研修旅行最終日
なんだかあっという間の1週間だった。でも振り返るとブリュッセルに行ったのがもうすごく前の事のように思えるし…。ま、毎回こんなことを言ってるんだけど、それだけ不思議な時間の流れ方ってことだ、旅行中は…。
今年は昨年に比べたらぜんぜん大きなトラブルはなく、脂肪も落ちなかった(笑)それでも小さなことはいくつかあった。Tちゃんがスーツケースの鍵を日本に忘れてきたり、Nさん親子の部屋のお手洗いの調子が少し悪くなったり、Miさんの足が腫れてしまって病院へ行ったり…、そして相変わらず私は風邪を引いたんだけど…。
こうして向かえた最終日(帰国日前夜)、私は午後からぼちぼちと活動。まずはMiさんとサンジェルマン・デ・プレ界隈で一緒におみやげ物のショッピングに励んだ。まずはサン・ペール通りにあるDEBAUVE & GALLAIS の本店でチョコの大量買い。フランスにも数あるチョコの名店、でもここで買い物をしたいと思ったのはその店舗の歴史的価値のせい。ナポレオン1世が可愛がっていたペルシエとフォンテーヌが手がけたその店舗でお買い物が出来るなんて素敵だわ。そして私も家族も気に入っている Comtesse du Barry でテリーヌとフォアグラを購入。あと zef (55 bis rue des Saint-Pères) という子供服のお店で皮の靴をお祝いに購入。これはNさんちの赤ちゃん行き。喜んでくれるかな~。もう産まれたのかな~。…ってことで、この数時間であっという間に財布の中は空っぽに…(笑)
夕方からは今回の滞在最後のお仕事。フランス人女性3人を迎えて通訳のお仕事。彼女たちの勤務先16区まで移動。会社の人たちと合流し、近くのシックなカフェでお仕事。ともかくみな会社の人も私も仕事を無事に終えることが出来てほっと一息、笑顔がこぼれるんだけど、最終ディナーの時間に間に合わないよ~。タクシーを飛ばしながらリヨン駅構内にある「Le Train Bleu」に向かう。
今夜はmenu REJANE 45ユーロ(ワイン、ミネラル・ウォーター込み)を頂く。メニューは2つずつの中から選べるので、私は前菜にはお魚(タラ)en crumble(って何だ?)、メインに鴨のもも肉にんに く風味、カブのタタン添え、これはにんにくの香りがたまらなく食欲を誘う。こんがり焼けてる皮も美味しそう~。ようやく鼻の調子がよくなり、香りや風味がわかるようになってご馳走が嬉しいのに、私としたことがあまりのボリュームに完食は断念…。う~、心が残る。デザートは全メニューから選択可、私はイチゴの生クリーム添えを選んだ。さっぱりとして春の味、美味しゅうございました。デザートのときにフロマージュを選んだ人が一人いたのだけれど、すごくたくさん あるものを全部を少しずつ切り分けてくれたのにはびっくり。私もおなかが減っていれば、がっつりとこちらを頂いてみたかったかも。
8泊10日のパリ研修旅行、最後のディナーはこうして20時開始23時ごろに終了。私は翌朝南仏へ向かう6人とともに早朝にパリを発つため(これしか予約できなかった)、明日の帰国組みを見送ることが出来ない。なのでディナーに参加して下さったみなさんに一言ずつ挨拶。ここで解散となりました。みんなそれぞれにそれぞれのパリを楽しんでいたようで、企画者冥利につきます。みなさんお疲れ様でした。
明日の早起きが気にはなっていたのだけれど、今夜はSやSの友人たちがみんなリヨン駅近くに集まっていると連絡があった。みんな揃ってるのだから行かねば!…ってことで駅を出るとずらりと勢ぞろいしておりました。Sを筆頭TとCed.、V、そしてSの親友で同じ名前のS、この人はいつも話は聞いていたけれど初対面、フランスの陸上界で活躍している人。Diderot通りのカフェに落ち着き、みんなの会話に耳を傾ける。もちろんこんな野郎たちの会話に私が入れるわけはない。やがて靴職人Nも合流。S以外は本当によく知っているわけではないんだけれど、彼のおかげでみんな昔からの親しい仲間のような気持ちになる。本当居心地が良い人たち。
それでは私は明日から夢にまでみた南仏に戻ります。いってきま~す。
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