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19/05/2010

ma chambre bleue à Saignon

le mardi 18 mai 2010

P5180148今朝はゆっくりと朝食を取り、ボニューの村内をゆっくり散歩しながら過ごした。Figaro japon でも紹介されていたアンティークのお店には素敵なお宝がざっくざっく。くまなく見たかったけど、店内からは煙がモクモク。強風のせいで燃している薪がえらい煙を発していた。尋常じゃない煙で、お店のお兄ちゃんもてんてこまい。私たちもスモークされそうだったので、残念ながら退避した。また次回ボニューにはぜひ宿泊したいので、その時ゆっくりと見に来ますね~。

11時に車到着。また億万長者にAlex.を取られたので(笑)、今日はまたシャイなFab.さん。この間よりうちとけて、お話もたくさんしてくれるようになった。

P5180174前回初めて訪問して、今回絶対に泊まりたいと思っていたオペド・ル・ヴュー(Oppède-le-Vieux)は残念ながら今回も通過のみ。でも前回行けなかった一番てっぺんの廃城まで行き、村内をくまなく散策し、広場にある Le petit café のテラスでゆっくりランチ。ジリジリっと日差しが皮膚にしみこんでいくのを感じるようになってきた。これぞ南仏の日差し。日焼けは嬉しくないけど、この太陽はやっぱり南仏の重要な要素だと思う。

このカフェには3室の chambre d'hôte があり、次回の滞在のために全室見せてもらったのは収穫。ぜひ泊まりたいお部屋があったので、今度こそ絶対泊まるぞ!この村もほとんど何もないんだけど、なんか惹かれるんだよな…。カフェのお料理もおいしかったし、滞在が今から楽しみ。

その後、初めてのモベック(Maubec)、ロビオン(Robion)をのんびり歩き、Mag.の乗るバスが到着するアプト(Apt)へお迎えに行く。

P5180227ちょっと遅れて到着のバス。久しぶりのMag.と再会のビズ。フランスで私が彼女をお迎えするってなんか変な感じだよね。ここから今夜の宿泊地セニョン(Saignon)へFab.さんの運転で一気に上っていく。ここに来たら必ず泊まる Auberge du Presbytère で今回は2泊。もちろん私のお部屋はブルー。NちゃんとSaちゃんはお向かいのルージュ。どちらにも贅沢なテラスがある。私のはリュベロンを見渡す恒例の景色。ルージュは泉の広場に開けた村の風景。こちらもかなり可愛いお部屋です。ベッドも2つに分かれてるので、友人同士の旅におすすめ。もちろんどのお部屋も超可愛いけど!

Mag.は予約が遅れて今夜だけここ、明日は数十メートル先の chambre d'hôte へお引越しって事になった。

P5200303まずはお宿のテラスでお茶。再会の会話も弾む弾む。Mag.とはなんでこんなに仲良くなれたんだろう…。今となっては何でかも分からないんだけど、彼女を他の人に copine と紹介すると怒られた。amie って思ってくれるのは本当にありがたい事だ。とにかく毎年、毎年、南仏に行く私に、どんなに良い所か私も連れて行け…と言った彼女。それからずいぶん時間がたっていた。今回、リュベロンはここの2泊だけだけど、私の大好きなリュベロンの中でもベスト3に入るこの小さな村で約束が果たせたのは良かった。

お喋りのあとは、Mag.も私のテラスでのんびり読書。私はネットがつながったので、スカイプでこのテラスの素晴らしい眺めを日本の家族と友人と分かち合う。インターネットの世界は弊害も多いけど、こういう事ができるのは私の留学時代には夢のまた夢だった。ああ、日進月歩のテクノロジーに感謝だわ。

P5180261今夜の夕食はお宿のレストランで。私がフランスで食べるのは、ほとんどが同じパターンなので、あまり紹介のしがいがない。前菜はほとんどフォアグラだし、メインはだいたいが子羊。今日もその例にもれず…。でも今日のフォアグラは自家製でこちらでよく飲まれるアペリティフ Beaume de Venise で香り付けがしてあるもの。メインは子羊ちゃんと言っても今日はここリュベロンの子羊ちゃん。部位も昨日とは違うし料理法も違うので、私自身は飽きることが、ない…。ちなみにデザートはきれいに彩られたグラス2玉を頂きました。

風邪は少しましになってきた。でも今度は蕁麻疹が…。体が相当弱っている模様。でも歩みは目標の1万歩超11562歩。ええ感じです。

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le mercredi 19 mai 2010

今日、私は完全休息日。ゆっくりと起き出して朝食もとらず、お昼の12hにMag.が迎えにくるまで、部屋で呆けていた。人間、1人では生きていけないし、1人では寂しいけど、この雄大な自然を前に、ちょっとした孤独感を味わうのは、正直心地良い。

P5190265まずはMag. のお引越し。去年「へ~、ここにも chambre d'hôte もあるんだね~」と奇妙なアート作品がおいてある室内をのぞきながら、前を通ったところだった。各部屋もかなりユニークにデコレーションされ、色々な彫刻作品がおいてある。オーナーがどうやらアーティストらしい。私はこういう現代的な装飾は苦手なので、泊まることはないだろうけど、ここには私たちのお宿にはない気持ちの良い広いお庭があった。

おなかが減ったので、みんなと泉の広場にあるお店のテラスでランチ。食べたいものはもう売り切れ。迷ったあげく、生ハム・サラミの盛り合わせにした。生ハムにちゃんと無塩バターつき!ただ想像を超えるボリューム。大好物とは言え、塩分取りすぎやな、これは。

食事中、私たちのテーブルの脇で2回ほど風が巻き上がって、地面の天然乾燥ハーブ(?)がワサ~。さらにさらに美味でした(笑)

午後、Mag.とNちゃん、Saちゃんは一緒に下界(アプト)へ降りていくという。私はもちろん non ! 今日は何もしない日と決めたので、部屋とテラスを堪能するのだ。と、言ってもやっぱりまだ風は強くて、テラスでなかなかゆっくりは出来なかったのだけど…、お昼寝したり、お茶を飲んだり、のんびり、のんびり。

P5180247途中やってきたお掃除のおばさんたちとしばしおしゃべり。ここのテラスから見える集落の名前たずねても知らない。こんな近くにあるのに知らないんだ…。住んでると、そんなものかな。昨日、Fab.さんと話してたときも、彼はアヴィニヨンの人だけど、私たちが訪問したどの集落も来たことがないと言っていた。小さな頃、両親に連れられてルシヨンは行った事を覚えてるけど、それ以外は覚えてないらしい。「あなたたちのお陰で、たくさん良い場所を知ることが出来ました。また家族と来ます」だって。来ようと思えば、毎週でも来れるなんて、うらやましいなあ…。

夕食前、アプトから戻ってきたみんなと合流。昨日、Mag.と2人で上ったセニョンの一番高いところへ、今日は4人で上る。相変わらずの強風に吹かれながら、みんなで旅の感想を収録!また2年後に来るぞ~。

P5190274今夜はお友達から教えてもらった村内の la Cuisine de Soko で。私はもうひとつの候補 la Petite Cave と悩んでたので、最終的にはMag.が選んだ。その名前からも分かるように、なんとこのセニョンにも日本人が住んでいて、なんと自身のレストランを持っている。本当、日本人てあちらこちらで活躍していてすごいわ。彼女はもう数年前からここに家族と住んでいて、レストラン自体は2年ほど前にオープンしたらしい。ここ2年は連続して来てたのに、ぜんぜん気づかなかった…。彼女のお料理は、その都度のテーマでどんどん変わっていくらしい。だからフランス料理というわけでも、日本料理というわけでもない。今週のテーマはタイランド。久しぶりに味わうアジアティックな風味。パートナーと私はアジア料理も大好きで日本にいる時は週に1度くらい食べに行くくらい。日本人て、何でもおいしく食べれる感性と環境を持っていて、食に関してはかなり恵まれていると思う。食に関しては我が国が1番でしょう…と言う自負も私にはあるんだけど、ただここでしかおいしく食べれない食材があるのは確かで、旅行中は出来るだけそういうものを食べたいと思っている。だから今夜も Soko さんのフレンチを食べてみたかったのが正直なところだ。

今日は何もしてないので、万歩計つけず。風邪ほぼ完治。 mais je me sens encore faible...

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Commentaires

そうこさん!?あたしと一緒かなぁ?
まさかセニョンに同じ名前の人がいるとわ・・。
びっくりです。

Rédigé par: soko | 03/06/2010 21:50

sokoちゃん
そうなのよ~、ビックリでしょ?
どんな漢字が聞くの忘れたわ。
また一緒に行きましょう。

Rédigé par: mika | 04/06/2010 07:43

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