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30/11/2010

鹿児島 LOVE

Sh3i01690001先日、所用で鹿児島に幾日か滞在した。自由な時間はなかったんだけど、ぜひ行ってみたいと思っていた磯庭園には行けたので、大満足の私。桜島を借景とする素晴らしい庭園のデザインだった。ちょうど訪れた当日は、この季節にしては珍しい黄砂の影響で霞がかかったようだったけど、それでも桜島は格別の存在感を放ち、見る者を魅了する。

Sh3i01760001_3庭園内、市内には「篤姫」のロケ地を示す案内板が多々あり、懐かしい。また改めてドラマを見直したくなった。2年前の篤姫ブームの時は観光客も数倍に膨れ上がったらしい。すごいね、TVの影響は。

(左の写真は篤姫嫁入りのシーンが撮影された橋)

今年に入ってもう800回以上も噴火を繰り返していると街の人に教えてもらった。火山に縁のなかった私にとって噴火とは、もっと恐ろしいイメージだったけど、目の前の桜島は、目覚めたばかりのクマのあくびのように、音もなく静かに噴煙をはきだしている。あ~、この山は生きているんだと改めて実感。

Car2mq64どれだけ眺めていても飽きない。どんどん惹きつけられる不思議な感覚。ちゃんとしたカメラを持参しなかったことを後悔しながらも、携帯カメラでシャッターを押し続けた。

いつかTVで見たように桜島を東西南北の四方から眺めてみたいな…。きっと色々な表情を見せてくれるんだと思う。

鹿児島なんて行く機会のない場所だと思っていたけど、中央駅前は想像以上に大きく発展しているし、何よりひっきりなしに目の前を通るバスの量にびっくり。鉄道網があまり便利でないから?としても見たことがないくらいに夥しいバスの数だった。

そんなバスの1つに乗って、知覧まで足を延ばす。睡眠不足が続いてた私はバスで熟睡。ふと目を覚ますと、隣にはとても上品な美しい老婦人が座っていて、寝ぼけ眼の私に微笑みかけてきた。とても80には見えないこのご婦人は「どうして知覧へ?」と私にたずねる。事情を話すと、今度は戦争時の話をさりげなく聞かせてくれた。今度いつかプライベートでここにやってくることができたら、ぜひ特攻隊の記念館も訪れて、彼らに手を合わせたい。そう思っていたのだけど、今回はそれをする自由がなかった…。

近くて遠い鹿児島…。来年の3月には鹿児島まで新幹線が通り、乗り換えなしに行けるようになるらしいけど、それでもやっぱり国内旅行は交通費が高くつくので、どうしても二の足を踏んでしまう。でも絶対にまた行きたい場所、1つ増えました。

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