流浪の祝日

昨日の祝日は１日遊ぶんだ！という強い決意から、日曜日に一歩も書斎から出ずに仕事をしたって言うのに、仕事はどんどん増える一方、複数の事を同時進行するのが苦手な私としてはもう頭の中はもつれた毛糸玉状態。最近、ネットの調子も悪いし、なんか本当イライラする。でもこんなに天気もいいし、お出かけしたいし、おなかも減ってきたし、冷蔵庫は空っぽだし…、

そうだ！食べに行こう！ってことで早朝に打ち合わせのために家を出ていたパートナーと合流し、空堀商店街の以前から行ってみたかった「もなみ」へ向かう。なんだかむかつく時にはとってもボリュームのある濃い味の物が食べたい。でも最近、本当に一番食べたいな～とずっと頭の中で思い描いているのは「超」高級和牛の霜降りステーキ。スーパーで並ぶ4桁の数字（ってもピンきりだけど…）にクラクラしながらも、レストランで食べることを考えたら安いもんじゃないか～、と手が伸びそうになったりする。パートナーは霜降り嫌い。いや、きっと心の中ではおいしいと思っているに違いないけど、頑固なのと、健康フェチなのであんなものは体に良くない＝旨くない、と言い張って仕方がない。今度お昼にこっそり一人で焼いて食べよかな！！！

でもあれって半分くらいで気持ちが悪くなるのが実情。旨い～！と感動するのは最初の3口だけ。それならば小さい肉を買えば良いってなものだけど、それがステーキってのはど～んとした存在感も視覚的に必要だと私は思うわけだ。焼きあがるまでのあの食欲を刺激する匂い、一口目を口に運ぶまでの期待感、そしてその存在感…嗚呼、ニッポンの霜降りステーキが食べたい。

話は脱線したのだが、ランチタイムはとうに過ぎているから、いつでも食べれるところ…と思ったけど、「もなみ」もランチタイムの後は17h30まではやってなかった（事後調査）。でも昨日はなにやらテレビの取材で店内では撮影が行われいてる最中であった。

じゃあ、とパートナーが最近はまっているうどん探検の続きで、先日の「香月」さんと一緒にチェックしていた店には自転車を走らせるも祝日閉店。近くにあるうどん屋も支度中。近所のタイ料理を出すカフェもお休み。ランチ難民である。仕方がないのでまた空堀に戻り「得正」で天カレーを食べる。カレーは日本のカレーライスみたい…って思ったけど、けっこう麺にしっかり絡んで旨いやん。さくさくの海老天とお肉が乗って780円なり。その後、近くの愛宕屋でぶっかけでも！と思ったけどこちらも支度中。あかんわ、今日は。

その後、デザートに練の「エクチュア」でディアブル・パフェを食べ、「楽」でヴェトナム・コーヒーでしめておいた。

その後また空堀を通ったとき、ちょうど「もなみ」が夜オープンする時間みたいでもう行列が出来ていた。すごい人気店なんや～。ますます興味津々。

天気が良いのでまだまだ走り足りず少し遠回りをしてスーパーを何軒かはしごして、おいしいパンをゲットして帰宅。職場に戻ったパートナーは遅くなると言っていたので、巨大フレンチ・サンドイッチ（今日の中身はバター、レタス、ハム、チェダーチーズ）をこさえて、おやつにおいしそうな大福もちを添えて、事務所に届けた。

その帰り、見つけてしまいました。きっと巴里が私を呼んでいたのね。フィガロ最新号。巴里大特集でした。相変わらずの激しい情報量で全部に目を通すのは無理そうだけど、巴里に持っていくのも重くて嫌だな～。去年の今頃出ていた特集も結局一回もページをめくる時間もなかったものな～。パートナーを起きて待っているつもりだったけど４時ごろ雑誌のページをめくりながら寝てたみたい。その後、彼が帰ったのも、出て行ったのも知らない。でもつけっぱなしの電気が消されているし、帰っていたのは間違いないらしい。