映画2本立て
今日もパキッと早起き。なのに超ゲリラ豪雨+雷。朝一の映画を見に行こうと思ってたけど、すっかり出鼻をくじかれた。今日はローラン・ギャロスの男子決勝戦。コート、大丈夫かな…と一瞬思ったけど、プロだもの、ちゃんとシートかぶしてるに決まってるわね…(笑)
なんとか雨もやんだので、気を取り直して映画「Coco Chanel & Igor Stravinsky」を11h30~の回で見る。この映画の監督のジャン・クーネン(Jan Kounen)の作品って、「ドーベルマン」と「99F」しか見てないけど、どちらもすごく印象が悪くて、暴力的で下劣。そんな監督がこういう愛をテーマを撮るとどうなるのだろう…と、すごく楽しみにしていた。やりたい放題の2作に比べて、こちらはぐっと押さえ気味にストイックな感覚が支配する、とても美しい映画、気に入りました。ココを演じたアナ・ムグラリス(Anna Mouglalis)、私はシャルボルの「Merci pour le chocolat」 で見たきりだったけど、けっこう今は活躍してるいるのね。今回はこの太くて低い声がいい感じに生きていた。
その後、私の部屋にようやく念願の内鍵をつけてもらう。もちろんかりだされたのはS。先日BHVで買った内鍵、本当は金曜日の夜につけてもらうはずだったのだけど、私のアングレム行き列車事件があったので、今日になってしまった。なんとも簡単な内鍵なんだけども、これがあるだけでどうしてこんなに心が落ち着くんでしょう…。今日から心から安心して眠れそう。Sありがとう。
夜、Mag.とサン・ジェルマンでRDV。☆☆☆☆のRELAIS CHRISTINE で優雅にお茶…のはずが、サロンの中を駆け回る”ねずみ”を発見!もうその後は、落ち着いてお茶なんか飲んでる気分じゃなくなったので、フロントの人に教えてあげて退散。でも、ねずみの話になると、パリの人はみんな口をそろえて「パリはね…、仕方ありません」
あまりしっかり食べるほどおなかが空いてたわけじゃないので、近くの da rosa(62, rue de Seine 6e)へ。Mag.も以前私と来てからたまに使ってるみたい。春にテレビで見た、なんとかトラベラーって番組内で、ここのリゾットを美味しい~と絶賛してたので、食べてみたけど高いだけでイマイチ。円高なのに、この超シンプル・リゾットが2000円なんてちょっと私の頭では理解できない。
今日は久しぶりに2人で映画。遅ればせながら、この春の話題映画「L'Arnacoeur」を見る。今、旬のロマン・デュリスと再び脚光を浴びだしたヴァネッサ・パラディのラブ・コメディ。きっと日本でも公開されるだろうから、ストーリーはお楽しみに…と言っても、たいした内容ではありませんけど…。特別笑えもしないけど、損した気分にもならない無難な作品です。
映画館を出るともう24h過ぎ。少し寒くなった夜のパリを歩いておうちに帰ります。17632歩。まあまあでしょうか。
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