映画館通い開始

パリに到着して３週間近くが経とうとしているのに、何もしたいと思っていたことが出来ていないことに気づいた。仕事半分、自分の時間半分・・・と考えていたけれど、このままでは仕事に流されてしまいそう！と、今日から映画館に足を運ぼうと思い立つ。毎日行くはずだったのにね～。って事で、なるべく安い朝１シネマに行く。今、映画館の正規料金はだいたい８ユーロ前後、割引料金が6,5ユーロ前後。それに対して朝１シネマは５ユーロ前後。映画館によって若干開きはあるものの、今はだいたいこんな価格。値段が安いだけでなくて、ガラガラで気持ちがいいのも私が朝１シネマを好む理由。こちらは水曜日から新しい映画がかかるので、とりあえず近所のオデオン界隈にはたくさんの映画館が集まっているので行ってみると、５分後にちょうど始まる新作映画が目にとまった。すでにチェックしていた映画「UN FIL A LA PATTE」。街中で見られるポスターの数で配給会社の力の入り具合が想像できた。エマニュエル・ベアールとシャルル・ベルリングが主役で、脇を固める俳優群もなかなかのメンバーだし・・・。でも・・・泣きそうにつまらない映画だった。これは舞台向けの芝居で、映画では白々しくて見ていられない。もうちょっとなんとかしてくれ～。１日目にして撃沈であった。今日は☆１つね。
今日の午後もCh嬢と不動産屋さんめぐり。今日は空中に浮いている爆笑物件もあったりして（確かに誰も上にも下にも住んでないけど・・・）、Ch嬢と大笑い。でも18hの見学の約束は真面目に期待大だった。6号線のカンブロンヌ駅すぐ近く、道路側4階（日本の5階）、24㎡。悪くないです。階段室もすでに光が溢れていて気持ちがいい。玄関を開けるとまずキッチン。テーブルを十分に置けるし、この程度の広さのアパルトマンにしてはキッチン部分もけっこう広いし、収納部もばっちり。シャワー室もけっこう広いし、サロン兼寝室も落ち着いた感じ。とても良い状態なので何も手を入れなくてもすぐに生活が始められるのもいいし、何よりどの部屋にも大きな窓があって、窓の外の風景が開けているのでとても明るいし風通しもいい。見える建物は現代建築が多くて素敵～ってわけではないけど、道路が十分に広いので、前の建物との間隔が十分だし、5階なので空が近いからとても気持ちよい。エッフェル棟の頭もちょこっと見えたりして・・・。なんか私たち二人とも大満足。短期決戦の答えが見え始めたのでしょうか・・・？
ところで今日は先日日本でも話題になった800人乗りが可能なエアバスのA380が初めて飛行実験をするということで、こちらでは朝から晩までけっこうな盛り上がりでした。なんか他の飛行機がないと大きさがいまいち把握できないのだけど、かなり重そうな図体です。長期航路用なのに飛行実験4時間でよいのでしょうか？