くいだおれ

今日は朝の8時半に眠ったにもかかわらず、Eｍ.と京都へうまいもんを食べに行くことになっていたのでお昼の12時起床。今日は仕事前のひととき、昼食を取りにちょっと京都へ・・・って、なんて贅沢な感じ！京都が大好きな私のおばがすすめてくれていた「いもぼう平野屋本店 : 円山公園内知恩院南門前」へと向かう。
ここは創業300年の超老舗で、お店の名前にもなっている「いもぼう」と言うのが名物。なんだろうな～？と思っていたら、海老芋（里芋）と棒鱈を炊き合わせたもので、なんとも家庭的な感じの一品。甘くやわらかいお芋さんは15時間も煮られているってのに、煮崩れなしの見事な姿です。私は「月御膳」を注文したのだけれど、どのメニューにも自動的についてくる写真の「いもぼう」と、ミニミニ和え物、吸い物、御飯、香の物、そしてとろろ海苔巻き・・・これで￥2,625は若干お高めだろうか？京都の老舗ブランド価格だから仕方ないかあ。
お昼のピークをとうに過ぎている広い店内はがらがら。ほとんどが座敷で、季節的に窓を開放、蚊がぶ～んと飛んでいたりする。給仕してくれる人の流れ作業的な愛想のない雰囲気は受け入れられないものがあるけれど、こういったやる気のない老舗って田舎くさくて逆に新鮮だったりする。Em.と隣近所を気にせず心行くまで話し込んでいたら、給仕の女性が隣の座敷に暇そうに座っていたのでびっくり！だった。きっと私たちの話をラジオ代わりに聞いていたに違いない…（笑）
この私のお腹の空きスペースを埋めるべく、次の菓子処へ向かう。Em.おすすめのところは行列が出来ていたのであきらめて、通りがかった「大原女家 : 祇園町北側248」へ。「白玉入り抹茶冷やししるこ」を食べたいけれど「わらびもち」も食べたい！そんな私のわがままをかなえるべく1品・・・名前忘れたけど、「抹茶白玉」と「わらびもち」と「くず」が3品いっぺんに食べれました～!!!ここでタイム・アウト。仕事へ向かわねばなりませぬ。
教室で仕事をしていると今日は海外からの帰国組みが2人。台湾帰りのYさんは、渡辺真理奈がよく立ち寄るという有名茶屋「和昌茶荘」のミルクの香りのするという「高山鳥龍茶」をおみやげに買って来てくれた。で、みんなで早速試飲！封を開けたとたんに漂う練乳の甘い香り。お味はいたってシンプルなのに、なんておもしろい香り！するとパリ帰りのTさんが「じゃあ、今マカロン、食べますか～」と魅惑のお言葉。授業中だってのにメゾン・ドゥ・ショコラのマカロンをつまみながら、台湾の甘いお茶を頂く・・・にわかティ～タイムに。今日お休みした人たちは残念でした！
今日の私はまだまだ行きます。仕事の後パートナーと落ち合い、忠兵衛ビル7Fに入っている「森ひろ」という料理屋さんへ。お酒の飲めない私はこういう所に来てもばくばく食べまくるしか楽しみがない。「地鶏の塩焼き」「かきあげ」「手作りソーセージ」「ラタトゥイユ」（あ、量的にはお酒の当て程度です）を次々に頂き、そしてしめには店主ご自慢の手打ち蕎麦。コシがあってなかなかのお味でした。
炭水化物を食べないと食事をした気のしない私たち（私だけ？）はさらに24時間営業のモスバーガーへ立ち寄り、最後の仕上げをして帰りました～。
今日はなんかむっちゃ食べた。睡眠不足とは思えない食欲で・・・大満足です。