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25/05/2007

15区の果てで

Cimg0033今日はパリ在住のmomi さんとランチ。先日ここでも紹介した料理人Aちゃんの働く Beurre Noisette (68, rue Vasco de Gama 15e)を試してみることにする。実はこのレストラン、出発前に見ていたFigaro japon の特集の中でも気になっていたレストランの一つ。場所が場所だけに、なぜこのレストランが日本の雑誌で紹介されているのかが、とても気になったのだ。ここは15区の果て…。

Rimg0127留学時代、ずっと15区民だった私。だからVasco de Gama通りが以前どんなにイケてない所だったかを知っている。でも最近は新トラムも出来たし、このあたりも少しずつ変わってきているようだ。

2rimg0128 Aちゃんいわく、おすすめはtête de veau らしいけど、私は若干恐れをなして、今日も無難な線で頂くことにする。前菜には甲殻類のスープ、クリームを浮かせてまろやかに頂く。そしてメインはお魚…、何の魚だっけ、Aちゃん?忘れてしまった…。今日はこの2品にしておこうと思ったら、Aちゃんからデザートの差し入れ!食べます!ぜんぜん食べれます!

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って事で、こんな可愛らしいデザートです。今日はとっても蒸し暑いので、涼しげで嬉しい。Aちゃん、ありがとう!来年もAちゃんが働いていたらもちろんやってくるつもり。

昨年から始まったmomiさんと年に1度のランチデート。今年も色々な話題で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまっていた。また来年、楽しみにしています。

その後、私は話題の新トラムに乗りLちゃんとの約束に向かう。まずはBercyでおちあい、Cour Saint-Emillionまで歩くことにした。久しぶりの再会で話すことは山ほどあるし、散歩は楽しいけれど、今日は暑すぎ~。到着したときには私はもう伸びきっていた(蒸し暑いとすぐ弱る)。この辺りは昔ワインの積荷倉庫が並んでいた所で、最近その倉庫をリニューアルしてレストランやカフェを作り、シネコンやショッピングセンターを併設して、たくさんの人を集めてはいるみたいだけど、ぜんぜん魅力がない。入りたい店も、お茶を飲みたいカフェもない!周りにある集合住宅は有名建築雑誌でもこぞって取り上げているし、パリで成功している若い人たちはこういう所に住みたがるらしいけど、まあ私にはちょっと理解できない。

Rimg0138_2ここで今日唯一気に入ったのはお魚さんのポスター。エイズ予防キャンペーン用だと思うけど、シリーズになっていて、色々なバージョンがこの辺り一帯に掲示されていた。すごくお魚さんが可愛い。

とりあえずざっと見たところ、本当に入りたい店がないので、ここで初めてフランスのスタバを試してみることにする。私はフランスではアンチ・スタバって事になっているので、ちょっと心が痛んだのだけど、ここは冷房が効いていて、それだけでも今日は価値があった(とにかく蒸し暑すぎる…)。日本とは違い注文をすると名前を聞かれ、mikaと答えると紙コップに名前が書かれる。日本では「ランプの下で商品を受け取ってください」と言われるが、ここでは「mikaにエスプレッソ~」みたいな感じで名前を呼ばれる。後でこれが本来のアメリカのスタイルと教えてくれた人がいた。

そうこうしているうちにSから待ち合わせの電話。Lちゃんを伴ってバスティーユまで向かうことにした。また歩いてBercyまで戻る途中、急に雲行きが怪しくなってきて、突風、雷、豪雨3セットのとんでもない天気になってしまった。なんとか地下鉄にもぐりこんだけど、どこもかしこも突然の嵐に困惑顔の人でごった返していた。バスティーユには着いたものの駅から出られない。今年は本当に変な天気の日が多い。途中Bercyの体育館前に並んでいた人達(今夜のコンサートの為に大勢の人が列を成していた)は、どうなったのかなあ…。気になる…。

少しだけ小振りになったところで傘を持っていたSと合流。そして彼がインド滞在中に知り合ったAさんと、いつものVが順番に集まった。なんと3人とも白いシャツにブルー・ジーンズと言うコーディネート。一人で受けまくる私。でも今日は南仏旅行を控えて、どうしてもコインランドリーに行きたかったので、早めに帰宅することに。雷雨もやんだことだしね…。

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