あの名建築がよみがえった???
今日の映画クラスで見た『une famille à louer』は、期待通り、単純で面白い映画だったのだが、私にはそれとは別にひどく感動する発見があった。
映画の最初の場面、主人公の"パトロン"が豪邸のテラスで執事と話をする。そのテラスの雰囲気、テラスの手すり…ん???
少し場面は進んで、執事がhublot(円窓)のある階段を上っていくところで、ん?は確信に変わった。「私、この家、知ってる!見に行ったことある!」マレ・ステヴァンスが、ファッションの近代化に貢献したデザイナー、ポール・ポワレのために設計したポワレ邸(Villa Paul Poiret)、1920年の代近代建築だ。
少し場面は進んで、執事がhublot(円窓)のある階段を上っていくところで、ん?は確信に変わった。「私、この家、知ってる!見に行ったことある!」マレ・ステヴァンスが、ファッションの近代化に貢献したデザイナー、ポール・ポワレのために設計したポワレ邸(Villa Paul Poiret)、1920年の代近代建築だ。
映画の中のこの豪邸は、真っ白で美しい輝きを放っている。私がこの家を見に行ったのは、いつだったろう。あの時は、こんな白さも輝きもなく、中は黴臭く、壁面も剥がれ落ちているような廃墟感が漂っていた。(←当時私が撮った写真)
一度気になると、どんどん気になり、映画を見ながら、私は自分のブログの過去の記事を検索してみた。訪問時の記事を発見。私は2005年に、この建築作品を見に行っていた。あれから、もう12年!なんと時間の経つのの早いこと。
その間に、この建築作品に起こった色々な出来事については一切知らずにいたので、突然美しくなって目の前に現れたのには、ただただ驚いた。
2016年にまたもやオークションにかけられ、Gilbert Wahnich氏が手に入れたこの豪邸。財団を作る可能性は否定していないそうなので、いつか一般に公開されたらいいのに…。
情報によると、公開当時に見たはずの映画『Prête-moi ta main』にも、この建築作品は登場しているらしい。映画のポスターは思い出せるけど、内容も、この作品が出てきたことも記憶にないんだけど…。
でも今日は気づけた。記憶の小さな断片と、目の前の状況が結びついたとき、私はかなり喜びを覚える性質です。たぶん、これを読んでくれた皆さんにもそういう体験ってあるんじゃないだろうか?
今回このポワレ邸について調べていてわかった他の事。郊外にある別のマレ・ステヴァンス作品が2つ見学可能なようなので、ぜひ次の渡仏時には行ってみたいな、と思っている。
一度気になると、どんどん気になり、映画を見ながら、私は自分のブログの過去の記事を検索してみた。訪問時の記事を発見。私は2005年に、この建築作品を見に行っていた。あれから、もう12年!なんと時間の経つのの早いこと。
その間に、この建築作品に起こった色々な出来事については一切知らずにいたので、突然美しくなって目の前に現れたのには、ただただ驚いた。
2016年にまたもやオークションにかけられ、Gilbert Wahnich氏が手に入れたこの豪邸。財団を作る可能性は否定していないそうなので、いつか一般に公開されたらいいのに…。
情報によると、公開当時に見たはずの映画『Prête-moi ta main』にも、この建築作品は登場しているらしい。映画のポスターは思い出せるけど、内容も、この作品が出てきたことも記憶にないんだけど…。
でも今日は気づけた。記憶の小さな断片と、目の前の状況が結びついたとき、私はかなり喜びを覚える性質です。たぶん、これを読んでくれた皆さんにもそういう体験ってあるんじゃないだろうか?
今回このポワレ邸について調べていてわかった他の事。郊外にある別のマレ・ステヴァンス作品が2つ見学可能なようなので、ぜひ次の渡仏時には行ってみたいな、と思っている。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Villa_Cavrois
https://fr.wikipedia.org/wiki/Villa_Noailles
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