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10/12/2010

南仏プロヴァンスの12月 その3

P1000374朝の4時半頃に目が覚めた。5時半ごろにはウェンディが用意してくれた簡易朝食会場にみんなが集まってきた。もうすぐにお迎えの車がやってくるので慌てて一人一人の旅の感想メッセージを撮影。ほぼ暗闇だったけど…。

今回はみんな初めてのリュベロンだったし、軽く挨拶したって感じだろうか?また来たい!ってみんな声を揃えて言ってくれた。今度はもっといい季節に、また一緒に旅をしましょう!!!

いつもみんなの乗る車を見送る時、一抹の寂しさを感じる。やっぱり関西弁でしゃべりまくれるって楽しいし、みんなと一緒だと旅特有の高揚感を味わえる。それが終わるってのは、寂しい。でも大きなトラブルなくみんなを見送れてほっとする気持ちもあるし、さあこれからフランス語に頭を切り替えて、フランス人との時間を楽しむぞ!と言う気持ちにもなり…、いつも複雑。今回は特に、空は青いけど閑散としているヴァカンス地に、ポツネンと独り取り残される感があり、寂しかったなぁ。

P1000386部屋に戻り、もうひと眠りして日が昇る頃再び起床。10時頃サロンに行くと、私1人分の朝食の準備がされていた。もうここに来るのは7回目だけど、宿泊者1人ってのは初めて。寂しい半面、なんだかとても贅沢な空間でもある。今日もミストラルは吹いているけれど、空は本当に真っ青で、サロンに差し込む光もとても美しい。写真を何枚でも撮りたくなってしまう。

それにしても今日の寒さは半端ではない。お庭の水場が完全に凍ってる。それでもこの青空につられてか、寒いのが嫌いなマックス(ここの猫)も顔を出していた。

P1000389ウェンディは今日もつらそうだけど、笑顔でコーヒーを持ってきてくれた。私が1人で気を使ってくれてるのか、いつもより雑談の時間が長い。結局、座り込んで話し込んでしまった。シーズン・オフの今、敷地内では新しい部屋の建設が始まっていた。1つは少し大きめのお部屋になりそう。ベルギーから長期で家族が来た時なんかにも使いやすいものになるそうだ。新しい隣人との話し合いも続いているようだ。今日も11時からやってくるのだと言っていた。いずれにしても工事はだいぶ遅れが出ているようで、春のシーズン開始には間に合わないかもしれない。

P1000402私はのんびりと朝食を頂いた後、暖かい青の部屋の窓辺でうとうとしながらひなたぼっこ。それはそれはなんとも言えない気持ちの良い時間。今夜は1人だし、村で何か食べて真っ暗な夜道を1人帰るのは嫌だったので、何か簡単なものを買ってくる事にした。その分お昼に何か暖かい食事をしたかったんだけど、あまりにくつろぎ過ぎてしまって、村に着いた時にはデジュネの時間は終わってしまっていた…。仕方がないので先日夕食を頂いた高級ホテルの光あふれるサロンに陣取り、例のサービスの男の子とおしゃべりしたり、午後ティーを頂きながら今までの旅を振り返りながらメモをとったり、友人に絵葉書を書いたり…そんな事をしている内にあっという間に日が傾き始めていた。

P1000432こんなに有名なゴルドの村でも、観光客向けのお店としては有名な蜂蜜屋さん le Miel Peyron が開いているだけ。その他は数少ない住人のために、カフェ、ミニ・スーパー、郵便局、薬局、雑誌屋、そしてパン屋(兼お菓子屋)が、かろうじて営業している。私は在庫寂しいパン屋さんで、お惣菜パンをいくつかと、ウェンディんちへのお土産にいくつかお菓子を買い求めた。お宿への帰り道、ゴルドの村を見ると上半分だけ、夕陽を浴びて黄金色に輝いていた。あまりに美しすぎて、友人に電話をしてしまったほど。ミストラルは昨日にも増して強く吹きつけ、まっすぐ歩くのさえ大変だったけど、すれ違う人も車もなく、風の音しかないこのゴルドの村を独り占めしているかのようなこの瞬間は、やっぱり無理をしてもここに来て良かった…と改めて思わせてくれた。

P1000440いったん部屋に戻って大きなベッドにゴロっとしたとたん、また深い眠りに落ちてしまったようだ。気付くと1時間ほど寝ていたようで、辺りは真っ暗になっていた。サロンに下りると、再び私用にテーブルがセッティングされていた。物音を聞きつけてウェンディが出てきてくれて、またあれこれと世話を焼いてくれる。そしてまた朝の続き…、朝よりもさらにじっくりと話をした。私がここに通うようになってもう6年。シーズン・オフでお客様が少ないからこそ、持てるこういう時間も悪くないわね。いつも親切で優しい彼女だけど、今回、女同士の内緒話も色々して、より近しい存在になれた気がする。

P1000441ここをカミュ夫妻から買い取り新しい生活を始めて5年。その間に2人の子供を出産して、彼女の生活は劇的に変わったと思うし、毎日ゆっくりと考える暇もないほど忙しかったのだと思う。私も教室を始めて最初の頃はまったく余裕がなかった。仕事の大きさも内容も違うけれど、そのあたりの大変さは理解できる。その上、手のかかる小さな子供が2人となれば、それは私の想像を絶する大変さだろう。今はこの5年間の疲れがどっと出てくる頃なんじゃないだろうか。ゆっくり休んで、また本当に元気になった彼女に会いたい。

でも、クリスマス休暇にはベルギーから親戚が集まるそうで…。彼女が心から休める日はあまりないのかな…。

今年最後のゴルド 大快晴
P1000408

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Commentaires

あ、・・・
名前忘れた。
うさこ、いや違う。

Rédigé par: hageo | le 28/12/2010 à 11:13

hageo
りざおです。
どうぞ、よろしくね。

Rédigé par: mika | le 31/12/2010 à 00:25

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