アンジェリック (angélique)
先日のフェットでアンジェリックのコンフィチュールを景品として提供した。前に教室でもアンジェリック入りのチョコレートも皆に体験してもらった。その度に受けた質問「アンジェリックってなんですか?」
このブログでも何度か紹介したフランス西部の街、ニオール(Niort)。取り立てて見るものもない街だけど、優しいご夫婦の招待で今では渡仏の際には必ず行きたい場所の1つ。アンジェリックは、その街のいたるところで見られる「セイヨウトウキ(西洋当帰)」別名アンゼリカの事だ。太い茎は砂糖漬けにされ、菓子のデコレーションに使われるので、そう言うとわかる人も多い。ただし日本で使われているアンゼリカは、日本に自生するフキを代用したものがほとんど。
このアンジェリック、正直なところ私はその味と香りが苦手。ニオールではこのアンジェリックが特産品で、アンジェリックのお菓子、チョコレート、リキュールなどがあり、ハーブとしても重宝されている。効能は多岐にわたるけど、特筆すべきは女性ホルモンに働きかける力があるという事。
L'Occitaneがそのアンジェリックをフィーチャーした新しいアンチエイジングのシリーズを新発売した。私もお肌の衰えが気になるお年頃なので、ちょっと興味が…。口に入れるのは抵抗があるけど、肌には味覚がないからね、なんたって「魔女の霊薬」らしいから…。
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