ノスタルジックなボリューム
今日はまず、早番で早く仕事の終わったMag.と,、彼女がいつも仕事前に立ち寄るカフェで3G対策。と言っても、私たちになす術はもうないんだけど…。電話で再度 ORANGE のオペレーターと話をしても、埒が明かないし、やっぱりゴミ箱に捨てるしかなさそう。59ユーロを有意義に使えなかったのが腹立たしいのはもちろんだけど、こういうにっちもさっちもいかない久しぶりに感じるフランスならではのイライラ、最近、旅行者としての私が忘れかけてた、フランスの大きな欠点を久しぶりに突きつけられたような気がする。もうここに住んでいない私は戦う気力も時間もない。
ここで私は遅めの昼食。想像よりすごいボリュームのサラダで夜までにおなかが空くか心配。だって今夜は前からMag.がご馳走してくれると言ってたから。最近スポーツジムに通い始めたMag.と、ここでいったん解散。私は1人カフェに残り仕事をしつつ、Mag.との夜の約束まで、映画に行こうか…と思ったり、でも雨もじゃんじゃん降ってるので、躊躇したり…。なかなかフットワーク軽く、思うことを出来ない今年のパリ…。
待ち合わせがオペラ界隈だったので、雨も降ってるし、結局デパート巡り…。でも買いたいものも欲しいものもない…。
Mag.が連れて行ってくれた今夜のお店は le Clos Bourguignon(39, rue de Caumartin, 9e)。フランスの有名人の中にもファンが多いこの店は、超シンプルな伝統的フランス料理が安く楽しめる人気店。カフェのような小さなつくりだけど、やってくる人が絶えない。一般的なフランス人が、おいしい、良い、と思う店が知りたければ試す価値のある店だろう。
私が頼んだ前菜はまたまたフォアグラ。でも3トランシュ。最近これだけの量を10ユーロ以下で出すところはほとんどない。メインは鶏肉のブランケット(クリーム煮)。お皿の直径、優に30cmはある。感想は、しょっぱい!!!しょっぱ過ぎる~~~。量が原因ではなくて、この塩辛さのせいで私は完食を断念。
Mag.が頼ん だのは巨大サラダと巨大デザート。ホイップたっぷりのアイスクリーム、ソースがけ。なんとかメルバ…だったかな。このボリュームに呆気に取られているうちに、Mag.あっという間にたいらげてた。これ、大好きらしい。
サービスも特に愛想が言い訳でもないし、でもやっぱり料理の質と値段、それらが認められて常連さんもたくさんいて、繁盛しているお店って感じです。
洗練されたお料理、流行のカードルもいいけど、たまには昔ながらのスタイルとボリュームに触れるのも楽しいものです。ただ、もう少しだけ塩分控えめでお願いしたい…。
今日はとにかく食べ過ぎた感じ。雨が完全に上がった夜のパリを散歩しながら家路に着く。夜の人気の少ないルーブル。なんとなく、ようやく、パリにいるな~って思えた時間…。
今日は11082歩。食べた量を考えるといまいちでしょうか。
Commentaires