到着 今年のパリは…

昨年の反省から今年は前々日から荷詰めを始めたのに、やっぱり出発前夜はバタバタ。その上今年はなんと寝坊をしてしまった。いつも目覚めの悪い私だけど、旅行のときだけはパキっと目が覚める、そのジンクスが初めて崩れてしまった。3つかけていた目覚ましを丁寧に1つ1つ消した記憶があるけど、その後深い眠りに落ちていたようで、彼の叫び声で目が覚めて、しばらくは状況が読めなかった。でもかなり余裕をもって予定を立ててたので、ぎりぎりセーフ。それに前夜のうちにネット上でチェックインも済ませていたので、関空でも並ぶことなくスムーズに手続きが済み、搭乗口前のRDVには今回のメンバーのうちで私が一番に到着していた。でもあの時、彼が目を覚まさなければ、私は今、パリにいないかも…。ああ…考えるだけで恐ろしい…。

飛行機は予定よりも少し遅れて発ち、そして少し早くCDGに到着、ラッキ～！大嫌いな離陸の時も隣に座っていたAちゃんのおかげであまり怖くなかったし（もちろんひざの上にはなな！）、揺れもほとんどなかったし、おしゃべりを楽しんで、映画を3本見て、寝て…まあまあ快適な空の旅だった…と、ちょうどパリ市内へ移動中に電話をしてきてくれた私のフランスの姉Ｃに話すとほめてくれた…。

今年映画が3本も見れたのはそのAV機能がさらにパワーアップしていたから。いつでも見たいときに映画をスタートでき、途中で眠りこけてしまっても、巻き戻し、早送り機能もついていたのだ！すごい進化！じゃない？？？これって今まではビジネス以上でしかなかったと思うけど。それに今月は見たかった映画が目白押しで3本しか見れないのが残念なくらい。帰国は6月なので、帰りの映画のラインナップにも期待をしようっと。

市内への移動にはいつものように車をチャーターしていた。今年は私を含めて6名なのでミニバン。出口を出ると運転手さんが私の名前を持って立っていた。とても優しそうな男性で、私はそれにつけ込み、本当は参加者の皆さんが泊まるサンジェルマン・デ・プレのアパルトマンまでの申し込みだけど、その後私のアパルトマンまでも送ってくださ～い！とお願い。その後一緒に打合せをすることになっていた2名のチェックイン中も車を待たせて…と、わがままし放題。でも嫌な顔一つせず、その間色々とおしゃべりまでしてくれる。久しぶりのフランス語、気持ちのいいサービスを受けて、今年のパリはなんだか幸先が良い？

な～んて思っていたら、大雨と雷の洗礼を受けた。今一人旅中の教室のJuさん（J.Yさん）からも電話があってRDVした直後。本当はこんな時はおうちにいたいけど（雷が怖い）、AちゃんとS社長に守られながら一緒に待ち合わせ場所に向かう。Juさんと合流後、普通のカフェでしばらく雨宿り。なんとエスプレッソ2.2ユーロ！2002年私の初ユーロ体験の年、一般的なカフェでのエスプレッソはたった1ユーロだった…。恐るべき物価上昇率。それに加えてこの円安。空港で両替をしたときレートが167円くらいだったので、もう今回は計算しやすいように、そして浪費を制御するために1ユーロ200円で計算することにするのだ。だから、これ、440円！ああ恐ろしや…。

その後、夜12時まで開いているミニスーパー、モノップで日用品を買い込む。いきなり40ユーロの出費。ああ…。もう言わない。こうして到着日の夜はモノップで終了。

今日も天気はいまいち。気温もいまいち。でもいきなりテンションのかなり高い1日。予定がぎっしりなのだ。それではそろそろ行って来ます。