重なる偶然
夕べはまたCが家まで送り届けてくれて、夜中から日本に送り込む小包を2つ作ってみた。スーツケースにも荷物を入れてみたけど、小さな箱を3つほど送れば何とかなるのかな・・・。でもスーツケースの重さがここでは量れないのでちょっと心配。来るときには奇跡的に20キロだった。いつもは行きが25キロ、帰りは30キロくらいだったのだけど、最近は本当に厳しいらしいので、空港で荷物を開けさせられることは避けたい・・・そんな事を考えながら結局朝になってしまった。
今日は昼食を一緒に食べる約束。7時寝の11時起きは久しぶりに厳しかった。教室の生徒さんで今パリにいるKちゃん、Mちゃん、Yuさん、そしてKちゃんの語学学校のクラスメートで秋田出身のTさんとそのステイ先の同居人超美人イギリス人のKちゃん、それとうちの教室で教えていたPas.も交えて6人での大所帯。あまりアイデアがなかったので、うちの近所でレストランを選んだ。先日Rさんと最後にお食事をしたレストランに行こうかと思ったけれど、その姉妹店が同じ通りにあり Pas.のすすめもあって、今日は「LA BASTIDE D'OPIO : 9, rue Guisarde 6e」を選んだ。姉妹店なので出している料理はほとんど同じだけど、お値段がお手ごろでお味もそこそこいけるので、けっして損した気はしないと思います。私は今日はクリーム・ソースのラヴィオリ(結構これ食べてる)と、メインにはお野菜のファルシ(ひき肉などをつめたお料理)の盛り合わせを頂きました。Pas.ご馳走様でした~。
食後はイギリス人のKちゃんと、Tさんはそれぞれの約束の場へ。残った*leCours*組みはマレ地区を散歩、そしてバスチーユでカフェ。あまりゆっくりみんなとお話する時間がなかったのは残念だったけど、みんなそれぞれの形でパリ滞在を満喫しているし、そういう話を聞くと私も嬉しいです!この3人はあと1ヶ月半~2ヶ月くらいの滞在が残っているので、とてもうらやましいような、でも私はそろそろ日本の様子が気にかかってきた今日この頃・・・。
夜はCと映画「BEFORE SUNSET」を見に行く。イーサン・ホークとジュリー・デルピーが共演した前作(は、なんてタイトルだっけ?)の続編。9年前に旅の途中で知り合い一夜を共にしたカップルがパリで再会をするといういたってシンプルなストーリー。だけど私にとっては大きな言葉のハンディが・・・。まるでロメールやドワイヨンの映画のように二人の出演者が延々と語り合うのはよしとしても、それが英語・・・それもかなりのスピード・・・。耳からも分からず、字幕も読み終われないので、何がどうなってるのか半分くらいしかわからない!残念。エンディングはフランス映画のように終わっていった。「(en chantant )il va peut-etre rater son avion.」「je sais ...」
今日は1日の終わりに書斎へ。そういえば昨日すごくおもしろいことがあって、Cの家でひとしきり私が写真の話をしていたら、Cが山積みになっている雑誌を何冊か取り出し「こういうのに送ってみるのはどうかしら?」と、見せてくれた。「そうだね・・・」と曖昧にうなずいていると、なんとそのうちの1つがR君の作品が紹介されている号だったのです!!!本当いろいろな偶然とは重なるもので本当、不思議です。R君にその事を話したら、嬉しそうに笑っていた。そして「そうだよ。応募してみなよ!」と言われ単純な私は「そうだ、応募してみよう・・・」と決意を新たにしたのでした。今夜はR君にレセプションで働くTさんを紹介してもらった。なんと彼も写真家だそうで・・・。実は生徒さんの滞在中、水の問題が起こった時に、このホテルに部屋を取ったのだけれど、夜中に右往左往しながら弱っていた私にTさんは色々親切にしてくれた。それ以来顔を合わせてなかったけど、今日久しぶりにいたので「(私)まだ(パリに)いるんです!もうすぐ帰りますけど・・・」と声をかけたところだった。ハンサムでとても穏やかな感じが素敵な人なので、すさまじいぼろぼろ状態を見られている私としては、改めて紹介されて少し恥ずかしいような・・・、でもちゃんと知り合えて嬉しいような・・・複雑(笑)
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