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23/12/2009

歴女

「歴女」なる言葉が新しく生まれて1年くらいがたつらしい。

今の私は歴女とはまったく無縁の生活だけど、学生時代の私は日本史にめっぽう強くて、この科目だけは暗記も試験も苦に思ったことはなかった。得意中の得意と言ってよかったので、当時は胸をはって歴女だと言えたのかもしれない。

なのに今の私と言ったら、まったくと言ってよいほど何も覚えていない!

まあ、日本史の勉強から離れて経った月日を思うと、それも至極当たり前のような気もするし、その後の私はフランスにどっぷりだったしなあ…。フランス史はフランスでも少し美術史の傍らに学んだけど、やっぱり歴史はそれなりに面白くて、歴史がわかれば、美術史はなお楽しい。

先日、京都の源光庵を訪ねたとき、久しぶりに歴史的浪漫を駆り立てられた。この寺の由緒などまったく知らず、本堂内を見まわしていたとき、天井に足跡らしきものを発見。何だろう…と思っていると、近くにいたMKタクシーの運転手さんが、彼のお客さんにこの寺の歴史を説明している声が聞こえてきた。

私の運転手さんではないので、おもむろに「聞いてます!」って態度はとれず。聞こえてきた「伏見桃山城」「自害」「300人」そして「血しぶき」…これらの単語をつなぎ合わせると、おおよその話は理解できた。

あの時、あの人がここに居た、とか、ここでこんなことがあった、とか、歴史を好む人たちは想像力をフル回転させながら、名所旧跡を訪ね、そんな歴史的浪漫にひたるのだろうけど、やっぱりこういう証拠をつきつけられると、何もない想像するしかない空間よりは歴史をグッとリアルに感じてしまう。なんだか久しぶりに感じた心の動きだった。

最近、日本史をきちんと見直そうと思い始めています…。

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