15722
今日はお昼の約束の前に、2つ目のコリシモ(国際小包)を送るために郵便局へ。もうすでにじりじりと容赦のない太陽が照りつけていて、予報通り暑くなりそう。
ちょっと遅めのランチは最近雑誌よく見かける7区のbellota-bellota(18, rue Jean-Nicot, 7e)に行ってみた。2002年に2か月ほどこの界隈に滞在してた時から気になっていた生ハム屋さん!食べ友は研修旅行残留組のSaちゃんと、彼女の友人で日本人から来ているNさん。
雑誌で見た"火山盛り"に生ハム好きの私の期待は膨らんだ。冷たい生ハムは食べたくない。脂がいい感じにとけかけているところにおいしい無塩バターをつけて食べたい!"火山盛り"と言う名前が示す通り、この皿の盛り上がり、ここがポイント。下からロウソクをともして、その熱がいい具合に脂がとかす…と言うコンセプトらしい。
で???どうだったかと言うと「バターはない!」と言われた。なんだか(うちの高級ハムを)そんな食べ方するな…とたしなめられているかのような…7区の高級ぶった感じが鼻につく(笑)。そしてロウソクには意味があったのかどうか???正直、2品目の普通に出された生ハムとの違いがいまいち…。それとも"火山盛り"は、口に運ぶまで、もっと忍耐強く待つべきだったのだろうか???なんしか私のような凡人には大した違いは分からなかったのが、残念。もちろんハム自体はすごく美味しかったんだけど、お値段がかなり高いし、ま、美味しくなかったら怒るけど。やっぱり温める意味をもっと体感したかったわ。
のんびりデザートまで食べて、さらにきつくなった太陽の下をお散歩。Saちゃん達も興味を示してくれたのでラヴィロットのAN建築3つを紹介してから彼女たちとは解散。
夕方は、先日 Les Cocottes(135, rue Saint Dominique, 7e)で食事をした際、少しお話をさせてもらったサービス担当のSさんとRDV。社交辞令の嫌いな私たち、またぜひ会いましょうと約束をしたので、有言実行です!仕事を終えた彼女とお店の前で合流して、はて…どこに行こう…と思ったんだけど、なんだか無性に歩きたい気分だったので、とりあえずおしゃべりをしながら東を目指す。彼女も歩く事が多いらしくて、靴はすでにオフ用スポーツシューズ。暑いけど、楽しい。しんどいけど、気持ち良い。初夏のパリです。
とにかく初めて(まあ2回目だけど)とは思えない勢いで色んな話をして6区に到着。以前から目をつけていた Passage Dauphine 内にあるサロン・ド・テで追い出されるまで話し込み、すっかり意気投合。そこからさらに東へ。5区のミラマでいつもの蝦のワンタンスープを食べ、サン・ルイ等でアイスを食べ、ほぼ6時間近く私たちは喋りまくった。
ワーホリで滞在している彼女は今度の冬までのパリ滞在だし、日本へ帰国しても関東の人なので、そう簡単に会えるわけじゃないのだけど、こういう出会いって本当嬉しい。きっとそんなに会えないけど、たぶん切れない縁になるんじゃないかなって、社交辞令が嫌いな私たちですから(笑)なんかそんな気がしています。
東京ディズニーランドで働いていた彼女に「私、一度も行ったことない」と言うと「そんな人に会ったことない!国宝級です」とお褒めの言葉を頂きました(笑)じゃあ、人間国宝さんに認定って事で、今後も足を踏み入れない事を誓うわね!
まだまだ若くてチャレンジ精神旺盛なSさんにたくさんの元気をもらった、とっても良い時間でした。bonne continuation !
ところで…今年はなるべく交通機関を使わず、歩く努力をして「あ~今日はけっこう歩いたな」と思った日でも、私の場合はせいぜい12000~15000歩とかそんなものだ。Saちゃんのお友達Nさんの携帯には歩数計がついていて、やっぱり日本からやってくるパワフル観光客はゆうに30000歩は歩いているらしい。すごいわ~。30000歩も歩けば、900カロリーは余分に食べれる!ま、その疲労感と引き換えになるのが、たった900カロリーってのもなんだか物足りないけど…。
で、今日は15722歩。
Commentaires