親友Sとの再会

今日はゆっくり目の朝を向かえる。天気がよくて気持ちがいいので少しばかり部屋の様子を撮影しておく。まだきれいなうちに撮っておかないと、そのうち荷物だらけになってくるものね。

そう言えば、昨日からJさんが玄関先に朝のパンを届けてくれてい る。特に風邪で弱っていただけに昨日のパンは涙が出るほど嬉しかった。それだけでなくこの店のパンは生地がばっちり私好みでおいしいの、なんのって ! ありがとう、Jさん。近所に旨いパン屋さん、これパリ生活の基本かも。

今回私が滞在しているところは、昨年私が自分のバカンス用に探した旅行者用の月貸しアパルトマン。でもここは１ヶ月以上の滞在でないと借りることは出来ない。今回の研修旅行参加者の中で１ヶ月滞在はJさんとRyonちゃん、そして私。しばらくの間ここで3人ご近所さんです。

お昼過ぎまでJさんちで用事＋おしゃべり。せっかく日本茶を入れて飲ませてもらったのに、やっぱり味がない…、がっくり…。色々とおしゃべりをしているうちにどんどん時間が経ってしまう。その後はMiさんとの約束でサン・ジェルマンの界隈でお買い物。そのうち、Sが車で迎えに来てくれた。
夜は生徒さんたちとの夕食会なので、それまでオペラ界隈のカフェでおしゃべり。大阪同様、パリも最近駐禁の取り締まりが厳しくて、Sの車もちょっと目をそらしたすきにやられてしまった。配達用車両の場所に少しの間止めていただけなので、罰金は35ユーロ ! （11～375ユーロ）。罰金の紙を手に、取締りの女性に良い訳をするSの姿は、さながら映画のワンシーンのようだった（こういうシーンはよく映画の中でも使用される）。なので罰金はかわいそうなんだけど、なんとなく微笑ましく見てしまった（笑）、ごめんよS。

半年間のインドでの滞在、特にその間にかかった病気、3週間の入院と長期静養、そして最近参加した10日間ほどの研修から戻ったばかりの彼は、それらの経験を滔々と語ってくれた。目の前で語る友を見てようやく「パリに来たんだ…」と、解けていく気持ちがあった。

今夜のお食事会はカジュアルにパキスタン・カレー街に行こう！と計画していたけれども結局はその近くにある「Julien : 16 rue Fbg St Denis 10e」へ。美味しいお料理、豪奢なインテリア、今夜はサービスも気持ちがよく…やっぱりパリに来たら外せないレストランだ。写真は私が食べた前菜フォア・グラとメインのお魚3種盛りのソース料理。味が少しずつ戻ってきた！と言っても一番感じたのはフォアグラにかかる岩塩の味かな…。でも今夜はついでにシャンパンもおいしく頂ました（暗いレストランなので！？）。