平成から令和へ。
なんか色々と感慨深い。いつも昭和の人間やと仲間内で言っているけど、自分の力で立ち、生きてきたのは平成でした。初めてのヨーロッパ、就職、阪神大震災、渡仏、留学生活、教室立ち上げ、様々な出会い・・・人生のほとんどの大事は平成と共にあったのです。
昭和天皇の時とは確実に違う、メディアや人々に追いかけられ、その目にさらされ続ける生活、それを嫌なお顔も見せず、微笑みをたたえながら公務をこなされるお二人の姿に心を打たれる事しばしばです。皇室フリークでなければ知ることもないあのハードスケジュール、頭が下がります。
先日、フランス人の文章書きの友人に、日本人にとって天皇とは?と聞かれた。昭和天皇に思う事は正直何もない。天皇が神であった時代は終わっていたし、今ほどワイドショーで取り上げられることもなく、ほとんど人間性を知る機会がなかったからだ。
平成天皇は、おそらく多くの人から好かれ、良き人としてのお手本を見せてくれたような気がする。天命を受け入れ誠実に生きる…。いよいよ、新しい時代の幕開けですね。
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