パリ最終日
コリシモを5つも送ったので、なんとか手計で来るときと同じくらいの重さに仕上げた、スーツケースはね…。南仏で買った大きなお買い物バッグ(中にはクッションと4つの保存食)が手荷物として1つ増えた。帰りはF達と一緒なので、Fの手荷物としてこれは助けてもらう予定。
って事ですっかり荷造りを終えてから最終日の今日はMag.と午後を過ごすことにしていた。私の不用品(女の子バージョン)を紙袋いっぱいに詰めて、おうちまで届ける。ヒュー・グラントにそっくりの妹が遊びに来ていた。Mag.が最近買ったPCをいじりに来ていたのだ。少し自宅で時間を過ごしたあと、3人で Bensimon の顧客用販売会をのぞきに行く。近所にあるサンマルタン運河のほとりの素敵な建物内で行われていたが、中はバーゲン会場の殺気に満ちていた。試着室などなく、みんなその場で自分の服を脱ぎ捨て、商品を試している。ブラ姿でウロウロ、お肉がはみ出していても平気…、す、すごすぎる。
私は一目ぼれしたチェックのコートをゲット。もう少し早くあったら、滞在中役に立ったのに…。来年のパリで着ようっと。それにしても本当に今年は散々な天気だった。来年はお願いしますよ!神様…。
夕方、F達とサン・ジェルマン・デ・プレでRDV。今夜は最後の晩餐を一緒に楽しむ予定。夕食までのひと時、Mag.も誘ってda rosaでお茶。ソーテルヌ・ワインにつけこんだレーズンをコーティングしたこのお店のチョコレートは、教室の女の子達が何度かお土産に買ってきてくれたので、とても有名なのかと思っていたら、普通のフランス人はほとんど知らない。だから御持たせに選ぶと、とても喜ばれる。テラスでのお茶も気持ちが良いし、なかなか使える店だ。
今夜はまだ夕食の後に会わないといけない人が何人かいたので、早く食事が始められる le comptoir du relais (9, carrefour de l'odeon 6e)に、今年最後のフォアグラを食べに舞い戻る。今回の滞在では本当にたくさんのフォアグラを食べて、私自身もフォアグラ状
態だけど、後悔はなし。ここのが一番おいしかった。今日のカットは前より少し小振りだけど、それでも充分に大きくて、旨くて大満足。
この1ヶ月は充分に不健康な食生活だったので、メインくらいは健康的に…と、お野菜だけのお料理を選んでみた。ほとんど味付けのないボイルしただけの新鮮野菜。デザートもフルーツもの。どちらもシンプルでおうちでも簡単に作れそうなので、ぜひ真似してみたいと思います。Fのお母さんTさんが「旅行中色々ありがとう」と今夜のディナーをご馳走してくださった。ありがとうございました、Tさん。今度は私のおうちで、なんちゃってフレンチを作りますので、ぜひ遊びに来て下さい!
8時過ぎに食事を終えて、解散。また明日空港でRDV。私はその後、R君のバーで少し時間を過ごしたあと、10時ごろ自宅に戻りG君が来るのを待つ。不用品(男の子バージョン)や食料品を取りに来てくれることになっていた。G君は昨年の経験からでっかいリュックをしょってきたけど、それでもあふれ出すほど、持って帰るものがあった。なぜだ…???
ゴブラン駅前のカフェでG君としばらくおしゃべり。G君はカフェの目の前から出ている91番の終バスで帰る事に。その直前、Se.到着。彼は数日前に長期出張からパリに戻ってきたばかり、ミシュランのガイドブックの仕事をしている人。昨日はもうRDVでいっぱいだったので、今日しか会う時間はなかった。最悪、明日の朝食でも一緒に…と言ってくれたけど、明日はMag.と一緒に朝食に行く約束だったから…、今日夜の11時頃にゴブランのカフェで…と無理を言ったけど、親切に会いに来てくれた。明日は彼も田舎に帰ると言っていた。忙しいところどうもありがとう。帰国前の楽しい時間を過ごせました。
今回も色々な人に会えたし、色々な場所に行けた。でもやっぱりある意味、満足できない私がいます。だからこそ次へのバカンスの期待もふくらむし、旅立つために仕事も一生懸命しないと!と毎日の生活に意欲がわくと言うか、そういうところだけは、私も少しずつフランス人化してきているようです。
明日は寝坊しないようにしないとね!Mag.にも、日本の家族にも電話でモーニングコールを頼んだし、目覚ましもかけたし、きっと大丈夫。1ヶ月お世話になったお部屋もキレイに片付けたし、それでは明日、日本に帰りま~す!
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