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03/05/2005

運命の出会い???

CIMG0041今日は私にとってすごいイベントがあった。先日Cに教えてもらって以来、なんか落ち着かなかったんだよな~。フランスにいたときからフナックが行う「rencontre」というイベントはいつも最優先チェックだったけど、これはフナック各店に各分野の文化人を呼んで簡単な講演を行うもの。私の興味はもちろんシネアスト(映画人)とのrencontre。今回はなんとなく彼に会えるのではないかな~って、思っていたわけです。それは誰かと言うとですね・・・大好きな俳優の一人メルヴィル・プポーだったのです!!!でも本当に本物に会えるなんて感激ものです!今回は彼と最近日本でも公開作品の多いロマン・デュリス、そして二人が共演した映画「SHIMKENT HOTEL」の監督シャルル・ドゥ・モーが、ANNA SANDERS FILMS コレクションについて語る・・・と言うものだった。ちょうどSが朝に電話してきたので、カメラマンとしてスカウトした(とても背が高いので)けど、いい写真は撮れなかった。ざんねん~~~(涙)。やっぱりああいうときは遠慮してたらダメだな(反省)。それにしても映画で見るより大体俳優さんと言うのは華奢な人が多いけど、彼もけっこう背が高いと思ったら、そうでもなかった。一時期ぱんぱんに太っていたけど、今はすっきりとやせて、スリムに・・・。一緒に写真を撮ったけど、私の顔の大きさばかりが目立って悲しいすぎる・・・。この時ばかりはピントが合ってなくてよかった・・・と少し思った。
私の帰国前日にメルヴィル・プポーの短編映画集DVDが発売されるそうだ。是非買って帰らなければ・・・。彼は9歳の時にラウル・ルイーズの映画の仕事を始めて、それで得たお金で買ったカメラで以来ずっと短編映画を撮り続けているそうだ。あまりそれらは見る機会がないので、いやほとんど絶対に日本ではないはず・・・、すごい楽しみ~!
そうそう、今日の午後はこのrencontreの前に、Sと先日会った靴職人のNのアトリエを訪問したのだった。サン・マルタン運河に近いコロネル・ファビアン付近にある彼のアトリエはアパルトマンの1階にあり、今エレベーターの設置工事が行われている最中だった。Nは靴作りの過程を丁寧に説明してくれる。生活のために作る靴と、アーティストとしてのプライドをかけた作品と、それらに埋もれながら暗いアトリエで過ごす彼の手は真っ黒だったけど、一生懸命に何かに頑張る人はみんな素敵です。「tu vois ce que je veux dire ?」が口癖の彼。いつか日本でも作品を発表する日が来るでしょうか?
夜はRさんとオデオンに数日前にオープンしたサロンで遅くまで話し込んだ。ゆったり座れるソファーが魅力的、ゴージャスな雰囲気だけどお値段はこの界隈にしてはごくごく普通。24時間開いてるのも便利です。「LE PUB Saint-Germain : 17, RUE DE L'ANCIENNE COMEDIE 6e」

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