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13/04/2017

渡瀬恒彦を思う

Img_4 4月12日「警視庁捜査一課9係」の第1話を見る。普段、自ら見ることがないタイプのドラマだ。12シーズン目の初回。重要な役どころの渡瀬恒彦さんは先月亡くなってしまった。ドラマの冒頭シーンに普通に出ていたし、亡くなってしまったなんて、とても信じられない。

日本映画にそれほど詳しいわけではないけど、映画は子供のころからそこそこ好きな方で、中学1年の時、激しく心を奪われた1本は、相米慎二監督の「セーラー服と機関銃」。中年後期になった今でも、これが人生の大切な1本である事に変わりはない。

当時、テクノロジーは今ほど進歩していなくて、まだCDも一般化していない時代。ネットで情報を検索することもできなかった時代。数か月後にTVで放映されたところで、それを録画する術もないような、そんな時代。そんな時代に、この映画を好き過ぎた私は、何度も映画館に見に行ったのはもちろんの事、LP版オリジナルサウンドトラックを買い、そこに収録されていたたくさんのセリフを自ら文字に起こして暗記していたくらいだ。セリフを聞いているだけで、そのシーンは目に浮かんだし、LPが擦り切れるほど繰り返し聞いてもまったく飽きないくらい、この映画に完全にのめりこんでいた。今見ると少々粗削りなところがあったとしても、作り手の意欲も現場の緊張感もがんがん伝わってくる、13歳だったけど、13歳の私にも、これが後世に残る傑作であることが感じられたんだと思う。

Img_3 その映画に出演していた渡瀬恒彦さん。撮影も公開も1981年の映画だったので、渡瀬さんは撮影時37歳。現在の私よりもずっと若いわけだけど、13歳の私にとっては、すごい大人。当時、音楽中心の生活だった私の好きなミュージシャンはだいたい20代~30代。その人たちも私にとってはかなりの大人だったけど、37歳で役者の渡瀬さんはさらに大人で、ミュージシャンとはまた違った種類の大人の色気があったように思う。とにかくカッコ良かったのだ。その頃は、まだ特に好きな俳優さんていなかったと思うので、それを考えると、カッコいい役者として初めて意識をしたのは、もしかすると渡瀬さんだったのかもしれない…と思う今夜。

「セーラー服と機関銃」がむしょうに見たい。VHSはもう再生できないし、DVDはすぐに手の届かないところにある。amazonプライムで見ようっと。なんて便利な世の中になったのだろう。

(画像はネット上からお借りしました)

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