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24/04/2005

シュヴィヨンの家へ

CIMG0028今日は楽しみにしていたCのご両親の田舎の家へ。Cの家族は私のフランス人の家族だ。フランスへ来たら必ず顔を見に行かなければ!彼らはいつもはパリ郊外のドラヴェイユという街に住んでいるが、10数年前にブルゴーニュのシュヴィヨンというフランス人も知る人の少ない小さな村に田舎の家を購入。仕事を引退してからはだんだんここで過ごす日が増えているそう。私もここで時を過ごすのは4回目。行きの車の中でCとたくさんの話をした。大切な人たちの出会いと言うのは本当に信じらないくらいの偶然が重なっているね・・・と、私たちの出会いについても思い出していた。それまで数年間を仕事のためカンヌで過ごしていた彼女が再び転勤でパリに戻ってすぐ、私たちは偶然にオルセー美術館が企画するイベントに参加をした。お互いに一人で参加していたので、なんとなく私が声をかけたのだが、彼女の転勤がもう少し後なら、もし私が声をかけなければ、もし彼女が私に連絡先を教えてくれなければ・・・私がこのシュヴィヨンに降り立つこともなかったに違いない。連絡先はもらったけれど、私から連絡することをためらっていたところに、また別のオルセーの授業で再会!まさに運命だったのだと思う。Cの両親はいつも言ってくれる。私たちの日本人の娘、ここはあなたの家だから、いつでも好きなときに、好きなだけいていいよ・・・、と。Cとの出会いは私の人生の大きな出会いの一つであることは間違いない。
CIMG0038この日はあいにくの天候で朝から雨、シュヴィヨンのおうちについても少し雨だった。でも嬉しい再会の後、いつものようにCママのおいしいお料理を頂き、その後みんなでドライブに・・・。するとみるみる晴れ間が出てきたのだ。真っ青な空にコルザ(菜の花)のじゅうたんが一面に広がる様は本当に心を打つ美しさだった。Cも私も写真大好きなので、CパパとCママはいつも「車を止める?」と気にしてくれる。私のへなちょこバッテリーは途中で空っぽに・・・。でもまた来年も戻ってくるから!いや、今回の滞在中も「Cが一緒でなくても私がパリまで迎えに行ってあげるから戻っていらっしゃい」と嬉しいCママの嬉しいお誘い。Cが最近とても忙しいので今回は日帰りなんだよね~。本当、この大自然の土の匂いや、風の音を聞いていると、嬉しくてたまらないから・・・、本当戻ってきたい。Sの田舎にも誘ってもらっているのだけど、仕事がありすぎて・・・、行けるかな・・・。
CIMG0060私たちのドライブは延々と続き、時々車を止めてはお散歩。ご両親はまだ花をつけているたくさんの桜の木を私たちに見せたかったって・・・。ここの桜の木はもちろんさくらんぼ用。日本の壮観さとは比較にならないけれど、その気持ちが嬉しいよね!たくさんの美しい集落を通過、そのうちの一つイランシー(IRANCY)と言う集落はワインで有名。たくさんのカーヴが集落内に密集している。ここはブルゴーニュだからもちろんワイン街道もあるし、ワイン好きにはたまらん場所だと思います。レンタ・カーとか借りて、このあたりの集落を巡るのもいいかもですよ。
このあたりでは大都市のオーセールを最後に散歩して、帰宅。今、フランスは8時過ぎまで明るいので、観光にはゆっくりと時間を取れます。
おうちへ戻って簡単に夕食を頂き、10時ごろパリに向けて出発。片道2時間、渋滞なしだもの、毎週末田舎の家で過ごすパリジャンが多いのも理解できる。
いつもCママは山ほどのお土産をくれる。今回は手作りジャムを6つほどとタイの可愛い籐カゴを持たせてくれた。愛情たっぷりジャムだから、全部日本に大切に持って帰りますね。今回も嬉しいおもてなしをありがとう。また戻ってきます!

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