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15/05/2006

また12ヵ月後に…

5月8日(月)
Pantheon今日も祝日。いよいよ今回のパリ滞在の最後の1週間がスタート。今日はまず近所の若奥様Aさんとみんな(Jさん、ryonちゃん+私)でランチを頂く。なんとこの方、27歳の日本人女性で嫁ぎ先はフランス人のパン屋さん。これもかなりユニークな人生でしょ?そしてJさんが偶然にそのパン屋さんを見つけ、Aさんと毎日顔を合わせるようになり、今日のランチが実現した…と言うわけだ。3歳になる可愛い娘さんのベビーシッター兼ご近所さんのHさん、ピアノを専攻する28歳の留学生の女性もいらして、偶然にこのパリの地で出会った日本人女性達の集いはとても気持ちのいい楽しいひと時となった。その上このパン屋さんの生地は超私好みときているのだから、またパリにやって来たときの楽しみが増えたわ!来年もたくさん頂きますよ~、おいしいパン達を!

Hotelinその後、私はみんなと別れて一人散歩に出かける。今回はせっかく万歩計を持ってきてパリ中を歩きつくす予定だったけど、万歩計の数字があんまり正確じゃなさそうだったので、いまいちやる気をそがれてしまった。で、途中からつけなくなったのだ…残念。お天気も良くて写真を撮りながらの一人散歩は快適そのもの。静かで自由な時間が過ぎていく。パンテオHotel ン脇にある☆☆☆ホテル「HOTEL DES GRANDS HOMMES」、中のインテリアが素敵だったので吸い寄せられるように入っていった。こんなプチ・ホテルのバーでもお茶が飲める。もちろん宿泊客でなくても…。こちらではあまり知られていないのか、人も少ないから静かに時を過ごしたいときにはおすすめ。フランス人が行きたがるパリらしいにぎやかなカフェもいいけれど、私はどちらかというと、こういうところを探し歩くのが好き。紅茶、3ユ-ロ。いまどきのカフェと変わらないしね…。豪奢なインテリアと静寂のパリを堪能できてこの値段は高くはない。

Lili夜はサン・ミッシェルで映画「Lili et le Baobab」を見てから、R君をたずねる。またお茶ををただで飲ませてもらっておしゃべり。お客は相変わらず少ないけれど、今日はR君のお友達でステンドグラス作家の人も来ていた。これもかなり特殊な職業。やっぱりアート系の人の周りにはアート系が集まるのね。そこにPとSe.からお誘いの電話。Pとは先日も会ったけれど、メンバーが変われば話題も変わる。Pは相変わらず大げさな表現者なので、何かを説明したいとき、急に立ち上がりながら実演で見せてくれる。教室と一緒やん(笑)Se.君もPに負けないくらい大きな声で笑う人なので、深夜のカフェでこのテーブルだけ明らかに浮いた雰囲気だったけれど、しばらく笑いに飢えていた私にとっては涙が出るほど楽しい時間だった。そして私達は店を追い出されるまで話し続けたのであった…。

5月9日(火) 
Chezc1今日は久しぶりの早起き。ChevillonにあるCのご両親の田舎の家へお呼ばれ。今年はJさんが一緒。Cんちに9時半ごろに着いた後、Cの車に乗ってぼちぼち出発する。パリを抜けたらもちろん渋滞知らず。途中、サービスエリアで休憩を取りながら、お昼前には到~着~。私のフランスの父と母は今年もまた素敵な笑顔で迎えてくれる。Chezc2 車の音が聞こえると家の外まで出て待っていてくれた。毎日仕事でとても忙しいCだけれど、今年も私の為に1日休暇をとってくれた。こうしてフランスの田舎の家に毎回来られるのはC一家のおかげ。本当、感謝しなければね…。前菜には私の大好物フォアグラ、メインはタイ風チキンカレー、そしてフロマージュとデザートはCママお手製のレーズンとりんごのフラン。ワイン好きのCパパが今日の為に選んでくれたのは、アンリ4世が愛飲したと言われるJURANCONの甘~い白。普段は飲まない私も美味しく頂きながら、楽しいおしゃべりの時。私は研修旅行メンバーの帰国後から昨日まであまりろくなものを食べていなかったので、おかげで胃がちっちゃくなっていたんだけれど、今日のこの昼食で一気に胃拡張に…。ああ、スリム化計画が…。

Chateau昼食後はみんなでドライブ。コルザの黄色の花の絨毯は去年と同じ。この季節はやっぱりこの色…。St-Fargeauという街まで車で1時間ほどだろうか、その間私は不覚にも眠りに落ちてしまった…。Cがそろそろ着くわよ~と起こしてくれたときはもうすでにお城の真ん前。10世紀にも渡る歴史を持つこのサン・ファルジョ城は、特にルイ14世Jaedin を批判し5年間の追放を受けたいとこアンヌ=マリー=ルイーズ・ドルレアンが住んだ城として知られている。立派な木の屋根組みでも有名なこの城もかなり荒廃が進んでいたところ、1ユーロ程度の値段で個人の人に売却されたらしい。もちろん大切な文化遺産として修復をすることが義務付けられていたそうな…。大変な工事と金額だったに違いないだろう…。お城の中をゆっくりと見学した後は、広大な庭園や併設されている馬小屋でお馬さん達を見て歩いた。その間、私達の頭上を2機ペアで飛ぶ仏軍戦闘機が3回ほど通り過ぎていった。もちろん耳をつんざくような爆音を立てながら…。南仏でも1度あったのだけれど、平和的な田舎の雰囲気を壊すこの戦闘機。田舎に行けば土地があるだけに、戦闘機遭遇の確立も高くなる。それにしても本当に不愉快な恐ろしい音です。

Bourgogne楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうもの。家の近所ですずらんをたくさん摘んでお家へ戻ったときはもう夜の7時ごろであった。Cママがあっという間に夜の食事を用意してくれて、私達はまたご馳走にありついたけれど、夜の12時までにパリに到着するためには9時半までにはここを出発しなければならない。さようならの時間はいつもいやだ。また来年ね、ma fille …。 oui bien sûr !!!

5月10日(水)
今日はまずG君(モードの学生さん)の力を借りて郵便局に行く。日本の帰国をそろそろ考えないとだめだから、Miさんが私に託した1箱、私のが2箱、合計7kg×3箱(コリシモ)を一度に出してしまいたかったので、G君にヘルプしてもらうことにした。ryonちゃんも自分の荷物を出すために同行。それほど遠くない郵便局だけれど、さすがに14キロを抱きかかえていくのは大変だったようで、G君も大変そうでした。G君ありがとう!ってことで、ランチをご馳走しておきました。
午後はまずSが我が家に遊びにやってきた。その後Lちゃんもやってきて3人でおしゃべり。その後、散歩に出てSはそのまま帰宅。Lちゃんと私はカフェでまたおしゃべり。Lちゃんとその友人達は11月の初旬を目指して、日本にやってくる予定でその話で盛り上がる。

Caligula今日のメインイベントは何と言っても今回3つ目のお芝居「CALIGULA」(於:モンマルトル、アトリエ劇場)。この芝居のあることを知ったときは本当に身震いするほど嬉しかったわ!だって演出・主演はシャルル・ベルリングという私の大好きな俳優の一人だから。普段は映画にたくさん出演している彼だけれど、舞台出身の彼は時々今でも舞台に立っている。原作はカミュの「カリギュラ」。ローマ時代の暴君である。舞台装飾は現代風に、おもしろおかしく、でも心配していた彼のフランス語も舞台では比較的 聞き取りやすく、ストーリーも分かりやすかった。今夜も空いていることをT_caligula_1 見込んで、上から2つ目の値段のチケットを購入。案の定、開演時間を過ぎても埋まらない観客席に案内の人が呼びかける。見やすい席に移動しても良いですよ!と。先日の「LOVE LETTERS」同様、2階の右手脇1番前に陣取る。舞台全体がバランスよく見える席ではないけれど、限りなく俳優達に近く、皺や汗まで見える位置。シャルルの演出も面白かったし、演技は相変わらずエキセントリックで、楽しませてもらいました。

フランスでもお芝居は映画よりは高いけれど、日本に比べたらずいぶんと安い一般的な娯楽。それに予約なしに30分前に行ったって、良い席が残っているこの余裕。日本みたいに一流の俳優が出ている芝居はチケット発売当日に必死になったって取れない状況はやっぱりどこか変だと思う。私は映画も芝居も日本で観られない分、フランスで楽しむわ!

5月11日(木)
今日は急に思い立ち、今後の仕事の為に某ショップを訪れる。RDVなしの特攻で行ったので、当たり前のように担当者には会えず。用件とカードを残して立ち去る。残念だったんだけど、なんとなく良い展開をイメージしている、楽天的な私…。

G君とお茶をした後、お散歩。そのままフランス・ラングの日本人スタッフYさんとフランス人スタッフCe.、El.とヴィクトル・ユーゴーで軽いランチ…、という風に残り少ないパリの日は、ひたすらRDVが続く。その後はAu.ちゃんとサン・ポールのサロン・ド・テでおしゃべり。彼女はアルバイトなんかをしながら絵画を作成しているアーティスト。この近くに彼と一緒に住んでいるんだけど、来年来たときはぜひおうちに遊びに来てね!と嬉しいお誘い。パリで楽しいことの一つはお宅訪問。やっぱり外から見ているだけでは分からない奥が待っているから、フランスの集合住宅は!来年ぜひ伺いま~す。

Chezm夜は我が家でフェット。フランス人5人、日本人5人が集まる。Sが一番乗りにたくさんの食料を抱えてやってきた。私もすごいたくさん買ったのに、食べきれるのかしら…。予定してたよりもAu.ちゃんとしゃべり過ぎちゃって、家に戻るのが遅くなり、私はあわてて掃除機をかけるけど間に合わず、その間にSにたまっていた皿洗いをされてしまった(注:普段の私は皿はためませぬ)…(汗)宴は深夜まで続き、2時ごろ散会。働き者の日本人女性たちは後片付けをてきぱきとこなし、3時ごろにはなんとかきれいになっていました。この日はなんとも蒸し暑い日で、夜中開け放った窓からは蚊がいっぱい入ってきていた…、恐ろしいことよ。私は上がったテンションを下げるためにryonちゃんと深夜mikaのカフェで二人でまったりとおしゃべり。うちのキッチンは大きな電気を落とすとなかなかイカすバーのよう…ってことが帰国も近くなって分かった。12時過ぎにJさんちに襲撃をかけることも、夜中にryonちゃんと我が家で集合することももうないのね…。短い間だったけど寮生活みたいで楽しかったな~。

5月12日(金)
今日はけっこう早めに起きて夕べのフェットの残骸をきれいさっぱりとお掃除。チェック・アウト間近だし、きれいにしておかないとね、飛ぶ鳥跡を濁さず!です。

午後はまずPとSe.とシャトレのビストロでランチ。世界各国のガイドブックを書いているSe.が選んでくれたビストロは Bistrot Beaubourg : 25, rue Quincampoix 4e 」普通のフランス人で埋め尽くされている人気のレストラン。Pはアンドゥイエット、Se.は骨髄付の牛肉の煮込みみたいなやつ。骨を探し当てて、これが旨いんだ~と見せてくれた。狂牛病は大丈夫なのか???私は鴨解禁。滞在最初のうちはちょっと避けてたんだけど、やっぱりそれは無意味なこととって言うか耐え切れなくなり、フォアグラも食べてたんだよね~。そして鴨も…やっぱりこの脂っぽさはなんとも言えませんな~。旨い!とにかくよくしゃべる二人に圧倒されながらも、楽しいひと時。

今日もやたら暑い。仕事がたまっているSe.とはここで別れて、Pとはベルティヨンのアイスなんかを食べながら散歩、昨日足を運んだときに閉まっていたアルスナル・パビリオンまで行き、展示をほとんど見ることなく、クッションに腰かけ、しゃべりまくって帰ってきた。P、とあることで最近落ち込んでいた私には、あなたのラテン系の明るさは救いの手だったわ。Pとは日本では教室の外で会うことは最近までほとんどなかったけれど、やっぱり一緒に3年間やってきたことは私達にとって大きな思い出だし、大変なことも色々あったけれど、辛い時期も助けてもらったし、今こうして友人として気軽に色々なことを話せるようになったことは、やっぱり単純に嬉しいと思う。ありがとうね、P。

その後、汗をかきかきYさんのおうち訪問。教室に来てくれているYさんは今、フランスで3ヶ月の長期滞在中。せっかく声をかけて頂いたので、素敵なお宅を拝見しに行くことに。教室の外で会うのは初めてのYさんだけれど、同い年ってこともあって、親しみやすい。色々なお話であっという間にタイム・リミット。本当はもっとゆっくり会いたかったのだけれど、なぜか異常にタイトなスケジュールの最後の日々…。私はまたまた大汗をかいて次の約束へ走っていったのでした。

今日は20h~楽しみにしていた映画館REXでのイベント「第1回 NUIT & MASTERCLASSE」へ。その前に映画館近くでMag.とお茶。私の帰国前にぜひもう一度会おうよ!と言ってくれた彼女も夜約束が入ってしまっていたので、お互いのほんの少しの間隙を見つけて出会うことにしたのに、私は30分も遅刻してしまったのだ(大汗)。優しい彼女はぜんぜん怒ってなかったけど、私もMag.とお話したいことがたくさんあったから本当に残念だった。Mag.は今年私と出会ってから、今年のヴァカンスは日本で!って突然に決定、それからフナックですぐにガイドブックを購入して、もう計画を立て始めたんだって。10月初旬に一人でやってくるそうな。楽しみだな~。見た目はけっこう朴訥とした女性だけれど、心の優しい、気遣いのある人、今年は彼女との雨の下のパリ散歩、思い出に残りました。

372さてさて滞在最後の大イベントとして楽しみにしていた「第1回 NUIT & MASTERCLASSE」ですが、今回の特集監督はジャン=ジャック・べネックス。日本でも「37°2 le matin」などの作品で知られている監督ですが、この作品の誕生20周年を記念して行われるこのイベントの内容は…なんでも映画3本の上映と朝6時まで…ってことらしいです。どうしよ~…夜中に一人でタクシーを拾うのは嫌だし、帰国前Jjb じゃなければ絶対に朝までいるけれど、いや~眠たくなったら寝たら良いんだよね…、でも冷房が効きすぎていてこれじゃ凍ってしまうよ…、色々と考え、色々なことを考慮して、賢明な私は11時半には帰路についてしまったのでした、映画を1本も見ずして…(ショック)。でも15ユーロ払っても価値があったと思えるのは、夜中12時までの最初のパート1では、「37°2 le matin」の主要なメンバー、ジャン=ユーグ・アングラード、ベアトリス・ダル、クレモンティン・セラリエ+監督+プロデューサーが全員登場してのトークショーと、その後監督を囲んでの講演会があったから。特に監督の話は興味深くて、もの作りに携わるすべての人に共通する苦悩を正直に吐露していたのが印象深かった。まあ出来ることならば最後までことの成り行きを見守りたかったけれど、私の滞在中にこのイベントがあっただけでも良しとしよう!帰国の日とかじゃなくて、今日ここに来られたことはやっぱりラッキーだったとしか良いようがない。

カメラや報道陣もたくさん来ていて収録されていたけれど、ヨーロッパで一番大きい映画館と言われるREXは正直ガラガラだった。「DIVA」「37°2 le matin」という2つのカルト大作を生み出しながらも、いわゆる興行的には失敗作も多い彼は、フランスでは今苦しい時期なのかも知れないけれど、次回作に期待!

5月13日(土)
Restomva1_1いよいよ実質的には最終日を迎えてしまった。午前中には最後のコリシモを送ろうと郵便局に行くつもりが間に合わず、が~ん。大汗をかきながらLちゃんとAx.君とのランチへの約束へ走っていく。もともと予定に無かったこのRDV、Lちゃんとも先日ちゃんとさようならをしたのだけれど、Ax.君がぜひ日本でのお礼を(京都を少し案内しただけ)私にしたい、と言ってくれてるということで、断りきれず。やっぱりその気持ちは嬉しいので…。彼が今日の為に選んでくれたレストランはサン・ルイ島の「Mon Vieil Ami : Restomva2_1 69, rue St Louis en l'Ile 4e」で、メニューを見ると、39ユーロのランチ!3品だけれど、ランチとしてはかなり高級ではないかい?私は前菜にフォアグラ入りのパテ、メインは昨日に引き続き鴨(昨日の緑胡椒ソースとは違って、こちらは甘めのソース)、デザートにはフルーツ・サラダをおいしく頂きました!盛りつけもとってもきれい!でも久しぶりのすごいご馳走に私の胃は嬉しい悲鳴。他にAx.君の同居人も来ていたけれどみんなAx.君のおごり!ワインも空けちゃってなかなか太っ腹な若者なのである。Lちゃんに聞いたところによると、彼はなかなかいいお家の人らしいです。

Petitp私のあせる気持ちとは裏腹にとってもゆっくりと供されるお料理たち。その後のCとの約束は1時間ずれ込んでしまった。Cとはシャトレで落ち合い、修復工事の済んだばかりのピカピカのプチ・パレに行く。私は美術品よりもここのお庭に面したセルフのカフェを大いに気に入る。来年はここに一人で来て、もっとゆっくり時を過ごす決意。

Cとも今年はあまりたくさん会えなかったけど、ちょっとだけでも最後に会えてよかった。なんたって、私のフランスのね~さんだからね、大切な人なの。どんどん時間が押していき、サン・ポールでSと待ち合わせも遅らせてもらった。ここにはNもやってきて、マレのカフェでおしゃべり。でもこちらも挨拶程度。だって私は今夜Jさんとryonちゃんと最後の晩餐のRestov1 約束があるのです!それに今夜は二人でご馳走してくれるんだって!お店は私が選んでいいと言うことだったので、前々から興味のあったアール・ヌーヴォーの装飾で有名なレストラン「Vagenende : 142, Bd. Saint-Germain 6e」で20h30~スタート。さてさて私の今回最後のご馳走は、前菜はトマトとモッツァレラのサラダ、メインは子羊とRestov2 野菜の煮込み、デザートはプリン!お昼に引き続き胃は嬉しい悲鳴を上げ続け、せっかく縮んだ胃は一気に元通りになった模様…でっす。しめにエスプレッソを頂き、パリ最後のお食事会は楽しく終わっていったのでした。その後、私はR君のところに少し顔を出して、おしゃべり。今年の最後の人はあなた~!!!えっ?いらんて?そんな栄光は…。

この1ヶ月たくさんの人たちに会った気がするけれど、フランスラングのF先生やE先生、16区のKさん、それにmy君…、結局会えなかった人もいる。Yさんにももっとゆっくり会いたかったし、他にももう一度会いたい人たちがいた。1ヶ月と言うのは旅としては確かに長いけれども、私にとってパリでの1ヶ月はヴァカンスにあらず、それはここにいない11ヶ月が凝縮された日常生活…。なのでいつも日々の生活に追われて帰国することになる。

今年、唯一行きたいと思ってメモしていたお店にすら行けずじまいだった。いつもここから発つ時はやり残したことだらけ、でもそれらを来年へのモチヴェーションとしてまた大切に育てていこうと思う。正直、年々、遠くへ、そして長く旅立つ事は億劫になってくる。だからこそ、そこに会いたい人がいること、やりたい事があること、見たいものがあること…って、とっても幸せなことなんだと思う。また12ヵ月後に、大嫌いな飛行機に乗って、パリに行きます。だってここは私の大切な場所だから…。

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Commentaires

パリ日記楽しく拝見しましたよ~。沢山のお友達がいらして、羨ましい限りです。先生の人徳ですねっ!先日のビデオ鑑賞会、自分もパリへ行けた様な気分になりました。来年行けるといいな~。

Rédigé par: さくら | 21/05/2006 11:55

さくらさん
長々と気長にお付き合い頂きましてありがとうございました!
友達はそれほど多くはないのですが、友達の友達が
年々多くなっていってるんですかね…。
まだ名前は覚えられる程度です。
さくらさんもぜひ、参加してくださ~い。

Rédigé par: mika | 21/05/2006 23:59

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