retour
今朝は朝の7時に起きる。久しぶりだわ~。眠い目をこすりながら身支度をして、スーツケースを閉じる。Kちゃんがわざわざここまでお見送りに来てくれるということなので、8時半に約束をしていた。6週間通ったパン屋さんではその場で食べるスペースがあるのだけど、ここで軽くカフェを飲む。もちろん私は大好きなtraditionの購入も忘れない。その場でちょっとつまみながら、残りは飛行機でのおやつ!あまればパートナーの口に入るはず・・・。
当たり前のように、昨日買った4つ目の34ユーロの箱は送付準備完了状態=9時に郵便局に行かねばならぬ・・・ということになり、気持ちの良い朝のパリをKちゃんと近所の郵便局へ向かう。前回も応対してくれたお兄さんにちょうど当たった。「bonjour」と言われ思い切り 「bonsoir」と答える私(苦笑)。すぐに「荷造りで寝てないから、私はまだbonsoir なの。今日発つんです」とごまかす。「じゃあ、これが最後の箱なんだね、日本に完全に帰国するの?」完全には5年前に帰国したけど説明するのも面倒なので「そうそう」と答えておく。「bon retour !」と素敵な笑顔。気持ちの良いサービスをありがとう。
10時ごろチェック・アウトをして、タクシーに乗り込む。途中Kちゃんを3号線の地下鉄の駅で降ろして、とりあえずはしばしのお別れ。残りの1ヶ月半もたくさんおいしいものを食べて、じゅうぶんパリを楽しんでね、Kちゃん。遠くから応援しています。
後はCDGの2Fに向かうのみ。運転手さんの話す言葉にかなりのアクセントがあるので、どこのご出身ですか?と聞いたのがきっかけでお話に花が咲いた。ユーゴスラビア出身だそうで「いつからパリに住んでるんですか?」と聞くと、あなた(の年齢)より長いよ・・・という。32年だそうな・・・。う~ん、微妙。いやあ、若く見てもらってありがとさんです。15区に住んでるって言うし、私もコメルスの近くに4年半住んでたんですよ~、ご近所さんですね~!と盛り上がっていると、あっという間に空港についていた。おじさんと握手をしてお別れ。ほんと、感じのよいおじ様、今日は郵便局もタクシーの運転手さんも大当たりだった!
アパート購入計画のCh.さんとは空港で待ち合わせ。彼女は私と同じ便で一旦帰国し、また10日後にパリに発つ。なんとも忙しそうな一時帰国。ところで帰りの飛行機はがらがらであった。私たちの機体は3+3+3の1列9人がけなんだけど、私の横2座席は誰もいない。広々と使えるし、トイレは並ばないし、往路と違ってテレビもちゃんと使えたし、快適そのものであった。たぶんこれならスースケースの重さはそれほどとやかく言われなかったのではないかな・・・。う~ん、惜しいことをした。
すぐ機内食、睡眠、映画、睡眠、PC、睡眠・・・
そして翌朝21日(土) 朝
関空にはパートナーが迎えに来てくれていた。おうちへ到着してひとしきりスーツケースのものを引き出すと、すごい睡魔に襲われてその場で爆睡。実家へ行くはずが、夜まで目を覚まさず、パートナーが夕方少し仕事で家を空け、帰ってきていたのも気づかず、夜は更けておりました。
パリでの夜遊びが恋しく、早速パートナーを伴い近所のおしゃれ洋食屋さんと深夜カフェへ。今日は金曜日だと言うのに、うそみたいに静か。この人口密度の低さはたまりませぬ。まだ頭の中はフランス語。夜風はちょうど薄着にも気持ちよく、朝までいてもいいくらいだったけど、良い子のパートナーは私の留守中、体のリズムに合わせて健康生活をしていたらしく、じきおねむに・・・。仕方がないのでおうちへ戻る。なんか不思議。もうここはサン・ジェルマン・デ・プレじゃないのね・・・。
明日は今日行きそびれた実家へ行ってまいります。
6週間の私の行動記録を読んでくださって皆さん、どうもお疲れ様でした(笑)また、来年です!
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