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19/04/2009

田舎の家へ

朝、研修旅行組が帰国。みんなのホテルで一緒に朝食を食べようと出かけたけれど、けっこう込み合っていてゆっくり話が出来る状況ではなかった。残念だったけど、また6月にみんなで旅の思い出を持ち寄って教室に集まることになったので、それを楽しみにしてますね~!

延泊するソムリエEさんはさらに早朝に1人ブルゴーニュに向けて旅立ち、1ヶ月滞在のT子さんは今日からコメルスのおうちに引越し。みなそれぞれの旅立ちだった。

P4190157_2私はと言うと、お見送りのあとC姉(フランス人の姉のような友人)にプラス・ディタリーでピックアップしてもらい、彼女のご両親に会いに行く。ブルゴーニュのChevillon (シュヴィヨン)と言うフランス人も知らないような小さな村に彼らの田舎の家はあり、彼女と知り合ってからほぼ毎年訪れている場所。今年は長期滞在のLuちゃんとSちゃんも誘ってみた。きっと初めて行く田舎の家を喜んでくれるに違いない!

C姉の新車で2時間半、渋滞もなくスイスイ。最初は雨模様だったけどシュヴィヨンに近づいたころ雨もやみ、晴れ間も出た。この季節はいつもコルザ(菜の花)の黄色が一面に広がっている。

P4190135去年は来られなかったので、久しぶりのパパとママとの再会になる。挨拶して恒例のママの手料理を頂いたら、恒例の午後の遠足へ。パパはちょっと疲れてるらしくてお留守番。「mika、好きなところを選びなさい」と、どっさり近郊の観光パンフレットを手渡され、今年は Châtillon-Coligny (シャティオン・コリニー)を選んでみた。いつか行きたい思っていた Montargis (モンタルジ)やGien(ジアン)にも近いらしい。今度また機会があれば連れてってもらおう!

車中、睡眠不足が極限に達していた私は、ママに「今、寝ときなさい」と言われ、小一時間熟睡。すっきりと目覚めたら、シャティオン・コリニーに到着していた。じりじりと暑いくらいの日差しに恵まれ、フォトジェニックな小さな街をのんびりとお散歩。小説家コレットが若いころに住んだ家もあったけど、今は廃墟状態。 お隣にはよっぱらいのおっさんが住んでます(笑)水辺によさそうなレストランがあり、ママはしっかりチェックしてたぞ!またパパと行くのかな…。

P4190176_2 ここからそれほど遠くないところに Rogny les Sept Ecluses (ロニー・レ・セット・エクリューズ)と言う、7つの水門があるので、そこにもついでに立ち寄る。1604年にアンリ4世の命で建設が始まり、工事の中断などもあり1642年に完成、1887年にその役目を終えるまで245年間、数え切れないくらいの多くの船がこの丘を24時間かけて登っていたそうだ。いつも思うけど、こんな大きな工事を当時どうやって進めたのか、興味津々。

シーズン・オフの今、街のカフェにも人はまばら。真夏はどこもかしこもすごい人であふれかえるというから、やっぱり私は春がいいなあ。

おうちにもどって少し家の近所をパパとみんなでお散歩。ママは夕食の準備をしてくれてる。ママが教えてくれた小さな黄色の野の花を摘んで帰ろうとおもったらイラクサにチクチクっとさされ、小さな蕁麻疹が出てびっくり。パパがすぐに野草で治療してくれた。大自然の中に暮らすということは知らないといけないこともいっぱいなのだ。

慌しい中、ママが手作りのデザート、リンゴ・タルトも用意してくれて、再度テーブルに集合。夕食の後はいつもお別れなので、なんとなくさみしい時間。またたくさん頂いて、お土産もたくさんもらって、パリへの帰路につく。どこのママも子供のおなかがすくのをいつも心配してくれる。私はおいしかったロースハムと田舎パン、デザートの残りをお弁当に持って帰ることにした。また来年も会いに来るから、元気に待っててね!!!

大好きなフランスの家族と、田舎の家に1年分のビズを…。

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