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26/04/2008

le Temps des Cerises

今日は朝から洗濯に励む。私のいるアパルトマンは地階がコインランドリーになってるんだけど、下りていくときちょっと怖いんだよね~…。だから洗濯はいつも明るい時間帯と決めている。

Rimg0061_2早めに起きて、洗濯のあと朝一シネマにでも行きたかったけど、結局ダラダラとしてしまって、家を出たのはお昼過ぎ。今日は消防士Gの仕事場を訪ねる予定になっていた。Gは消防士だけど今は某銀行本社の防火セキュリティを担当している。週末勤務の時は食堂が閉まるので、同僚の人たちがお料理を持ち寄って夜勤するらしいんだけど、私は午後のお茶の時間、Gの作ったりんごタルトにありついた。そういえば、去年はお庭で取れたさくらんぼをたくさん頂いたなあ。

おしゃべりをしながらふと、気づいた。あ、今日は週末。週末だと誰も社員がいないので、社内の見学をさせてもらえる。私は去年もう案内してもらったけど、もしマッキ~が来れるなら、なかなか入れる空間じゃないし面白いんじゃないかな…と、電話をしてみた。行く行く~って事になって、彼女の到着後、さっそく頭取、No.2、 No.3の執務室(鍵すらかかってない)や、特別な時にレセプションなどが開かれる大広間、会議室などを案内してもらった。それにしてもいくら週末とは言え、土曜日に社員が1人もいないって、日本のメガバンクならあり得ないような気がする。

Cerises今夜はマガリとマドレーヌ劇場で観劇。楽しみにしていたセシル・ドゥ・フランス(映画で活躍)とエディ・ミッチェル(現役ロック歌手+映画で活躍)のお芝居。2人にとっても記念すべき舞台デビュー作になる。けっこう人気があるらしく、1月末から始まってるにもかかわらず(週末ってこともあってか)ほぼ満員。私たちは2階の 1ère catégorie (濃いオレンジ色)の席しか取れなかった。

Plandesalleスランプに陥って久しい、気難しくてアルコール依存症の有名画家と、妻の留守中、彼の面倒を見るためにやってきた若くて美しい、でもまだ自分に自信が持てない女性とが、語り合い、知り合うちに、芽生えて行く友情+α 。ベースはコメディだけど、エディ・ミッチェル演じる初老の男の気持ちを考えると、なんだか切ない気持ちにもなるお芝居だった。

でも実は私、それどころではなくて、恐れていた通り咳が出て、出て、出まくって、止まらなくなってしまった。周りの人に悪いどころか劇場中に響きわたってるんじゃないかと思うほど。よほど外に出ようかと思ったんだけど、出るにも真ん中の方の席だったので身動きも取りにくく、も~早く終わって~~~!!!って感じだった。芝居はライブな分、映画より申し訳ない度が高く、ホント肩身の狭い夜でした。

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