旅の終わり
昨夜遅く家に戻り、メールチェックなんかをしてるとあっという間に時間は過ぎてしまっていた。それに荷物を完全に作ったつもりなのに、なぜかまとまらない。いつもと同じ…。それでも少しだけ眠ろうと3h頃ようやくベッドにもぐりこんだ。目覚ましは5hにセット。日本の母にも念のためにモーニングコールをお願いしておく。
なのに…このわずかな睡眠時間を邪魔するかのように、眠りについてすぐゲリラ豪雨の音で目が覚める。窓も閉まっていると言うのに、私の目を覚ます轟音。うそ~~~、まじ???どうか雨よ、やんでくれ~~~!だって数時間後に私は、マレ地区のMiさんが泊まるホテルまでスーツケースを持って移動しないといけないのだ。手ぶらならそれほど気にならない距離だけど、スーツケースを転がしながら大雨の中行くわけにはいかない。
そんな事を考えながら、再度眠りに落ちたのもつかの間、あっという間に次々と目覚ましの鳴る時間になっていた。7時にはマガリが来てくれる事になってる。あいにく小雨がまだ降っていた。
準備ができてMag.が到着。最近体を鍛えてる彼女は、私が止めるのも聞かず、1人で重いスーツケースをおろしてしまう。その後をミニスーツケース、機内持ち込みの荷物2つかついだ私がよたよたついていった。絶対に1人では無理な作業なので、本当にありがたいMag.のヘルプです。
下に降りるとなんとか雨はやんでくれていた。水たまりを避けながら、Miさん+Tさんの泊まる Le Bourg Tibourg (19, rue du bourg-tibourg, 4e) まで歩いて行く。彼女たちとはロビーで9hにRDV。ここから一緒にタクシーに同乗して空港に向かう。
もちろん家の前でピックアップしてもらっても良いのだけど、Mag.は9hからオフィスで仕事なので8h30には出発しないといけない。だから少し早めに荷降ろしを手伝ってもらって、ゆっくりこのホテルの朝食をお礼に食べてもらうと思ったのだ。
リッチなコンセプト・ホテルらしいオシャレなプチ・デジュネ。山盛りのフルーツに高級そうなジャムが何種類も並んでいる。と、言ってもまだ目覚めたばかりでぼ~っとしてる私たちは、パンを少し食べるだけで十分だったけど(笑)そしてもう少し希望を言えば、もっと明るい所で食べたかった。中世の雰囲気がむんむんのこのホテル、朝食は地下のなんとも重々しい空間で頂きます…。
でも一緒に時間を過ごす事が大事。ありがとう、Mag. grâce à toi, j'ai passé de très bonnes vacances !
本当なら次のフランスは2012年に…と思っていた。でも今回、良い事もたくさんあったけど、嫌な事もたくさんあって、このフラストレーションを抱えたまま年を越すのはどうも納得がいかない。だから年内に戻ってきます、パリに。今度はあまり欲張らずにシンプルな旅を、10年ぶりになる冬のパリを楽しみ、そしてパリの友人達に会いに…。だからそれまで à bientôt, Paris ! 私は少し鈍っている心の感度に磨きをかけて旅に備えたいと思っています。
こんな風に???
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