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17/04/2005

研修旅行終了

CIMG00494月8日(金)夕刻、寝不足続き、かなりの疲労感を抱えながら雨のパリに到着。私にとって2年半ぶりのパリなのだけれど、結局ここに到着してみれば、5年前の日常と、2年半前の日常と、やはりいつものようになんら変わりはなかった。まるで先週までここで生活をしていたかのようで、ちょっと調子抜け。ついこの間までのドキドキ感もいつの間にか消えていた。この感覚はきっと自転車に乗ることと同じことなのかも。一度体にしみこんだこの感覚は一生消えないのかもしれない・・・。
パリ市内に向かう途中フランス人の友、SやそのいとこXから早速「BIENVENUE CHEZ TOI.・・・」のSMS(フランスの携帯のショートメッセージ)が届いた。chez moi ねえ・・・、確かに今住んでいる大阪よりもまだまだこの街の方がよくわかっているような気がする。
PICT0006今回いつもと大いに違ったのは15名の*leCours*の生徒さんたちと一緒に到着したと言うこと。大嫌いな飛行機も隣に仲良しのRさんがいてくれたので、たくさんおしゃべりをしながら楽しいフライトだった。今回の研修旅行は基本的にすべて自由行動。フランス語学校に行くことや、アール・ヌーヴォーの建築を見て歩くこと、夜のお食事にアール・ヌーヴォーの装飾の素敵なレストランを提案はしているけれど、基本的にはすべて自由行動。お料理やお菓子、フラワーアレンジメントの学校に行ったり、ショッピングをして歩いたり、みな思い思いに楽しいパリの時を過ごしていたようだった。生徒さんの滞在期間中に宿泊しているアパルトマンに水の問題があったのはあったのだけど(だってここはフランス!)、最終日にはみんな声を揃えて「楽しかった!」「帰りたくない~」「来年もぜひ来たい!」と笑顔で言ってくれたので、企画した私としてはほっと胸をなでおろした今日17日(日)の最終日であった。15人のうち7名の人が帰国。7名が地方への小さな旅。1名Rさんはパリにしばらく滞在。
そんなこんなで、皆さんの滞在中は私個人の時間はほとんど持てなかったのだけど、それでも少しずつ参加者の皆さんと個人的にお話ができたり、少しずつこちらのフランス人の友人たちには会うことができた。
PICT0069到着日翌々日にはフランス人の姉(と、私が慕っている友人)Cと二人で企画したブリュッセルのオルタ建築ツアーに出かけた。ブリュッセルのミディ駅で彼女と感動の再会。Cの友人で私も何度も出会っているP-Mや話をよく聞かされていた人達ともこの日会うことができた。私の方から日本人7人と、彼女の方からフランス人13人が参加。20人の大所帯で1日、寒いブリュッセルの街を歩き続けた。このツアーでは普段一般公開されていないヴィクトール・オルタが手がけたVan Eetvelde邸やSolvay邸の内部見学を出来たのが大きな収穫。ただ写真はいずれも撮らしてもらえずとても残念なのだけど、長年憧れていた空間に身を置くことの出来る幸せは言葉ではなかなか言い尽くせないもの。最後、オルタではないけれどマッキントッシュの影響を色濃く見せるポール・コーシーの自邸を訪問。取り壊し寸前だったこの家を買い取り、個人で修復をし、住みながら一般公開しているとても素敵な老夫婦の話を伺いながら、18時ごろすべてのプログラムが終了。その後、私はグラン・プラスへ向かいベルギー人の友人で3月に帰国したばかりのT君と再会。彼の友人N君もやってきて、短い時間だったけども楽しい時間を過ごせた。また時間があればT君ともゆっくり会いたいし、1日ここに戻って来てもいいな・・・と思っている。なんたって片道1時間ちょっとの遠足・・・。
11日(月)はロンドンに遊びに行っていた親友Sがパリに戻ってきた。生徒さん達といたレストランで合流。いとこのX君と一緒に、いつもと同じように元気よく登場。サービス精神もあいかわらず旺盛!まる1年ぶりの再会だ。生徒さんを宿まで送り届けたあと、近くのカフェで久しぶりにゆっくりと話をする。メールやチャットで連絡は取り合っているし、時々映像も送ってくれるので、久しぶりに顔を見た!って感じでもないのだけれど、やっぱり日本で知り合ったフランス人の友人たちとここパリで再会できるのはとても感慨深い。もうこれから先、日本で色々な事をゆっくりと話し合ったような時間は過ごせないとしても、この親友との再会は色々な意味で力を与えてくれた。
と言うのも・・・こちらへ着いてから毎日1-2時間という睡眠時間が続いていた。日本でも不規則な生活の毎日だけど、体力的に大いに疲労している中でのこの睡眠不足はけっこうきつい。親友は私の疲れをやはりすぐに察知していたようで、それ以後も色々と笑わせようとしてくれているのがわかった。でも正直笑う気力は残っていなかった。
14日(木)くらいからは、少しずつ私にも笑うゆとりが出てきた。夕方からこちらに一時的に戻っているPas.とオルセー美術館で落ち合い、希望の生徒さんを案内、その後はCの通う夜のダンス・クラスに希望者数人を連れて行く。21hから1時間のこのクラスで参加した3人娘の動き、最初はとてもぎこちなくて見ている私たちも大笑いだったけど、終わる頃にはそれなりの形になっていて感心感心。みんなで家に戻った後も撮影したビデオを見ながら部屋で大いに笑い、みんなとも仲良くなれたとても楽しい1日だった。
15日(金)はうちの教室でしばらく働いていた女の子、仲良しのLちゃんとも再会。彼女とももう1年半ぶりになる。この日はお互いに予定があったので、彼女の仕事帰りに少しお茶を飲んだだけだけど、お互いの近況報告をだっと済ませて、再会を喜びあった。論文を仕上げなくてはならない彼女はこれからしばらく忙しい日々だろうけれど、私の滞在中には何度も会うことは間違いない!
さて、この日の夜にSやXとその仲間たちに誘われて行った先は普通の映画館。22h開始のその映画のタイトルは「The Rocky Horror Picture Show」と言う、75年の古いイギリス映画。スーザン・サランドンの若いのにはびっくりした。Sから前もって聞いていた話では、映画はミュージカル、でもインタラクティブなイベントとして有名な回で、踊らされたり、水をかけられたり、米をまかれたり・・・と、何やら大変そう。5区の小さなstudio Galande は毎週末このイベントのために満員らしい。実際の映画の上映に合わせて舞台に本物の役者が出てきて、観客を巻き込んでけっこう激しく動き回っていた。参加型映画?とでも言えばいいのか?何しろ初めての体験だったので、うまく踊れなかったけど、なんとなくその雰囲気はばかばかしくて楽しくて、にんまり微笑みながら踊っている自分に気づくのでした・・・(笑)。来年は生徒さんをサルサのダンス・クラスとこのイベントに誘うぞ~!と今から意欲満々です!
CIMG003217日(日)は朝空港に向かう人たちを見送った後、私の書斎(某ホテル・ラウンジ)で半分眠りながらPCに向かっていた。午後Rさんが「こんにちわ~」とやってきたので、まったりとおしゃべりをしていた。どうも調子がよくなくて、風邪の予感。そうこうしているうちに地方へ向かったはずの女の子二人組みから思いもよらないおつかいを言い渡され、北駅へ。Rさんも一緒についてきてくれた。ここまで来たらCとその同居人Mの住むアパルトマンはすぐそこ。休みになんて絶対に家にいないCだけど、だめもとで電話してみたら、珍しくいたのでした!もう今日は出かけないから来てもいいわよ!と、言うことで、突然のお宅訪問。私もしばらく居候をしていたことのある勝手知ったるこのrue de paradisの素敵なアパルトマンへRさんをご案内。しばらくお茶を飲みながらおしゃべりを楽しみ、私はだんだんと気が遠くなっていった。眠いのである。だってぜんぜん寝ていないのだもの、当然!Cにカナペでゆっくり寝たら?と言われて、そうしようと横になったところに同居人のMag.が帰宅。彼女との再会も楽しみにしていたので、私の眠気は一気に飛んでしまった。そこで近くのサン・マルタン運河の方まで散歩をすることに・・・。Rさんは映画「アメリ」で主人公が小石を投げていたシーンが目の前に出てきたので大喜び。「知らん間にここへ着いてました~」とニコニコとコメント。その後も東駅の階段を見に行ったり、急遽、アメリ巡りに・・・。RさんはCやMag.からフランス語攻めにあっているが、今日は助けないのだ。これこそ真のフランス語研修だもんね!サン・マルタン門のすぐ脇にあるレストラン(オーヴェルニュ地方料理)食事をしている時に、Sから映画のお誘いを受けたけど、今夜は無理。完全にダウンです。もう眠いし!なんせ明日は朝早く南仏に向かうのだ!

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