市街にあるお店 La Favola
は昨夜の散策時にすでにチェック済みとの事で早い時間に行ったけどもうすでに満員。人気があるんだねViaduc_2
~。30~40分待ちだと言う。でも確かに美味しそう!案内を待ちながら、運ばれていくお料理を見ていると、おなかがもーれつに空いてきた。テラス席にようやく着いたときは少し肌寒くなっていたけど、今夜も皆さんビールで乾杯なのです!

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le mardi 29 mai 2012

                                                         P1010756
ニースのホテルをチェックアウトし、今日はまずエズ(Eze)に向かった。先週5月組と行ったばかりだけど、せっかくだから皆さんにもぜひ見てほしい。

昨夜に引き続き少しばかり肌寒い朝、高所にあるエズに到着したとき、あたりはまだモヤに包まれていて、前回とはまったく違う雰囲気を見せていた。なんだかとってもミステリアス!

La Chèvre d'Or のテラスカフェがオープンするお昼頃には、このモヤも晴れて、前回同様、美しい地中海ブルーを見ることができた。この絶景とホテルのゴージャスな雰囲気は、皆さんも気に入ってくださった様子で、やっぱりここでもビールで乾杯です!

P1010776昼食を頂いて一路アヴィニヨン(Avignon)へ。途中、サービスエリアでの休憩をはさんで、高速道路を3~4時間行く今日は移動日。アヴィニヨンでは観光をする時間は取れなかったけど、お店で必要なものを買ったり、アイスを食べたり、教皇庁やサン・ベネゼ橋をさくっと観て、今夜の宿泊地オランジュ(Orange)へ。

ところで、2006年から南仏での車での移動を担当してくれているアレクサンドル。出会ったころは彼も会社を作ったばかりでそれほど忙しくなかったものの、最近は超VIPの客も増えて、冬のほんの一時期をのぞいては、かなり忙しくしているようだ。今回も5月組との旅には少し来れたものの、今週の旅、そして7月の旅はどうも難しそう。そういう時はもちろん、私たちを路頭に迷わすことなく、ちゃんとした運転手さんを送り込んできてくれるのだけど、昨日から来てくれてるJMがとても良い!アレクサンドルも個人的に信頼をしている人らしく、たぶん60歳くらいの男性。基本的には他の会社で働いている運転手さんだけど、最近はスケジュールが合う時はアレクサンドルの仕事もしているらしい。知識も豊富で、単なる運転手にとどまらず観光ガイドとしての心得もあり、移動中も色々と話をしてくれるので、私も眠くなる時間がないほど。その上、彼の人生や生き方の哲学が面白い。

P1010794南仏で生まれ育った彼は料理人だった親の仕事の都合で、南仏からアメリカ、南米でも生活をしたことがあるらしくて、そのせいで英語、スペイン語やポルトガル語も話す。アルゼンチンかブラジル(どっちか忘れた…)では長年フランス語の教師をつとめていたらしく、そこに家を持ち(今は息子が住んでる)、毎年11月から3ヶ月はそこで過ごすんだそうだ。今週の旅はJMがほとんど担当してくれるらしいので、この新しい出会いは、私にとっても嬉しい収穫だった。

今回のメダム(マダム達)との旅は、今までのところ、私も知らない場所を中心に回っている。今夜の宿泊地オランジュもそう。いつも近くをかすめ通っていながら、なかなかやってくることが出来なかった都市、世界遺産、古代劇場で有名。見学は明日するとして、今夜はホテルにチェックインしてJMがすすめてくれたレストラン Au Petit Patio で夕食を取ることにしよう!

Dsc_0539車が入りにくい静かな place aux Herbes にある L'Herbier d'Orange は若いご夫婦が経営されているこじんまりしたホテル。私だけなぜか、離れの迷子になりそうに遠い部屋(ちょっと大げさ)。大きな窓をあけると静かな中庭を見下ろすだけ。シンプルだけど快適に過ごせそう。笑顔が素敵なオーナーのお二人!

ディナーはアミューズ、前菜、メイン、フロマージュ、デザートで25ユーロ。やっぱり地方都市はリーズナブル。ボリュームも適当で色々と楽しめてお得感満載!みんなJMのアドバイスに大満足の夜だった。

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le mercredi 30 mai 2012

P1010800今日も暑い!午前中は自由行動にしておいたので、ゆっくり起きて、その後さくっと古代劇場を見学した。ホテルからはすぐ近く!TVで何度も見ていた風景だけど、実際にその中に身を置けるのはいつも感動の瞬間です。保存状態の良さでも有名なこの世界遺産は、築2100年、音響効果も抜群らしく、コンサートなどのイベントもよく行われているそうだ。階段状になっている観客席は当然固いので、そういうイベントの時には座布団のレンタル販売などもあるそう!

午後はJMの運転で、最も美しい村の1つル・ポエ・ラヴァル(le Poët-Laval)に向かう。オランジュの街から北に70kmくらいのところだろうか。物知りのJMも知らなかった小さな小さな村だ。

P1000475商店もカフェもほとんど何もない村。でもどこを見ても写真におさめたくなるとってもフォトジェニックな村。私も実はそれほど期待して来たわけではなかったけど、思わぬ発見にまたまた嬉しくなってしまった。住民たちのこの村に対する愛情も強く、観光化されることを望まない彼らは、観光バス用の駐車場の整備にはNONを言ったようだ。あまり頻繁には来れない不便な場所にあるけれど、ぜひまたいつか来たい場所になった。とは言え、やっぱりカフェくらいあると嬉しいかも…。

どんどん暑さが増す中、次に向かったのはヴェゾン・ラ・ロメーヌ(Vaison la Romaine)。フランスのポンペイと呼ばれている、大きなローマ遺跡の残る街だ。遺跡の残る下の街と、城の廃墟が残る上の街(旧市街)を分かつウヴェズ川は、下の写真のように普段は水量も多くないのに、1992年に大氾濫して多くの犠牲者を出した事でも知られている。川沿いの地域は家がすっかり建て替えられて、今は活気を取り戻してはいるものの、地域の人には悲しい記憶として今も深い傷を残しているらしい。

P1000508でも観光客にはなかなか魅力的な街だ。下の街ではショッピングが楽しめて、高台に登れば、静かな中世の村の雰囲気や絶景を見渡せる。ある程度大きな街なので、隅から隅まで味わい尽くすには泊まりで来た方が良いと思うけど、前回ここに来た2年前は短い滞在時間ながら割と歩けた方かな。でも今回は皆さん、暑さのせいで若干弱り気味…。下の街でアイスクリームを食べただけで、歩きでしか行けない上の街はあきらめることになった。見た目の魅力は上の街に凝縮されているので、それを見てもらえないのはちょっと残念だった。今回のリベンジもかねて、またゆっくり再訪したいと思います!

その後は、皆さん少しお疲れのようなので、最も美しい村の1つセギュレ(seguret)を近くに見ながら、直接オランジュの街に戻ることにした。確かに今日の暑さは格別かも。ホテルの部屋には幸いエアコンがついていたので、がんがんつけまくって涼をとる。

P1010828今夜のレストランはホテルの人におすすめのところ(でもホテルの近くと言う条件付き!)を予約してもらっておいた。ホテルからほんの20mくらいのところにある Le Forum では、アミューズ、前菜、メイン、デザートで29ユーロ。昨日に引き続き、コスパの良さも嬉しいけど、特に前菜のリゾットとデザートの美味しさが心に残った。ちなみに写真の前菜はイカと古代小麦(エポートル)のリゾット(ラングスティン風味)。

エアコンがあるってやっぱり幸せ~。もちろんエアコンいらずの涼しい気候が一番すきだけど…。

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le jeudi 31 mai 2012

P1000516_2午前中はそれぞれのんびり過ごしてホテルをチェックアウト。今日はまた私の大好きなリュベロンに入って行く。

まず向かったのは最も美しい村の1つルシヨン(Roussillon)。今日も快晴、そしてめちゃくちゃ暑い!そのせいで、皆さんあまり元気はつらつ!って感じではなさそうだったけど、幸い村では市が立っていて、少しは元気が出たみたい。ショッピングは皆さんにとって最高のカンフル剤のようです!蜂蜜を色々と試してみたり、プロヴァンス柄のナプキンや、今すぐ着れそうなお洋服など、皆さんそれぞれが何かを買っていた。

P1000517ショッピング後はここで軽くランチを済ませて、次は私の大好きなボニウ(Bonnieux)に案内する予定だったけど、プログラム変更!あまりの暑さに皆さんお疲れの様子。今夜の宿泊地ゴルド(Gordes)に直接向かうことになった。ゴルドの定宿 (Mas de la Beaume)では何もしなくても幸せだし、暑さを避けて、そこでのんびり過ごすのも良いかもです!

お宿到着前に、ゴルドの絶景ポイントに寄ると今日はサイクリストの先客が陣取っていた。私たちも負けずに記念撮影。

1週間ぶりのウェンディに挨拶をして、チェックイン。南仏らしいインテリアのお部屋でのんびりと休憩していただいて…あ、でもメダム(マダム達)はプールにも飛び込んでおられたようです!結局、このプールも元気復活を助けたみたい。皆さん、スポーツクラブのお友達らしいので、普段からプールは大好きなんですねぇ~。ここには何度もいろんな人とやってきたけど、実際にプールに飛び込まれた方々はメダムが初めてでした!

P1000525ところで、1年半前の冬にここに来た時、建設中だった(もちろん手作り)離れのお部屋が見事に完成していた。先週は結局タイミングが合わず見学のチャンスを逃したけど、今日は次のお客さんが来る前にささっと見学出来た。とても洗練された雰囲気の素敵なインテリア、圧倒的に広くて、でもピジョニエやフェリシーと同じ180ユーロのスイート。私1人には高すぎるけど、いつか家族と来る時があれば是非泊まってみた~い。

それにしても暑すぎる…。マックス(ここの猫)も、いつ見ても日陰でぐったり。わかるよ、マックス…。でも5月組と来たときにはなかった日差しが、どこもかしこも美しく見せてくれてるのは本当。やっぱりこうじゃないと写真を撮る気がおきない。

P1000561皆さん、プールの後は素敵におめかしして夕方のお散歩…と、言ってもこちらは夕方の日差しが一番きついんだけど…。

ゴルドの村でお店をのぞいたり、アイスクリームを食べたり、スーパーに寄ったり、暑いながらも少し動いておなかを空かせてから帰宅。今日はほとんど動いてないものね。

今夜はお宿での table d'hôteなのだ。いつものようにアペリティフを頂きながらのアミューズはハムを巻いたフレッシュ・フロマージュ。そして前菜はグリーンアスパラ、これはなんて言えばいいの?タマゴのそぼろ添え?メインは牛肉のソテー、デザートはフルーツ添えのガトー・オ・ショコラと続いた。今日も私は大満足。

P1010857_2今夜のご飯を作ってくれたミゲルを皆さんにも紹介したかったけど、先週怪我した顔がまだかなりひどい状態らしく、遠慮しておくって。先週、アレクサンドルが来たとき、ちらっとすれ違ったらしいけど、確かにびっくりしていた。ソファから、どういう風にかしらないけど、顔面から落ちたそうだ。ちょっと想像がつかない。この家は床が全部石だから、顔から落ちたら、かなり危険は危険だよね。鼻、折れなかったのかな。

さあ、満腹、幸せな気分で眠りに落ちていくことにします。今回のお部屋は ラダシエール。

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le vendredi 1er juin 2012

P1000570旅もいよいよ終盤。今日もかなり暑くなるとの事…。

Mas de la Beaume おなじみの朝食をゆっくりと頂いた後は、当初の予定を変更して、涼を求め水辺に行くことにした。5月組とも訪れたフォンテーヌ・ドゥ・ヴォクリューズ(fontaine de vaucluse)、今日は信じられなほどに快晴です。(私のせいではないけれど…)5月組の皆さん、ごめんなさい!

今日はお天気も良いので、前回と違って私も歩く気まんまんです!元気なRさんを伴って一番奥の洞窟、ヴォクリューズの泉まで久しぶりに行ってみた。片道10分程度の水辺のお散歩は木陰もあってとっても快適。他の皆さんは、水辺のベンチに座ってのんびり私たちを待っていてくれた。

ここにはもう何度か来ているけど、実は洞窟までの道(フォンテーヌ通り)以外をゆっくり歩いたことがない。もちろんこの清流が一番の見どころなので、他には何もなさそうだけど、一度は全部歩きつくしてみたいものです。やっぱりどの村もそうだけど、泊まりがけで来ないと、味わい尽くすってのは難しい。お宿もあるみたいなので、いつかまたゆっくり来ま~す。

P1000583次に向かうのは レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス(les Baux-de-Provence)。ここも最も美しい村の1つとしておなじみの場所です。

まずは村全体を見渡せる絶景ポイントに寄ってもらう。ここは長年の風雨による浸食が作り上げた自然の造形が素晴らしい場所。脅威さえ感じるプロヴァンスの大自然を身近に感じることが出来る。ミストラルが吹くとき、強い風があちらこちらに当たって、人が話しているように聞こえる現象も起きるんだそうだ。

JMは幼い頃この村に住んでいたらしく、この周辺の道は「目をつぶっていても運転できるよ!」だって。う~ん、それは怖いから試したくないけど、景色の良い昔からある道を行ってもらう。新しい良い車道が整備された今、こういう小さな道はサイクリスト専用の遊び場と化している。暑いとは言え、気候が良い時期なので、どこに行ってもプロヴァンスはサイクリストであふれているんです。私たちは冷房の効いた車で一気にぶ~んだけどね。

P1000597プロヴァンスの名家だったレ・ボー家が途絶えて早6世紀。彼らの城の廃墟がこの村のてっぺんに残っているだけで、昔の面影はほとんどない…と思う。だってこの村の中には観光客目当てのお店がいっぱい!この村はプロヴァンスでも1、 2 位を争う観光客に人気の場所。ブティックの数ではゴルドの比ではない。観光客の数にはいつもうんざりだけど、それでも続く本物の石畳、歴史を感じる石壁は、村の根底にある廃墟感と共に、何とも言えない魅力を放っている。

メダムはブティックでお洋服を色々と試着。皆さん、私なんかよりずっとスタイルがいいので、何を着ても良く似合うのです!私もお洋服を見るのは大好きなので、皆さんと一緒になって、あれが良いとか、これが良いとか…ファッションショーを十分に楽しんだ所で、ゴルドに戻る事にした。今夜は私たちの最後の晩餐なのです。

P1010872メンバーのMさんとRさんは、ゴルドの高級ホテル la Bastide de Gordes 内にある SPA sisley でRDV。私もここのサロンでしばし休憩。2人を待ちながら絵はがきなんぞをしたためてみた。

予定時間より早く戻ってきた2人。聞いてみると、Rさんは満足のサービスだったらしいのだけど、Mさんを担当している人は、態度も悪く、ぜんぜん良くなかったとの事。いずれにしても予定時間より早く戻ってくるっておかしな話なので、無駄とは思いつつ、ホテルのレセプションに不満の意を伝えておいた。

ここのホテル、高級な割に、時々残念な点もあったりするんだよね…。私も2000年に滞在したとき、水がまったく使えなかったのに、翌朝、普通に正規料金を請求された事があった。こちらが水が使えなかった不満を口にするまでは、割引もしようとしなかったのは、嫌な思い出の1つです…。もちろん良い事もたくさんあるので、毎年来てる訳だけど…。

さあ、最後の晩餐はこの高級ホテルのレストランで頂きます。早めの時間を予約していたので、私たちが一番乗り。こんな素敵な空間を独占できるってなんだか幸せです。西日が強くなってきた時間で、テーブルウエアがキラキラと輝いてとてもきれい。

P1010871皆さん、いつものようにまずはビールで乾杯!アミューズ、前菜、メイン、フロマージュ、デザートの5品、メニューはこの1つだけ(あとはアラカルトのみ)。ボリュームもちょうど良くて、お料理もテンポよく出てくるので、満腹感で苦しむことはありません(笑)。何より+このゴージャスな雰囲気を味わえるので、ここはやっぱり外せない場所の1つです。

明日はパリに戻ります。ワイワイ歩けるのもこれで終わりかと思うと、なんだかしんみりしてしまいます…。

余談:深夜2h頃、ごそごそと用事をしていた私は壁に小さな物体を見つけた。サイズこそ小さいものの、形はサソリそのもの。見なかったことにしてしばらく目を離したら、なんといなくなっている(当たり前か)。やっぱり生きてるんだ=動くんだ=寝てる間に落ちてきたら怖い!と思い、退治することに。前にリュベロンの専門的なガイドブックでもサソリの図を見た記憶があるし、暑く乾いた土地なので、やっぱりサソリはいるのね。もちろん一般的なサソリのような猛毒を持つものとは違うかもしれないけど、それでも日本のムカデみたいな感じ???とにかく生まれて初めて見たベビーサソリ。やっぱり怖かった~!

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le samedi 2 juin 2012

P1000567ゴルドのお宿は11hに部屋をでなくてはならない。いつも通り、山盛りの朝食を頂いた後は、荷物をまとめてチェックアウト。いつもならとってもしみじみしてしまう瞬間だけど、今年はあと1回ここに戻ってこられるので、大丈夫!

今日も抜けるような青空のもと、近くにあるセナンク修道院を見て、午後早めのTGVでパリに戻る。皆さんとパリまでご一緒した後、今夜、私は1人、知り合いが住むアングレム(Angoulême)に向かう。それまでAさんのお宅で旅の話なんかをしながら、ゆっくりさせてもらった。

思えば1年半前、今回の旅の話はここ(パリのAさんち)から始まった。人との出会いと言うのは本当に不思議だ。5人の楽しいメダムとの旅は、私にとっても忘れられない思い出の1つになりました。どうもありがとうございました!

Aさんのお母さん以外は、フランスが初めての方ばかり。それも1ヵ月という思い切ったプラン。そのうちの大切な1週間を私の大好きな南仏でご一緒できた事、光栄に思います。またいつかどこかで会えますよね!!!その時を楽しみに… A bientôt !!!

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07/08/2012

南仏三昧 その① - 5月組編

2012年、今年のフランス滞在は思い切って2ヶ月間を予定。そのうちの3週間は大好きな南仏にあてることにした。私の中では年々南仏滞在の重要度が増していて、いつかパリ滞在を超えるのではないかと思う今日この頃…。

3つのグループと回る南仏プロヴァンス、そしてなかなか足の向かなかったコート・ダジュールでの12年ぶりの滞在。どんな旅になるのか…ワクワク、ドキドキ!まずは通称5月組との旅が始まる…。

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le 20 mai 2012

P10002045月17日に始まった教室の皆さん(5月組)との研修旅行はパリ3泊目を経て、20日から南仏入りした。早朝のTGVに乗り、まずはリル・シュール・ラ・ソルグ (L'isle-sur-la-sorgue)の朝市へと向かう。そう、今日は日曜日なので有名なこの街の朝市を目指すのだ。

お天気はパリに引き続きイマイチ…、そして風も強い。みんなで買い食いをしながら、そぞろ歩きを楽しむものの、あまりの寒さになかなか南仏気分が高まらないず、カメラもほとんど出さずじまい。でもオリーブも、ソーシッソンもほんとおいしそう!テンションは上がらなくても食い気だけは衰えないので、今回も体重増加は必至だな…。

リル・シュール・ラ・ソルグはそれなりに大きな街。特にここの日曜市はとても有名で、通常の朝市+蚤の市となるので、街も含めて全部ゆっくり見ようと思ったら泊まりで来た方が良い。でも今回はお天気のせいか、みんなのテンションもなかなか上がらず、ショッピングモードにも火がつくことなく、お昼頃、次の場所ボニウ(Bonnieux)へ移動することにした。

P1000208_3でもここではとうとう大雨!今回はグループ内に相当な雨女がいる模様…。雨を避けるようにカフェに入りランチタイム。でも雨はなかなか止まず、高台の絶景ポイントにも一瞬しか留まれなかった。私はまた来るから…とそこに行くことすらせず、カフェの前で雨宿りをしながら皆を待っていたけど、寒いのなんのって!こうして1日目は、完全に雨にやられながら、今夜の宿泊地ゴルド(Gordes)に向かうことになった。

ゴルドでは2005年来ずっとお世話になっている le Mas de la Beaume へ。前回、病気で弱っていたウェンディもすっかり元気になって、いつもの素敵な笑顔で迎えてくれた。私のbleue、隣の Ocre、離れの Radassière、スイートの Pigeonnier と Félicie を順番に周り、素敵なお宿をみんなで堪能した。

雨はなかなか止まず小雨の降る中、予約しておいた le Clos de Gustave まで歩いて行く。お宿からは寄り道せずに徒歩20分くらいだろうか。お天気が良い時は楽しいこんなお散歩も、悪天候のもとでは、若干億劫。明日の table d'hôte が今夜だったら良かったのに…。

P1010460_3初めてこのレストランに来たときには、とても感動したお料理だったけど、最近はずいぶんボリュームが減った気がする。私以外の人は、みんなワンプレート+デザート盛り合わせのメニューにしたんだけど、見てる限り私には物足りない感じの量だった。幸い…と言うか、私はア・ラ・カルトで牛フィレのグリルを頼んだら、おまけにナスとローズマリーのグラタンとおいものピューレがついてきて、それもお肉が旨い!これで食欲に火がついて、みんなと同じデザートプレートまで食べてしまった。

帰宅後はフェリシーのお部屋でおしゃべりタイム。明日は晴れますように…。

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le 21 mai 2012

P1010464_2と、願って眠りについたものの、やはり起きてみれば雨?とにかく激しく曇っている。どよ~んとした気持ちで階下に降りていくと、幸せな朝食タイムが待っていた。

お天気の件は残念だけど、みんなでこの食卓を囲めることはやっぱり幸せだな、と思う瞬間。 今回の旅のメンバーは半分がすでに南仏に一緒に来たことのある人たち。そして半分が初めての人たち。何度来ても、初めてでも、このお宿はみんなを幸せにしてくれるよね。

P1010471_2今日の予定はのんびり。ゆっくり朝ごはんを頂いて、お昼ごろお宿にアレクサンドルが迎えに来てくれて、近くのセナンク修道院へ。最近はガイド付き見学が主で、以前のように簡単に内部見学できなくなったけど、それでも修道院の外観ととその前に広がるラヴェンダー畑(花が咲くのは夏だけど…)を見るだけでも価値があるし、ここの売店は質がいいので、観光名所の変なお土産物屋さんに行くよりよほど良い買い物ができる。それにここのお手洗いは清潔で広いです(フランスではこれ重要!)。

5月のラヴェンダー畑はまだ青々しているけど、7月に来るときには花が咲いているなんて…まだ少し信じられない感じです。

P1010488次に向かったのは、その清流で有名なフォンテーヌ・ドゥ・ヴォクリューズ(fontaine de vaucluse)。ここでも残念ながら雨に降られて、私は途中で雨宿り態勢に入る。でもここは初めての人ばかりなので「ぜひ一番奥まで歩いてみて」と見送った。川の流れにそって15分ほど歩いて行くと洞窟になっている泉にたどりつく。乾ききったリュベロンのイメージに反して、とても豊かな水量。面白いのは、専門家がいくら調べても、どこからこの水が来ているかわからないらしい。そしていつも水温は安定して18度。何かとミステリアスな水なのです。

P1010495カフェで少し休憩して、ラヴェンダー博物館に寄ってからゴルドへ。ゴルドは小さい村ながらもお買いものも楽しいところ。今までひいきにしていた雑貨屋さんの横に、さらに素敵な雑貨屋さん Provence Home Fashion が出来ていた。店内には欲しいものばかり。目の毒だ。だって今のところ私のスーツケースには1ミリの隙間もないので、買い物は7月にここに戻ってきた時にするしかない。私は夏用掛け布団のような「もの」…に目を奪われていた。在庫は2つらしい。今、支払いを済ませて7月に引き取ることも考えたけど、どう考えても持って帰れる大きさではない。

7月にまだここにあったら考えよう…。私も少しは大人になったでしょ?って事で村の☆☆☆☆☆ホテルでお茶をしてお宿に戻る。

そうそう、1年半前の冬にここで食事をしたとき、一緒にいたNHさんが気分が悪くなって、その時に親切にしてくれたサービスの男の子と再会。「on se connaît?」って覚えてくれてたみたいで、なんか嬉しいね。

P1010501今夜はお宿での table d'hôte。食べた後に歩いて帰らなくて良いのも嬉しいけど、ミゲルが作るお料理は素朴で美味しいので好き。みんなも喜んでくれるので、出来る限りここで食べられる日を選んで来ている。

出されるアペロはいつもの Muscat de Beaumes de Venise。甘いので、アルコールに弱い私でもするっと飲めちゃう危険なお酒、この地で作られる甘いワインです。今も食前酒としては愛されているけど、最近の世間の流行は何といってもキリリと冷えたプロヴァンス・ロゼらしい。

アミューズにカレー風味に焼かれたエビ。前菜にブルスケッタと冷製スープ。メインは豚肉のロースト、きのこ添え。デザートはチョコレートソースのかかった焼洋ナシ、アイスクリーム添え。

ゆっくりと時間をかけて頂く夕食は満腹感も尋常じゃありません。ゴルドでの幸せな時が過ぎていきます…。

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le 22 mai 2012

P1010513今日もお天気はいまいち。う~ん、そろそろ我慢も限界???ぜんぜん写真も撮ってないので少しストレスがたまってきた。やっぱり南仏らしい光に出合わないと、カメラを出す機会もぐっと減ってしまう。

ゆっくりと美味しい朝食とおしゃべりの時間を楽しんだ後、みんなは火曜日ゴルドの朝市へ。私は出発までの時間をのんびりとお部屋で過ごした。

お昼、12時にはアレクサンドルが奥さんと一緒に登場。今日ムスティエ・サント・マリー(Moustiers Sainte-Marie)に向かう私たちだけど、明日は車を頼んでなかったので、彼も久しぶりの休日をそこで奥さんと一緒に過ごすらしい。

Dsc_0495今日のメイン・イベントはマノスク(Manosque)にあるL'OCCITANE の工場見学。でも15時にしか空きがなく、けっこうそれまで時間がある…って事で急きょ最も美しい村にも選ばれているルールマラン(Lourmarin)とキュキュロン(Cucuron)に立ち寄ることになった。今日はアレクサンドル完全にアウェイ。マニュ(奥さん)も一緒になって、お買いものに励む女性陣です。

工場に着いたころ、ようやく青い空が出てきた。なんだか日本を出てから久しぶりに見たような気がする、こんな青空!ようやく晴れたのに、残念ながら(?)私たちは工場の中へ吸収…。メーカーの歴史や原料や商品の説明を受けて、生産ラインなどを見学。1時間のvisite 終了時には、なぜか買う気満々に洗脳されてます(笑)。

P今や日本でも大人気のメーカーL'OCCITANE。最初は創設者がローズマリーを原料に作った商品を地元のマルシェで売っていた…という逸話もびっくりだけど、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界中に拡大している企業力にもびっくり!今も増築中の工場の隣には、フランス最大級のブティックが併設されていて、10%オフのチケットをもらったので、みんなまたまたショッピング。私は個人的にイモーテルとアンジェリックのアンチエイジング商品に興味津々!もちろん買っちゃいましたが、販売のお姉さんが言うには、私に必要なのはアンチエイジングのケアよりも水分補給だそうだ。完全に乾ききっています!と念押しされて、手渡されてた、欲しくないものも買っちまいました(汗)。ここでラヴェンダー・エッセンスの入った手ピカジェルみたいな製品も見つけて、お~!フランス(の衛生観念)もここまで来たか…と妙な感心をしてしまった。

P1010531見学にショッピング…、時間はどんどん過ぎていくので、行きたかったヴェルドン峡谷はとても時間が足りず、また次の機会に持越し。そして以前から行きたかったムスティエ・サント・マリーを目指す。1時間ほどのドライブの間に、空模様はまたあやしくなっていった。

お宿は村内の La Bastide du Paradou を予約しておいた。なかなか便利な場所にあって、インテリアはごく普通だけど、何よりお部屋が広い!今夜はこの広さがなんとなく寒い感じ。エアコンのリモコンはグループに1つという謎な面も多いこのお宿。合格点だけど、お値段もそこそこするので当然かな、という程度。次来るときは別のお宿を試してみたいかな。

P1010544_2夕食に予約しておいた la Treille Muscate は村のど真ん中にある2つのレストランのうちの1つだった。メールで予約した感触もよかったし、何よりも満員だった!人気があるんだね~。お料理も3品で29ユーロとリーズナブルだし、お料理も洗練されていて美味しい。サービスもよかったし、大満足のディナー・タイムでした。

食後、お宿までの道のりの一部が、なんと真っ暗!みんなで携帯の電源を入れて、足元を照らして帰ると言うハプニング付(笑)。

明日こそは晴れるんでしょうか…。

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le 23 mai 2012

P1010553今日は車も頼まず、ゆっくりとムスティエを堪能する日。まずはアラフォー組でのんびりと朝ごはんを頂く。ゴルドには負けるけど、朝ごはんの雰囲気もなかなかです。でもこのお宿、決して悪くはないのに、何かが変。レセプションを担当しているオヤジの笑い方も気になるし(笑)。

ともかく、今日は晴れたと言っていいんだろうか…。笑い方は変でも親切そうなオヤジのすすめにしたがって、まずは集落の周辺を1周してみることにした。約束の時間に降りていくと、いきなりみんなUV対策モードに入っていた。みんな太陽光線には敏感!

P1000231ムスティエ・サント・マリーはプロヴァンスとコート・ダジュールの中間に位置する上、山深い、鉄道網からも離れた位置にあるので、長い間来たいと思いつつ来れずにいた場所だった。もともと人気のある観光名所ではあったけど、アラン・デュカスがここにホテル・レストランLa Bastide de Moustiers をオープンしたので、その名がさらに知られるようになったのではないだろうか。私もできればそこに泊まりたかったけど、やっぱりちょっと高すぎて断念。もうちょっと大人になったら、ぜひ今度はそこに泊まってみたいわ。

P1010557こんな道をてくてく歩いて行くとやがて村全体が見えてくる。のんびり歩いても1時間かからないこのお手軽お散歩コースは、オヤジが言っていた通り、本当におすすめ。すれ違う人は誰もなく、まさに私たちだけのムスティエだった。

今日は太陽が出てるので、気温もぐんぐん上昇。暑くて、途中でヒートテックを脱がなくてはならないほど。観光客の人たちも太陽には敏感に反応している。今日はノースリーブ、短パン、みたいな人ばかりだ。

Dsc_0992村に辿り着いた後は、みんなそれぞれにショッピングを楽しむ。私はここの有名なムスティエ焼きが欲しかったので、ショップの親切なおじいさんに色々と教えてもらいながら、大きめのお皿を買い求めた。母と私に1枚ずつ。ムスティエ・ブルーが素敵です。何をのせればお料理とお皿が栄えるだろうか?

今はスペインで焼かれている安物もたくさん売られているようだけど、誰が見ても本物と偽物は区別がつくくらいに、本物は繊細で軽い。陶器なのに信じられないくらいに軽い。そして裏を見れば、目跡は3つ。これも本物の証しらしいです。

P1010578ちょっと小腹が減ったので、開いているお店で休憩、3時のおやつ。その際、話題に上がったマンタロ~(万太郎みたいだけど menthe à l'eau) を試す勇気ある姉さんたち…。本当に「万太郎」と言って通じるのか試してみたかっただけ???でもJoはおいしいって。Mちゃんは1.5ユーロなら許せるって感じらしい。しかし氷の入ってない水道水で割ったミントシロップって、どう考えてもおいしくないやろ???

P1010585その後、ますます気温が上昇する中、私たちは岩山にアタック。途中にあるノートルダム・ドゥ・ボーヴォワール礼拝堂を目指す。坂道は急で、階段になってる部分もあるけど、長年みんなに踏みしめられてきたせいか、石の表面がつるつる。滑るんです~!足元が悪いから、慎重に歩くせいで疲労も倍増。暑さのせいもあって、礼拝堂にたどりつく前に、心臓が止まるかと思いました(笑)。でも上に登らないと、この絶景は見られないので、頑張った甲斐があるってものだ。と、言う事で、今日2回目のお散歩は往復約3キロのなかなかハードなコースだった。

P1010540ちょうど下に降りてきたころ、雷もなり始めて、小雨が降ってきた。いいタイミングで降りてこれて本当に良かった~!

今夜のレストランは、私の予約メールに返事をよこさなかったお店 les Santons 。昨日のレストランと隣り合わせだ。村には目立つレストランはこの2軒しかなくて、その上今夜は隣のお店はお休みなので、こちらに行くしかない。でもサービスの女の子は感じもよくて、私たちに雨の当たらない、見晴らしの良いテラス席を用意してくれた。確かに注文を取りに来たオーナーらしき男性は、愛想も良くなかったけど、お料理も悪くなかったし、ロケーションも良いし、私は満足。

P1010598前菜にはガンバスの入ったクミン風味のさつまいものスープ。メインはカモのマグレ(ただはちみつのソースは私には甘すぎたけど)+コリアンダー風味のお野菜添え。デザートはクレーム・ブリュレ。

人手が足りないのか、サービスのタイミングはけっこうゆっくり。でも私たちは泣くくらいに大笑いしながら、待ってたので退屈時間まったくなし。時々、他のフランス人の人たちも、何がそんなにおかしいのか???って感じで私たちを見ていたので、ちょっと恥ずかしかったけどね…。

P1010607途中、アレクサンドルとマニュが入ってきて、私たちの近くの席に座ったので、びっくり。でも実は昨日のレストランにもいたらしく、激しく笑い続ける私たちを面白く観察していたそうな。確かに2軒しかないレストランだものね、会うか。久しぶりに子供抜きの2人のデート、楽しんだかな。

今夜は三日月がきれいです。

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le 24 mai 2012

P1000310最初の予定では、ムスティエからディーニュ(Digne)まで車で出て、そこからプロヴァンス鉄道に乗って、ニース(Nice)まで出る予定だった。それが残念な事に、鉄道は一部路線の工事中。全員が大きな荷物を持っての移動なので、面倒くさいことは避けることにして、エクス・アン・プロヴァンス(Aix-en-Provence)からTGVでニースに入ることになった。軽い鉄子(単に空の旅が嫌いなだけ)としてはぜひ一度乗ってみたい列車だけど、またこれも持越し。それはいつかここにまた戻ってこれるって事だね、きっと。

カンヌ(Cannes)を通過するころ、車窓の外は海、そして砂浜、そして水着で寝っころがる人達…異常に近い!こんなそばをTGVが走るってなんか面白い風景ね。写真は全部失敗だったけど…。

P1000319今回のニースのホテルを取るのは本当に大変だった。と言うのもこのシーズン、カンヌ映画祭があり、この週末はさらにモナコでF1が行われる。大きなイベントが2つも重なるため、部屋も不足しているうえ、料金は軒並み2倍!なんとかメインストリート、ジャン・メドゥサン大通りからもそれほど遠くない Hotel Lepante に部屋を押さえたけど、もう2度とこの時期には来ない!

苦労してとったこのホテルは、ちょっと古びた感じで、スタッフも若干ルーズだけど、本格的なアール・ヌーヴォーの建築って所は、少し気に入ってる。私の部屋には小さなテラスもあるしね。

P1000336ホテルのチェックインを済ませて荷物から解放された私たちは、さっそくお散歩に出発。さっき降り始めた小雨も止み、太陽が出て暑くなってきた!途中、アイスクリームを食べながら、旧市街のそばにある展望台を目指す。12年前にニースに来たときには、こんな展望台があることすら知らなかったけど、以前テレビ番組で見て、今度ニースに行く機会があれば、ぜひ上ってみようと思っていた所だった。

階段でも登れるらしいけど、私たちはエレベーターの怠け者コース。このエレベーター、動いている事をまったく感じさせないし、昇っている感覚がまったくないある意味優れもの(笑)そして恐ろしく遅い!!!でもエレベーターの扉が開くと、絶景ポイントはすぐそこ。らくちんです。

P1000354↑新しい一眼レフではこんな機能がついているので、ニースの街をジオラマ風に撮ってみた。なかなか面白い効果!クリックして大きくして見てください。

高台を降りたらもう夕食の時間。行ってみたかったお店は残念ながら小さくて満員(人気ありすぎ)。ガイドブックに載っていた良さ気なお店はなくなっていた。小さな村なら迷うほど選択肢もないけど、ここは大都市。レストランが多すぎて逆に選ぶのに迷ってしまう。おなかも減っていたので、サント・レパラット大聖堂近くで適当に選んで入ったお店は Le Bouchon Provençal。観光客しか利用しなさそうなお店が連なってる界隈。すごく美味しいわけじゃなかったけど、安いしすぐに食べれたし許せる感じのお店でしょうか(笑)。向かいのchez juliette はとても混んでいて、実はこちらに興味があったんだけど、メニューはどこもみんな同じような感じだった。

P1010654食後、マセナ広場を通りながら、ホテルに戻る。12年前にはいなかったと思われる気持ちの悪い光の彫刻(とでも言うのでしょうか?)が、広場にたくさん作られていた。時間とともに色が変わるという代物。しばらく眺めていても、なぜこんなものを作ったのか、ニース市のセンス、理解に苦しむ…。

ニースの街自体はどちらかと言うと嫌いな街。でも今回はニース周辺の美しい集落を巡るために思い切ってこちらまで足を延ばしてみた。私は今日から5泊。みんなは旅も終盤。寂しいなあ…。

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le 25 mai 2012

P1010664いよいよ5月組のみんなとの最終日。まずはニースの郊外、サン・ジャンカップ・フェラ(St-Jean-Cap-Ferrat)、超高級住宅地にあるロスチルド邸を見学。絵画はあまり興味がないけど、こういうお宅拝見は大好き!豪華な調度品、膨大なコレクション、優雅で広大な庭園、いいねえ~、とても非現実的!

お茶やランチが頂けるサロンもあった。時間がたっぷりあれば、お茶でもしながら、おしゃべりを楽しみたいところだけど、次は憧れのエズ(Eze)を目指すよ!

P1000381_2実は、私がまだフランスに留学する前に読んだ南仏の高級ホテルをまとめた本の中で、一番惹きつけられたのは、ここエズにある la Chèvre d'Or だった。特に美しい地中海を見下ろすテラスの写真が印象に残っていて、いつかぜひここに行きたいと長年温めていた小さな夢の1つだったのだ。

村の入り口にある老舗の香水屋さん GALIMARDでお買い物をした後、断崖の上にある憧れのテラスに到着。今日はお天気にも恵まれて、何とも贅沢な眺め!みんなも今回の旅、最大級の歓声を上げていた!もちろん私も!!!

P1010683このホテルの本格的なレストランは、ミシュランでも星を取っているし、私にはホイホイと行ける感じのところじゃないけど、嬉しい事にカフェ部門でも軽食が頂けるのだ。おかげで私たちは、こんな海を見下しながら(↑)、ランチ・タイムとあいなりました~。

私が頼んだのは、このデギュスタシオン。色々小皿もついて、子羊料理もあり40ユーロ。美味しい上にこの絶景料込みだから、どちらかと言うと安いくらいじゃないだろうか。

姉さんたちもここをひどく気に入ったみたいで、今度は泊まりに来たいそうだ。こういう所には優雅にのんびり来たいから、それは2人が定年退職するときやろうか?それはあまりにも遅すぎるから、それまでにまた来ようね。

P1000371名残惜しいけど、ニースに帰らなければならない。まだみんなモノプリで買い物もしたいし、夜はレストランを予約していた。1時間に1本程度しかない路線バスを待っていたら、まただんだん雲行きが怪しくなってきた。ぽつぽつ雨も降ってきたころ、到着したバスはもうすでに満員。私たちはとても乗れそうもないし、ここで1時間、次のバスを待っても乗れるかどうかわからないなら、またタクシーで帰るか…と、さっきのホテルにタクシーを呼んでもらうことにした。

バス乗り場に戻ったら、MちゃんとJoの姉さん2名だけ。どうやらさすがにフランスも繁忙期はバスの数を増やすらしく、すぐに次のバスが来たそうだ。で、若者4名はそれで帰ってもらって、私たち3名は優雅にタクシーでニースのホテルまで帰ったのだった。それにしても、次のバスがすぐ来るなら、どっかにそう書いておいて欲しいわ~。座れなかったらしんどいけど、1ユーロの路線バスはやっぱりちょっと魅力的。ちなみにタクシーは渋滞にひっかかったせいもあり70ユーロくらいかかった…。

P1040434今夜、5月組との最後の晩餐はニースで名を挙げた日本人シェフ Keisuke Matsushima のレストランで。メンバーのHちゃん(お料理の先生)曰く、旅行中で一番おいしかった、との事。さすがにミシュランで星を取った男です。もちろん私もおいしかったけど、一番インパクトに残ったのは→でしょうか。メニューの表紙。(この写真はマスオちゃんから頂戴しました)

帰り際に、サービスの男性から、私たちの料理に対する反応でお褒めの言葉を頂いた。料理が供されるたびに、私たちが喜びの歓声を上げるのが気に入ったらしい…。へへへ、最近の日本人は感情表現が豊かなのですょ。

食後、お祭り騒ぎのようなニースの街をホテルまで歩きながら帰る。旅の終わりはいつも寂しい。私はここに残るけど、みんなとの楽しい時間はいったん終了。天気が悪かったことも忘れて、楽しい思い出だけだ心に残ります…。

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le 26 mai 2012

P1010398日付が変わって出発の日。夜遅くにホテルに戻り、みんなには荷造りの仕事が待っているし、私にはタクシー手配の仕事が残っている。前にも書いたけど、ニースはカンヌ映画祭とF1の影響でタクシーも不足しているのだ。朝の5時にみんなはニースの空港に向かうけど、ここのレセプションは夜中閉まっているし、タクシーは翌日の予約を取らないと言い張るので、自分で手配するしかない。昨日エズに行くときに利用したタクシーの運転手さんはとっても良い人だったので予定を聞いてみたところ、今はなんとも言えないので朝の4時半に電話をしてくれ、との事。とにかくこの運転手さんは朝の4時半までは確実に寝ないで映画祭の送迎の仕事をしているので、絶対に電話には出てくれるらしい。もし自分が来れるようなら来るし、もし来れないようなら絶対に誰か別の同僚をよこしてくれると約束してくれた。だから信頼するしかない。後は、私が寝過ごさないで4時半に電話をするだけ…。

MちゃんとJoの部屋でうたた寝をしながら、ちゃんと4時半に運転手さんに電話をかけて、またあの優しそうな運転手さんが来てくれて、無事にみんなを見送った午前5時。なんだか慌ただしいお見送りの時だった。独り残されるのはいつも、すごく寂しい…。

この風景からスタートした今回の5月組、9泊11日の旅(南仏は6泊)。みんな楽しんでくれたかな。さあ、今から少し眠って、今日は洗濯に行かなくちゃ!明日には2つ目のグループがやってくる…。

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02/06/2012

フランスを大いに移動中

ご存知の方もあると思いますが、5月17日からフランスに来ています。最初は教室の生徒さん6名とパリ3泊、南仏ゴルド2泊、ムスティエ・サント・マリー2泊、ニース2泊。楽しい仲間に恵まれて、笑いすぎて何度涙を流したことか…。お天気は前半悪かったけど、ムスティエくらいから持ち直して、以後南仏らしい暑さにクラクラしっぱなしでした。

ニースで1日、独りの時間を過ごし、翌日からパリの知り合いのAさんのお母さんのグループに同行。楽しいサンパな5人組で、皆さん南仏は初めてと言うことで、何を見ても、何を食べても、わ~っと喜んでくださるので、案内のしがいもあると言うもの。ニース2泊、オランジュ2泊、ゴルドに2泊して今日、パリで無事に解散。

同行者がいた今までは、楽しくて、楽しくて、なかなか独りの時間がとれず、恒例のブログもぜんぜん更新出来てませんが、この期間のことも追々思い出しながら書きたいと思います。

私は今日からフランス西部に向かいます。アングレムで2泊、二オールで3泊、知り合いのおうちでお泊りです。懐かしい人達との再会、楽しみです。

ツイッターは随時更新中。

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22/03/2012

旅じたく

162016_213217045364987_586255109_n春の気配を少しずつ感じる今日この頃。たまたま入った本屋で例のブツを見つけた。Figaro japon パリ特集号だ。これを見ると、スーツケースを出さなきゃ!と、焦りさえ感じてしまう。このずっしりと重いヤツ、今ではすっかり、春の到来を告げる風物詩になっている。でも!でも!でも!阪急さん、実際に私が目を通すページは半分もないので、どうか特集ページの電子販売をお願いします。スマホに入れば持って歩くのも楽ちんだし!

今年は4月にどさ回りに行かねばならないので、5月中旬からのフランス行きとなった。ただ、4月も半分は大阪にいないので、出発の日まではあっという間の事だと思う。楽しみ半分、焦り半分…。

季節をまたぐ長期滞在は、いつも服装のセレクションで悩む。特に日本のように安定した気候ではないフランスなので、色々な状況に対応できる旅行向けのグッズが必要。それに持って行ける重量も限られてるし、有能なものばかりが優先して、残念ながらいつもお洒落は二の次になってしまう。フランスにはなんでもあるけど、やっぱりしょーもないものが案外高いので、できれば持っているものを同伴して、向こうで無駄なものは買いたくないのだ。で、最近は少しずつ持っていく服の数々を頭の中でイメ・セレ中。

新しいものは出来るだけ買いたくなかったけど、今回どうしても欲しかったのは、歩きやすい夏靴。可愛いサンダルやミュールを持っていきたいのは山々だけど、一番必要なのは、1日10キロ歩ける靴。でもウォーキングシューズはパリ歩きには使いたくない。最近ずっとあちらこちらで靴ばかり見て歩いてたけど、欲しい靴がぜんぜんない!こんなに商品であふれているってのに、たった1足の欲しい靴がない!あきらめ気分で立ち寄った大丸で、ようやく一緒に旅をしたいと思えるパートナーを購入。グラディエーター風のブーティ。歩くことを念頭にデザインされているので、履き心地が良い上、風通しも良いし、初夏の南仏から夏のパリで活躍しそう!

P5180226今年の旅は、私にとってもちょっぴり特別な意味がある。今のお仕事を始めて10年目に入ったので、最近良く聞く「自分にご褒美」ってやつだ。普段の私の生活は質素そのもの。去年のフランス行きも我慢して、今年の旅に備えてきた(オンシーズンの南仏の旅はやっぱり費用がかなりかさむから…)。教室の生徒さんや、知り合いのお母さんグループ、旅の仲間を募って、今年は3回にわけて、計2週間半ほど南仏を旅することにした。

そしてパリでは「初心に帰る!」と言うテーマで、留学時代の最初に通っていた語学学校フランス・ラングに少し通ってみることにした。16年前の私とはまたずいぶんと違った視点で、学校生活を送れるのではないかとワクワクしている。フランス語の勉強というよりは、今の仕事に生かせる経験を期待している。

もちろんいつもの通り、知り合いの住む地方も巡る。ノルマンディ、ポワトゥ・シャロント、アルプス…、そしてツールのプロローグを追って、ベルギーへ。そして美味しいものもたくさん食べて、友人と大いに語り…、盛りだくさんの旅になることは間違いない!

定年のない私たち、いつまでこの仕事を続けられるかはわからないけど、少なくともあと10年くらいは続けたい。新しく迎える次の10年に向けて、英気を養える旅になることを祈りながら…、旅じたくを進めます。

p.s. 5月組の皆さん、2年前の南仏の写真を見て気づいたのですが…
5月12日の私は、ハイネックのウール100%セーター(その下はおそらくヒートテック)と、中綿ベストとモッズコートを着ていました。けっこうな厚着です。やっぱり油断は禁物です。そのあともvideoで「寒い」と連発しております…。

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10/07/2011

直島

Sn3s01410001私が初めて直島に行ったのは1994年。こんな草間さんの作品はまだなく、まだ建築を学んでいた余韻が強く残っていた頃だったはず。最初は国際キャンプ場にあったパオに宿泊、そしてその後、安藤忠雄氏設計のベネッセハウス、ミュージアム棟に2回…と、1年の間に立て続けに3回も行ったのだ。

よほど気に入ったんだと思う。オープンしたてのそれらは、今のように一般誌で語られることはまだ少なくて、でも建築雑誌やアート誌が、こぞって特集を組んでいた。当時、まだ安藤作品のファンだった私は、その美しい写真が見せる空間に吸い込まれていた。

フェリーから島が見えてきた時は、若干不安になる。銅の製練所から出る亜硫酸ガスのせいで、緑もまばら。風光明媚と言う言葉からはほど遠い物悲しい風景。でも港から南の島半分は、国立公園にも指定されているほど、穏やかに豊かな自然が広がっている。

P1000946静かな海の音、クラシックな田舎の風景、そして安藤忠雄が創り出した整然としたコンクリートの空間。この非日常的なコントラストに私はすっかり魅せられてしまった。

あれから膨大な時間が流れた。神戸で地震に遭い、パリで暮らし、パリで学び、帰国して今の仕事を立ち上げ、毎日仕事に追われ、それでも毎年フランスに行くことに執心している中で、正直、直島は遠い記憶の出来事になっていた。

でもここ数年、パワーアップした直島の名前を聞く機会も増え、その度に思い返していた。あの幸せな時間を。そして久しぶり行ってみた。相変わらず、普通列車を乗り継ぎ、片道4時間半の旅。

人は増え、施設はますます充実し、レストランもずいぶんと美味しくなってたけど、私の思いは変わらない。今回の旅の仲間たちと心行くまで愉快な話をして、美味しい料理を堪能し、何もしないのんびり旅。そしてまた近いうちに必ず行こうと心に誓った旅だった。他にも素敵なところはいっぱいあるけれど、やっぱり私はここが好き…。

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P1000951今回は大好きなミュージアム棟ではなく数年前に出来たパーク棟での宿泊でした。こちらは全体的に木のぬくもりを感じるデザイン。

神戸にいた頃作っていた個人誌 COMME CI, COMME CA (1994年5月30日発行分)に、直島への最初の旅を綴っていたので、今回の再訪の記念にコピーしておきたいと思います。

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よく晴れた春の連休に、私は小さな旅に出た。目的地は瀬戸内海に浮かぶ島、季節はずれのリゾート地、直島…。

岡山駅から各駅停車の電車に揺られること約50分、宇野という駅につく。そこからフェリーで約20分、三菱マテリアルの製練所が見えてくる。この施設のせいで、この島の緑はあまり豊かではない。フェリーから降り立つと田舎くさい港町の風景が出迎えてくれた。それはこれから目指すリゾート施設のイメージとはずいぶんかけ離れている。資料請求をし、送られてきた美しいパンフレットの中には、こんな風景はなかった。本当に私の求めているリゾートが、こんなところにあるのだろうか…。

そもそも私がここを訪れようと考えたのは、建築家の安藤忠雄氏が手がけたホテル、ベネッセハウスがあるからだった。実は、私は彼の大ファンなのである。彼の考え方や創り出す空間がとても好きなのだ。このプロジェクトを展覧会や作品集で見て、とても興味を持っていた。直感めいたものさえ感じていた。私はきっとここを気に入るだろう…と。

直島文化村は福武書店が開発を進めてきたリゾートプロジェクトで、直島本島の約3分の1を占め、福武のコレクションを展示するコンテンポラリー・アート・ミュージアムを含むホテル、ベネッセハウスと国際キャンプ場、そしてマリーナ等で構成されている。国際キャンプ場の宿泊施設には家型テントとパオがあり、今回私は予算の関係上パオに泊まったのだが、それはそれは快適でユニークな体験だった。

私が訪れた3月は確かに季節はずれだったのだろう。まだ海は冷たく泳げないから人々がここを訪れる最大の目的は果たせない。とにかく閑散としている。走り回る子供たちが数人と、従業員がパラパラ、そして人懐こいごん太(犬)がいるだけである。しかしそれが何よりも私がリゾートに求めるものだ。私の中にあるリゾートと言う言葉のイメージは、決して照りつける太陽の下、汗ばみながら水着で寝っころがる…というものではない。むかし読んだ村上春樹の短編小説の中に出てきた季節はずれのリゾートホテル、長期滞在者のための図書室があり、人がいない。雨ばかり降り退屈なので図書室へ行き、そこで風変わりな女性と出会うお話し。または映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でデニーロが初恋の女性を連れていく高級ホテルのシーン。貸し切られた豪華なホテルのレストランで、自分たちだけのために与えられる洗練されたサービスを満喫する。ためいきが出るようなリゾートぶりである。まあ、私に味わえるリゾート感はせいぜい村上春樹の小説どまりであるのだが…。.私ならリゾートでは何もせず、精神を解き放つことのみに専念する。唯一することは、用意された食卓につき、美味しいものを食べることのみ…。

P1000958この直島での時間は信じられない程にゆっくりと過ぎて行った。文化村と言ったって、自然以外に何もあるわけではない。お金を使って遊ぶ所などないに等しい。福武書店の企業哲学であるらしい Benesse とは「よく生きる」と言う意味のようだが、この精神は文化村のコンセプトにも十分に反映されているようにも思う。何もない、その事に価値を見いだせる人でないと、ここの良さは分からないだろう。知った人のいないこの土地の、誰もいないプライベートビーチで、まだあまり高くない太陽に照らされてきらきら輝く海をただ見つめているだけの事が、こんなにも豊かな気持ちを与えてくれるのだ、と再確認をした。私だけのリゾート…。

写真家、緑川洋一が撮り続けたこの瀬戸内海をこんなにもゆっくりと見つめたのは初めての事だが、とても日本的で、禁欲的な美しさを感じた。彼のスタイルはあまり好きではないのだが、彼のこの風景への愛着は理解できるような気がする。

おみやげは海辺で拾った小さなアサリの貝殻が3つ…。

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当時撮っていた写真はスライドでデジタル化してないのと、今回はお天気に恵まれなかったので、お見せしたいもの2つをサイトからお借りします。

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大好きな風景 瀬戸内海に浮かぶ大槌島 直島から

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お気に入りのミュージアム棟 ベネッセハウス

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11/12/2010

南仏プロヴァンスの12月 その4

P1000471昨夜は随分と早く眠りにおちたようで、夜中何度か目を覚ました。パキっと目が覚めた朝の4時頃、その時に、あんなに強く吹いていた風の音がまったくしない事に気付いた。もしかして今回のミストラル終了???

せっかく気持ち良く目が覚めたので、本を読みながら夜明けを待った。毎日、カメラを向けた夜明けだけど、今日は一段と遠景のグラデーションがきれい。それにしても本当に嘘のように風はやみ、木々の枝もまったくと言っていいほど揺れていない。まるで台風の目にでも入ったようだ。

P1000473今日もお1人様席で健康的に朝食を頂き、ウェンディとも楽しく話をして、お宿の精算も済ませて、荷物をまとめた。大好きな青の部屋にもしばしのお別れを告げる。さあ、いよいよ出発の時。

アレックスが約束通り11時に迎えに来てくれた。一家全員でお見送りをしてもらってお別れのビズ。ちゃんと休んで元気になってね!と手を振り、2012年の再会を約束。1年4ヶ月なんて、ずっと先のようだけど、毎年のようにきっとあっという間なんだろうな。

あ~、もうお店もレストランも開いてなくていい。ずっと南仏にいる旅にすれば良かった。パリに戻るの嫌だ…なんて思っている私がいる。12月のリュベロンはいらないものを全部そぎ落とし、素朴さだけがさらに際立つ。そしてそのいでたちがますます私の心を惹きつけた。やっぱりいつかは必ず住んでみたい場所…。

P1000503休日モードのゆる~い感じのアレックスはまだ小さい下の子レニー同伴で登場。土曜日も奥さんがお仕事なので、今日はアレックスが見るのだ。再会を楽しみにしていた上の子ユーゴーは家の駐車場でお母さんの運転する車に足をひかれ(なんと!)足をケガしたばかり。当分ギプスは外せないそうだ。と、言う事で今回は会えず残念!小さいレニーは、私が話しかけると笑いながら顔を隠して絶対に返事をしてくれないのに、アレックス曰く前回私が帰った後、列車を見るたびに mika、mika と言ってくれてたらしい。光栄な事に私の名前を覚えてくれた上、列車の中に住んでる人って思ってくれているらしい(笑)今回はほっぺにチュウはしてくれたけど、まだまだ笑って顔を隠すばかり。ちゃんと言葉でコミュニケーションをとれるのはもう少し先になりそう…。

P1000492今日のプログラムはもうアレックスが決めてくれていた。mikaはまだ行った事がないって言ってたでしょ?と、野性味あふれるカマルグの地に向かう。今日は天気が良いので、まずサント・マリー・ドゥ・ラ・メール(les Saintes-Maries-de-la-Mer)に行き、地中海の砂浜でピクニックをする。途中、大型ショッピングセンターに寄ってお昼の買い出し。さっき、たらふくパンを食べたばっかりなので、サンドイッチ1つで良いと言う私にアレックスもビックリ。

ミストラルがやんだおかげで、気温も上がった。初日のアヴィニヨン程ではないにしても海辺で食べるのには問題なし。太陽の光を浴びてキラキラする水面。12月の半ばにさしかかって海辺で食べれるってのは、やっぱりラッキーなんじゃないだろうか。レニーは久しぶりの砂浜でおおはしゃぎで、ゴロゴロ、ゴロゴロどこまでも転がっていく。破天荒な天使ちゃんは全身砂まみれで、私なんてどこから手をつけていいのかわからないくらいだけど、親はタフで慣れっこ。この写真、反町のCMみたいに、男同士の親子の図って感じで撮ってみた。

P1000504いつもアレックスの子供に対する態度を見ていて感心するのは、一つ一つ、子供の発する音に言葉で対応する事。レニーなんて、まだちゃんと話も出来ないわけで、泣いたり、ぐずったり、笑ったり、それが主な行動。それに対してどうしてその態度が良いとか悪いとか、ちゃんと言葉で説明するのだ。2,3度注意しても駄目な時は容赦なく叱るし。まあ当然と言えば当然なんだけど、日本の親よりもその発言が明確で言葉数が多いような気がする…。言葉で勝負できる国民性はこういうところから作られるんじゃないだろうか、きっと。

P1000488サント・マリー・ドゥ・ラ・メールの街中は閑散としているけれど、ゴルドよりはお土産物屋さんも開いている。そしてジプシーもひっきりなしに、私の手相を見てやると言いよってくる。アレックスがその度に「彼女はフランス語わからないから」と追っ払ってくれた。

教会は上に登る階段が閉鎖されていて残念だったけど、地下はオープン。有名な黒い人形サラは見る事が出来た。この人形も5月と10月の巡礼祭には外に担ぎ出され海に入っていく事になる。

その後、カマルグの湿原地帯を1周した。海と見間違うような大きな沼沿いには有名なカマルグの白い馬や野生のフラミンゴ、この辺りで飼育されている雄牛などなど。その風景は前に訪れたイル・ド・レにも似ている。まっ平らなその大地は自転車で走るのも気持ちがよさそう…。また次回の滞在が今から楽しみ。妄想ばかりが膨らみます!

P1000518塩田で有名なサラン・ドゥ・ジロ(Salin-de-Giraud)も通過したけど、やっぱり塩の山は見られず。これもまた次の旅でぜひ。

なんと今日の走行距離、彼らの家から私のゴルドの宿、そこからカマルグ周遊、そしてアヴィニヨン駅…と、全部でゆうに300キロ以上走った事になるらしい。すごい距離です。前夜まで泊まりの仕事で疲れていただろうに、アレックスにも心から感謝!

P1000523_2後ろ髪引かれる思いでTGVに乗りこむ。まるでシンデレラのカボチャの馬車のよう。2012年はできるだけ長めにリュベロンに滞在しよう。そんな事を思いながら日常生活に戻っていきます…。

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10/12/2010

南仏プロヴァンスの12月 その3

P1000374朝の4時半頃に目が覚めた。5時半ごろにはウェンディが用意してくれた簡易朝食会場にみんなが集まってきた。もうすぐにお迎えの車がやってくるので慌てて一人一人の旅の感想メッセージを撮影。ほぼ暗闇だったけど…。

今回はみんな初めてのリュベロンだったし、軽く挨拶したって感じだろうか?また来たい!ってみんな声を揃えて言ってくれた。今度はもっといい季節に、また一緒に旅をしましょう!!!

いつもみんなの乗る車を見送る時、一抹の寂しさを感じる。やっぱり関西弁でしゃべりまくれるって楽しいし、みんなと一緒だと旅特有の高揚感を味わえる。それが終わるってのは、寂しい。でも大きなトラブルなくみんなを見送れてほっとする気持ちもあるし、さあこれからフランス語に頭を切り替えて、フランス人との時間を楽しむぞ!と言う気持ちにもなり…、いつも複雑。今回は特に、空は青いけど閑散としているヴァカンス地に、ポツネンと独り取り残される感があり、寂しかったなぁ。

P1000386部屋に戻り、もうひと眠りして日が昇る頃再び起床。10時頃サロンに行くと、私1人分の朝食の準備がされていた。もうここに来るのは7回目だけど、宿泊者1人ってのは初めて。寂しい半面、なんだかとても贅沢な空間でもある。今日もミストラルは吹いているけれど、空は本当に真っ青で、サロンに差し込む光もとても美しい。写真を何枚でも撮りたくなってしまう。

それにしても今日の寒さは半端ではない。お庭の水場が完全に凍ってる。それでもこの青空につられてか、寒いのが嫌いなマックス(ここの猫)も顔を出していた。

P1000389ウェンディは今日もつらそうだけど、笑顔でコーヒーを持ってきてくれた。私が1人で気を使ってくれてるのか、いつもより雑談の時間が長い。結局、座り込んで話し込んでしまった。シーズン・オフの今、敷地内では新しい部屋の建設が始まっていた。1つは少し大きめのお部屋になりそう。ベルギーから長期で家族が来た時なんかにも使いやすいものになるそうだ。新しい隣人との話し合いも続いているようだ。今日も11時からやってくるのだと言っていた。いずれにしても工事はだいぶ遅れが出ているようで、春のシーズン開始には間に合わないかもしれない。

P1000402私はのんびりと朝食を頂いた後、暖かい青の部屋の窓辺でうとうとしながらひなたぼっこ。それはそれはなんとも言えない気持ちの良い時間。今夜は1人だし、村で何か食べて真っ暗な夜道を1人帰るのは嫌だったので、何か簡単なものを買ってくる事にした。その分お昼に何か暖かい食事をしたかったんだけど、あまりにくつろぎ過ぎてしまって、村に着いた時にはデジュネの時間は終わってしまっていた…。仕方がないので先日夕食を頂いた高級ホテルの光あふれるサロンに陣取り、例のサービスの男の子とおしゃべりしたり、午後ティーを頂きながら今までの旅を振り返りながらメモをとったり、友人に絵葉書を書いたり…そんな事をしている内にあっという間に日が傾き始めていた。

P1000432こんなに有名なゴルドの村でも、観光客向けのお店としては有名な蜂蜜屋さん le Miel Peyron が開いているだけ。その他は数少ない住人のために、カフェ、ミニ・スーパー、郵便局、薬局、雑誌屋、そしてパン屋(兼お菓子屋)が、かろうじて営業している。私は在庫寂しいパン屋さんで、お惣菜パンをいくつかと、ウェンディんちへのお土産にいくつかお菓子を買い求めた。お宿への帰り道、ゴルドの村を見ると上半分だけ、夕陽を浴びて黄金色に輝いていた。あまりに美しすぎて、友人に電話をしてしまったほど。ミストラルは昨日にも増して強く吹きつけ、まっすぐ歩くのさえ大変だったけど、すれ違う人も車もなく、風の音しかないこのゴルドの村を独り占めしているかのようなこの瞬間は、やっぱり無理をしてもここに来て良かった…と改めて思わせてくれた。

P1000440いったん部屋に戻って大きなベッドにゴロっとしたとたん、また深い眠りに落ちてしまったようだ。気付くと1時間ほど寝ていたようで、辺りは真っ暗になっていた。サロンに下りると、再び私用にテーブルがセッティングされていた。物音を聞きつけてウェンディが出てきてくれて、またあれこれと世話を焼いてくれる。そしてまた朝の続き…、朝よりもさらにじっくりと話をした。私がここに通うようになってもう6年。シーズン・オフでお客様が少ないからこそ、持てるこういう時間も悪くないわね。いつも親切で優しい彼女だけど、今回、女同士の内緒話も色々して、より近しい存在になれた気がする。

P1000441ここをカミュ夫妻から買い取り新しい生活を始めて5年。その間に2人の子供を出産して、彼女の生活は劇的に変わったと思うし、毎日ゆっくりと考える暇もないほど忙しかったのだと思う。私も教室を始めて最初の頃はまったく余裕がなかった。仕事の大きさも内容も違うけれど、そのあたりの大変さは理解できる。その上、手のかかる小さな子供が2人となれば、それは私の想像を絶する大変さだろう。今はこの5年間の疲れがどっと出てくる頃なんじゃないだろうか。ゆっくり休んで、また本当に元気になった彼女に会いたい。

でも、クリスマス休暇にはベルギーから親戚が集まるそうで…。彼女が心から休める日はあまりないのかな…。

今年最後のゴルド 大快晴
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09/12/2010

南仏プロヴァンスの12月 その2

P1000275朝、7時に起床。身支度をしていると7時半頃から少しずつ太陽が昇って来た。部屋にジワ~っと光が差し込んでくる。(写真は7H40頃撮影、青の部屋から)

プチデジュネは9時にサロンで集合。みんなでお喋りしながら、いつもの盛り盛りのパンをのんびりと食べていたら、あっという間にお迎えが到着する時間だった。

リュベロンに来るのが初めてのみんなには、やっぱり一番典型的な村々を紹介したい。お店はぜんぜん開いてなくても、今日はパリのお天気が嘘みたいに雲ひとつない快晴。みんなもこの季節、青い空を拝めないと諦めていたようなので、お天気が良いだけでみんなの気持ちまで晴れ渡っていた。ただ1つ問題はミストラル。雲をみんな遠くに追いやってくれたのは、この土地特有のミストラル。まただ…(笑)

P1000287_2ゴルドの近くにあるセナンク修道院を見てから、1時間ほど車を飛ばしてルールマランに到着。村の入り口にあるブランジェ+パティシエでみんな1つずつショコラを購入。春にここに来たときはテラス席でカフェとクロワッサンを頂いてその安さに感動したんだった(+鼻もつまっていた)。今日は誰も座る人がいない。

ちょうどお昼時で、わずかに開いているお店もその扉を閉めようとしていたその時、NHさんが素敵なバッグを発見。店主に中に入って見てもいいですか?と聞くと無愛想だけど良いと言う。入ると”くた”っとした感じの皮の手ごろなポシェットがあり、私も迷わず購入。Tちゃんもマフラーとボネを購入。もちろんNHさんの目を引いたバッグも引き取られて行った。閑散期の売り上げに少しは協力できたでしょうか?マダム。

P1000317_2さすがにルールマランはゴルド級に有名なので、すれ違う観光客が数人…。あとボニウ、ラコストと周り、村のいぬ・ねこに挨拶。そしてメネルブでワインの試飲。エマニュエル夫人のシリーズ等を手がけた有名な映画プロデューサー、イヴ・ルッセ=ルアール氏が持つ Domaine de la Citadelleを訪問。すると、なんとご本人がホールにいて、色々と説明をしてくださった(95年からはメネルブ村の村長さんでもある)。大阪のワイン・ミュージアムとも交流があったようで、ポスターが貼ってある。私達はここ(大阪)から来ました!と告げると、さらにご機嫌に館内の説明をしてくれて、受付の女性に「貯蔵庫と栓抜き博物館も見せてあげて」と言い残し、去って行った。今でも2年に1度は日本に行くそうでかなりの親日家。こんな大物に会えるとは、映画ファンの私としてはワインが飲めなくてもラッキ~でした。

P1000319_2南仏で人気のロゼは完売。でもこのドメインの自慢は赤。でもみんなが気に入ったのは白。N組のNさんが「今夜の夕食時に飲みましょう!」と1本購入。さあ、家路を急ぐよ!

ゴルドの村で車を降りる。N組のMさんとKさんは夕べの☆☆☆☆☆でシスレーのスパ。今回の旅行最後の夕食前に女度アップを目指す。残りの私達はホテルのサロンでほえ~っとくつろぐ。たっぷり2杯分は入っている濃厚なショコラー・ショーを頂きながら、旅の終わりを思った。1週間て本当に早い。私よりも密なプログラムをこなしていたみんなにとっては充実した1週間だったかもしれないけど、せっかくこんな遠くまで来てるんだから、せめて2週間は楽しんで欲しい…と、いつも思う。GWをずらしても何の意味もないんですよ、政治家のみなさん!誰に遠慮することもなく、後ろ指刺されることもなく、同僚達と協力し合いながら、確実に有給休暇を取得できるような社会でないと。そして会社にそれを強いる法の整備が必要。私ももっとみんなと一緒に旅をしたい…。そしてパートナーとも…。

P1000321_2相変わらず痛々しい感じのウェンディだけど、それでも笑顔で夕食のおもてなしが始まった。でも、スパ組の2人が戻らない。どうやら、シーズン・オフのせいかスタッフ不足で、思うように事が進んでいないらしい。19時にアペロ開始でお願いしていたので19時半ごろにはお料理が運ばれてくるし、ウェンディの体調を考えると、これ以上待たせられない…。早く食べ終わって、早く仕事から解放してあげよう…と、苦渋の選択。その場にいた4人だけで食事をスタートさせた。みんな揃っての最後の晩餐になるはずだったので、ちょっと残念。

P1000335_2お料理はアミューズにグリシーニと生ハム。前菜はズッキーニのスープ、メインはみんなの好き嫌いの少ないポークにきのこのブラウンソース+手作りピューレ。そしてデザートはタルト・タタン。メインが運ばれてくる頃、ようやくスパ組も帰宅。前菜を逃してしまったのは、本当に残念だったけど、スパの経験はそれ以上に贅沢で快適なものだったみたい。2人とも大満足。だんな様のミゲルが作るお料理は、いつも素朴で誰もに好まれる優しいお味。ズッキーニのスープ、私はおかわりまでしてしまった!

明日の朝、みんなは5h45にここを出発する。マルセイユ空港でパリ行きの飛行機に乗るためだ。マルセイユまではここから小一時間はかかる。いつもは出発の朝にお支払いをするのだけど、今回はそれが無理なので、夕食後に済ませることに。そして、みんなの中で一番フランス語が上手なMさんがウェンディに「mikaのお夕食分は私達が払います」と bonne surprise ! またみんなに気を使わせてしまいましたね。この場を借りて、どうもありがとう。楽しいみんなと旅が出来て私もとても嬉しかったです。

P1000353_3あの美味しい朝ごはんが食べられないのが気の毒で、ウェンディに何とかならないかな???と前もってお願いしておいたら、簡単な朝ごはんを夜のうちにセッティングしておいてくれた。しんどい体で、どうもありがとう…。

みんなは、荷造りに余念がない。私はNHさんとTちゃんのオンクル・ジュールで夜更かし。荷造りが完了したところでN組を訪問すると、ちょうど眠りに落ちたところみたいだった…。みんな、おやすみなさい。私も少しだけ眠ります。

あ、そうそう。私が昔、ボニューの村で見た満点星空には少し劣るけど、この日の星空もまんざらではなかった。きっとミストラルが空中のありとあらゆるものを吹き飛ばしてくれたお陰なんだろう。ただ、寒くて寒くて、5分もじっとはしてられなかったけどね…。

今日のゴルド 快晴
P1000299_3_2 

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08/12/2010

南仏プロヴァンスの12月 その1

P1000227記念すべき10回目のリュベロン、大好きなのは春の旅だけど、今回初めての12月。去年は真冬に30センチも雪が積もったと聞いてたのでちょっと恐れながらの訪問だったけど、なんの、なんの、12月でもやっぱりちゃんと太陽が私達を迎えてくれた。(天気が悪そうな写真は色調をいじっています)

いつものように早朝のTGVに乗り込みリヨン駅を出発。予定では10h24にアヴィニヨン駅に到着予定だったけど、途中列車が止まってしまい結局1時間半ほど遅れて到着。昨日に引き続き、乗り物の難?原因は前のTGVが故障して立ち往生していたため。まあついてないけど、私達の列車じゃなくて良かった。

P1000222実は今回、残念なお知らせが続々と届いていた。私がいつもお世話になっているゴルド村のお宿 マ・ドゥ・ラ・ボーム(Mas de la Beaume) のオーナー、ウェンディが体調を崩し、急遽検査入院をすることになったのだ。だから私達の到着時にお迎えが出来ない&だんな様だけでは大変なので木曜日の夜の ターブル・ドット(table d'hote お宿で夕食を出すこと)が出来なくなった…と。そして、いつも車での移動でお世話になっているアレックスは泊りがけの大きな仕事が入ったために、すでによそに行っていて、私達を駅で迎えてくれるのは5月にも来てくれたファブリス君らしい。大切な2人をみんなに紹介できないは本当に残念だけど、どちらも仕方のない理由。アレックスの場合は基本的には1人で仕事をしていて、仕事が重なった時に人を雇うわけだけど、大きなイベントの仕事は絶対に受けなければならないし、泊まりになるような長時間の仕事は、人を雇うと支払う分も多くなるから自分で行くしかないのだと前から言っていた。私も自営業の端くれなので、そういう事情はよくわかる。ただでさえお友達料金でサービスしてもらっているので、無理は言えません。でも私がパリに戻る最終日は家に戻れるので、どこか案内してくれるそうな…、それは嬉しい話だけど…。

とにかく始まった今回のプロヴァンス。一緒に来たみんなと楽しめたらそれで良い。

P1000196_2最初に散策したアヴィニョンでは街の中心地、オルロージュ広場に大きなクリスマス・マーケットが出ていた。ここで気になっていた Provence Lavandes を奮発。プロヴァンスの伝統で母親が嫁ぐ娘に手作りして贈っていたという素敵なデコレーション。編みこむリボンの価値で随分値段が違う。ラヴァンダンの花の部分を内に折り込んだマラカスのような形が基本形。香りが弱くなれば、丸い部分をパフパフっと押してやれば良いそうだ。香りがまったくなくなってもエッセンスをたらせばまた復活。半永久的に使える香りの置物です。

P1000197_2アヴィニヨンは南仏でもかなり大きな都市。それが驚いたことに、教皇庁(Palais des Papes)の前の広場に人っ子一人いない!シーズン初頭の4月でさえ、ここには人があふれているのに。まるでこの世の終わりのよう。私達6人の貸切状態だ。ある意味とても贅沢な空間。アヴィニヨンでこれだったら村々は店も開いてないのだろう。浪費しなくてすむけど(笑)

案の定、次に訪れたルシヨンは街の中心にある薬局以外、全部店を閉じていた。そんな中唯一開いていたのは、私がいつも立ち寄る雑貨店。可愛いお姉さんと少し話をしながら、いつものラヴェンダーの香りの缶詰をお土産に買い求めた。お店が閉まっていても、景色の素晴らしさは変わらない。初めてリュベロンにやってきたみんなは、あちらこちらで感嘆の声を上げていた。

P1000203_2今日はダウンコートも要らない奇跡的な16℃。そして快晴。フォトジェニックな村のあちらこちらを心行くまで散策して、次のラヴェンダー美術館(Musée de la Lavande)へ。日が暮れる前にお宿に到着したかった私達は1時間は少なくともかかると言われた見学はやめにして、ブティック内でラヴェンダーのミニミニ講座を受ける。その後はお待ちかねのショッピングです!ここには欲しくなるものばかりが並んでいる。これから1年以上はここに来られないので、私もその間楽しめるようにたくさん商品を買い込んだ。

なんとか日が沈む前にゴルドに到着。お宿の手前にある絶景ポイントで1日目のゴルドを撮影。やっぱりここに来るとみんな大興奮です。撮影はなかなか終わらない…(笑)

P1000233宿について車から荷物を下ろしていると、なんとウェンディがいつもの笑顔で出迎えてくれた。痩せて疲れきった顔はしているのだけど、いつもの満面の笑み。再会のビズをしながらも「え~、なんでここにいるの?体、大丈夫なの?」と私。入院の準備も万端に病院に行ったけど、とりえあずは様子を見ることになったそうだ。彼女も「mikaが遠くからやって来るのに、なぜ今入院しないといけないの???」と悔しく思っていたから戻ってこれて本当に良かったと言ってくれた。「私がいるから、明日の夕食も大丈夫よ!」と彼女。無理はしないで欲しいけど「大丈夫!」と言い張る彼女…。

P1000262_2ウェンディと共に1つ1つのお部屋を訪問してから、みんな荷物を運び込んだ。今回はブルーの部屋にした。ラダシエールも好きだけど、素晴らしい眺めがある分、やっぱりこの部屋が一番好き。2人ならフェリシーもいいな。部屋の扉を開けると、いつものようにむせ返るようなラヴェンダーの香り。自分の家ではここまで香りをつけるのは少し勇気がいる。この深い紫色の香りを嗅ぐたびに、ここへ帰ってきたことを実感するのだ。

N組はフェリシー。N組のMさんはお隣のオークル。NHさんとTちゃんはピジョニエの予定だったけど、水漏れのため現在工事中⇒オンクル・ジュールに変更。でもどの部屋も個性的でプロヴァンス色満載、みんな気に入ってくれたみたいです!

P1000246ゴルドはここらの集落の中では大きいほうだ。観光客も多いし、商店も多い。でもここでもお店はみんなほぼ壊滅状態。気持ちの良い青空が広がり、今日は気温も高い分、このひと気のなさに違和感を感じる。世界の果てに取り残されたかのようだ。車のない私達はやっぱりゴルド内で食べるしかないので、今夜唯一開いている村の☆☆☆☆☆ホテル La Bastide de Gordes へ。アペリティフをサロンで取りながら優雅な雰囲気に浸る…のはいいけど、暖炉の火が気持ちよすぎて、みんなとろ~っと眠たくなってしまった。お腹は減ってるけど、今すぐにでも気持ちの良いベッドに体を沈めたい気分。

(17時48分に撮影した青の部屋からの眺め)

P1000250お料理は62ユーロのメニューが1つ。もしくはアラカルトで頂くことになる。心なしか以前よりお料理の盛り付けが華やかで美しくなった気がする。シェフが変わったんだろうか?お味ももちろんホテルの格式に負けないくらいに美味しい。ただ、みんな眠たくて眠たくて、あまりそれどころではなかったんだけど…(笑)それにしても見て!この贅沢なフォアグラの量を!日本じゃ考えられない!!!

デザートを前にNHさんの体調が悪くなるハプニング発生。でもサービスの男の子がとても親切で本当に助かった。帰りはレセプションの人に泣きついて車を出してもらうのに成功。やっぱり何でも言ってみるものです。

P1000256リュベロン1日目の夜、こんな素敵な部屋にいると言うのに、私は眠い目をこすりながら手洗濯。LISMOでお気に入りのジャズを聴きながら…。でないとここにはTVもラジオもインターネットもないから…。

(左、見えにくいけどポワレされたフォアグラ2段重ね、これが前菜)

P1000258今夜のメニュー
アミューズ ナスのファルシ
前菜 このフォアグラ・ポワレ
メイン ドラド・ロワイヤル(鯛の一種)のロティ+リゾット
デザート マロンクリームのアイス、ショコラ+柑橘系ソース

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07/12/2010

Bruxelles

P1000144_2今日は2006年以来、久しぶりのブリュッセルへ日帰り遠足。みんなとは北駅でRDV。私達が予約したタリス号が技術的な理由で20分ほど遅れて出発することは、数日前にメールで連絡が来ていたけど…どうやら牽引車が故障して、次に出発する列車に引っ張られていくらしい。牽引車ってそんなに余分がないのかい?数日もこんなことしてるなんて…。2つの列車が同時に出発するわけで、同じ車両番号も2つ(ただし列車番号は違うけど)。ホーム途中で乗り込もうとしたら係の人に、あなた達のは一番奥よ、と言われて凍りついたホームを走る走る。

ブリュッセル・ミディ駅に到着してから、みんなで頭を悩ませたのは地下鉄とトラムの地図。前もそうだったんだけど、普段地図にはめっぽう強い私もここではまったくの無力。路線図が超複雑なのだ。何回も来ているブリュッセルだけど、いつも日帰りの短い滞在で路線図が頭に入ったことは一度もない。みんなで力を合わせてなんとか最初の目的地、グラン・プラスからもそれほど遠くない老舗のビア・カフェ??? A La Mort Subite (7 rue Montagne-aux-Herves Potageres) へ。昔のままの店内装飾が素晴らしい!ベル・エポックです。

P1000143今回は私をのぞいてみんな呑み助さんが揃っているので、ブリュッセルでは有名なビールを飲みまくるぞ~と張り切ってここへ来たのだ。でも…予想を超える寒さでみんな1杯飲むのがやっと。おとなしく飲みやすい白ビールを注文して、あてにフリット(フライドポテト)を…と思ったら、パリのカフェならどこにでもあるフリットがな~~~い。フランスにはフリットばかり食べているベルギー人を馬鹿にするジョークまであると言うのに、な~ぜ~???

後日談:ベルギー人の友達に聞くと、フリットは屋台などで買って歩きながら食べるのが主流。お店にはないそうだ。イギリスのフィッシュ&チップスと同じのりなのね。

P1000148メニューにはオムレツとサラダしかない。野菜をみんな食べたいのだけど、この寒さで生野菜はあまり欲さない。で、みんなでオムレツを注文したら、こんな想像外のフォームで供された。フランスとは違うことが色々あるとは知っていたけど、今日はさらに発見の連続。パンは正直まずい。バターではなくついてるのはマーガリン。でもおなかが減っているとなんでも美味しく食べれるものです。

みんな外の寒さがわかっているので、もうずっとここにいたい気分だけど、頑張っておでかけ。でもその前にこのメゾンのスペシャリテ、グーズ(だっけかな?)にN組が挑戦。ビールも醸造段階で色々な名前に変わるらしくて、これはかなり酸っぱいのが特徴。正直、おいしくないそうですょ。まあ、これも経験ってことで…。

P1000158その後、みんな揃って Musée Horta (25 rue Americaine)へ。大好きな建築家ヴィクトール・オルタの自邸でアール・ヌーヴォー建築の傑作の1つ。前に来たのはいつだろう。もうずいぶん前になる。大規模な修復工事を経て、なんだか見学するのも大変になった。全部荷物を預けなければならないし、写真の撮影も出来ない。でもみんなにブリュッセルのよき時代を少し感じてもらえたかな???

その後、トラムに乗ってグラン・プラスを目指すも、故障…途中で全員降ろされて、私達が乗っていたこのトラムは、別のに引っ張って行かれた…。今日は乗り物の難?

P1000166_3街中にあるすべての水分が凍りついている。街もどよ~んとグレーで、空気が冷たいのが目でもわかる。とても散歩って感じではないのだけど、こんな種類の寒さはもはや大阪では味わうことが出来ない。それはそれなりに楽しい私です。なんか子供の頃に戻ったみたい。

明日、南仏に早朝発つ私たちなので、パリに戻るタリス号は早めに予約しておいた。それまで自由行動。私はタンタン・ブティック(13 rue de la Colline)に行って、パートナーへのお土産を買い求めた。新しくなったタンタン・ブティックは明るくて広くてきれい。タンタン・ファンの聖地です(私はミルウのファンだけど…)。

17時20分にグラン・プラスで再集合。それがすごいことに20分からグラン・プラスの建物のファサードでイリュミネーションのショーが始まった。音楽と映像の演出。しばし見とれる。それにしてもちょうど始まるなんてラッキーだ。やっぱりついてないことと、ラッキーなことって交互にやってくる。こうしてバランスが取れてるんだなぁ。

P1000172今回行きそびれた眺望も素晴らしい楽器博物館の素敵なサロン・ド・テ。ここでお茶するのは次回に持ち越し。2012年の旅で、また来れるかな?

パリに到着したのは20時。私は遠くに住むことになったので、今夜のレストランは欠席。みんなのお宿のすぐ前にあるところを予約しておいた。ここ、美味しいからぜひ行きたかったのに…。残念。私はおとなしくバスに乗って帰路に着く。おうちに帰る前に近所のモノプリへ。

やっぱり夜、暖房が切れてしまうと寒い。寒くて目が覚めたほど。外がこれだけ寒いのだから仕方ない…って事で、引越し以来、激安暖房器具を探していたのだ。今夜寄ったモノプリには2台小さなファンヒーターが残っていた。19ユーロ(約2000円くらい)、安!!!ピンポイント暖房の代物だけど、2000Wあるので、なんとかなるでしょう。とりあえず希望の品をゲットしてホクホクの私はおうちに戻って、旅の準備をします。初めての冬のプロヴァンス。どんな感じだろう。楽しみです。

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