山は越えたが…

7月11日（火）…は、このところの私の頭痛の種だった講演会の日だった。帰国後（もう2ヶ月も経ってるってば…）、何かしら＋αの仕事が続き、あまりゆっくり出来なかったのだけど、その最後の大きな山がコレだった。ほぼ1週間家に引きこもっていた。アイスを食べたり、ネットしたり、家事したり、映画を見ちゃったり…と引きこもり効果はほとんどなく、やっぱり猛烈な集中力でラストスパートをかける羽目になった。

いつも絶妙なタイミングで仕事は完了する。この日も講演に間に合うように起きなくてはいけない朝の6時に目覚ましをセットしていたのだけど、ちょうどその1時間前に原稿は書き上がった。もちろん原稿だけでなく、説明を補足するために、同時に映写して見てもらう写真資料を150枚程度そろえるのもけっこう大変な作業なのだ。約90分の講演なので、書いた原稿を読み返すにも、時間が足りず、ぶっつけ本番で会場にむかった。

講演は無事終了、その後は主催者＋参加者の方々とお昼を頂き、そのあと仕事を休んで講演に足を運んでくださった神戸のYさんとお茶。メルヴィル・プポーやフランス映画の話で盛り上がる。ナチュラル・ハイ状態に突入。家に辿り着いたのは夕方の5時くらいだっただろうか？

それから死んだように眠り続けた。ま、そのうち目が覚めて…

水曜日、クラス3つ。

木曜日、クラス2つ。

金曜日、母のおとも。丸福珈琲店で昭和9年ブレンドを飲む。苦い。

土曜日、フェット。リアルなフランスをワインのあてに宴は続くよ、午前2時まで。大変楽しゅうございましたが、引きこもりの頃からのツケで仕事がたんとたまっております。考えると鬱になるので、

今日また死んだように寝て過ごしました。リビングの所定の位置に埋もれながら、立ち上がったのはトイレに2～3回。あ、仕方なくJOBAには30分またがりました。

あ～、眠りたい。もっともっと寝ていたい。

子供の頃の夏休みは、永遠に続くかのような退屈の連続だった。神様は意地悪だ。私に今必要なのは、その退屈な時間なのに…。