来年のヴァカンスは・・・
今日も寒いけど快晴。今日も朝1シネマには出遅れ気味。今日はまず14時に約束が入っていたので、中途半端に時間が空きまずは書斎で仕事をしてから部屋でサンドイッチを作って食べた。いつものパン屋さんの激旨パンで作るサンドイッチは最高!もちろん何もつけないでそのままかじるのも大好きだけど!!!
ところで今日の14時の約束は来年の私のパリ滞在の為の物件見学。来年もこの季節に1~2ヶ月パリに滞在するつもりなので、その時のために知り合いのフランス人が持っている月貸し物件(1ヶ月以上の滞在のみ可能)を見せてもらうことになっていた。まだまだ先の話だけど、実際この目で見て確認できるならそれに越したことはないので今のうちに見ておくことにした。それが改装したての本当に申し分のない物件だったので、来年は研修旅行のあとはここへ引越しだな!と決心したのでした。場所はゴブラン駅の近く。私にはあまりなじみのない界隈だけど生活するにはとても便利そうだし、来年の滞在が今から楽しみ・・・。
そのあとSとお茶。マレ地区のほとんどお客のいない午後の気持ちの良いサロン・ド・テで少し仕事を手伝ってもらう。性格分析の話で盛り上がり、その他びっくりするような笑えるような話を聞きながら、一旦解散。夜またレ・アールで映画を一緒に見ることになった。
今夜はCの普段行っているダンス教室を訪れる。毎日遊んでいるような私の日記ですが、もちろんお仕事も少しずつこなして行ってます。今日はここで大勢の女性に会ってお仕事・・・なんだけど反応はけっこう鈍い。フランス人はけっこう保守的な人が多い・・・と、改めて痛感。
とても忙しいCも私のために仕事場を離れて駆けつけてくれた。もし今夜Cの仕事がもう終わりならSと一緒に会ってほしかったんだけど、彼女はこれから深夜まで会議があると言う。フランス人が働かないというイメージは日本人の間でも根強いと思うけど、フランスでは上に行けば行くほど忙しくなるもの。彼女も大蔵省で活躍する41歳のキャリア・ウーマンなので毎日大忙しで先日も少々愚痴っていた。それでも会議まで少し時間があったので、近くのカフェに入りCと熱く語り合ってしまった。建築の事とか、写真の事とか、友達の事とか、たった30分だったけど充実した会話だった。フランスの姉はやはり同時に大切な友だ。週末シュヴィヨンへ行ってきたら?と言ってくれたけど、パリでの残り少ない時間をやはり堪能しようかと思う。とうにSとの約束の時間は過ぎていて、催促の電話がかかってきてから急いで駆けつけた。「先に入っていて」と、言ったら「もうチケットを買ってしまった」との事。必死に走って電車の乗り継ぎもばっちり。到着したとき、私は汗だくで、映画は始まったばかりだった。
今夜の映画はSが選んだもので私は少々気が進まなかった。だってこれはホラー映画と言っていいのだろうか?香港・韓国・日本共同制作のオムニバス映画「3 EXTREMES(3つの極限)」。目をそらすシーンが何度も!私にはかなり気持ちの悪いものだった。香港のは美容のために食べていた点心が違法に堕胎した胎児を使用していたものだった・・・みたいな話で、「愛人・ラマン」に出ていたレオン・カーフェイが情けない役で出ていた。韓国のは日本でも大人気のイ・ビョンフォン(?)が出ていて、気がふれた男の犯罪に巻きこまれて、彼自身がおかしくなっていく様子を描いたもの。映像的にはお笑いものだった。日本のものは三池崇史(字あってるかな?)監督の描く「BOX」。長谷川京子と渡部篤郎が出演していた。前の2つに対して視覚的にはそれほどどぎつくないのに、たんたんと、じわじわとくる迫ってくる感じはとても日本的だった。さすが渡部篤郎。こういった役柄は得意中の得意ですね。京子ちゃんは可愛すぎてちょっと役不足かな?まあ、時には自分では選ぶことのないタイプの映画を見てみるのもいいのかな・・・。明日11日からカンヌ映画祭が始まります。
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