ここ数日のこと
水曜日の台風は結構すごかった…。今朝フランスのニュースを見ていたらけっこう大きくこの台風の事を扱っていたのだが、気になったのは東京の周辺という報道だった。ちょっと違うよな~…と不満に思いながら、大勢の方がまた犠牲になってしまったことに心が痛む。この日、なぜか教室を開けていたのだけれど、当たり前のように生徒さんは少なかった…。もう本当、勘弁してくれ。
昨日、木曜日はうって変わって気持ちのよい秋晴れ、家の近所でPas.とお茶しながらミーティングの後、教室へ。なんか本格的に新学期が始まった感じがしてきた。ところで、授業中、突然やってきた訪問者。それはなんと一番最初に1ヶ月ちょっとだけですが一緒に仕事をしたChris.でした。なんて嬉しいビックリ!フランスに帰国していた彼はジュネーブの近くの街で仕事をしているとの事。今回はヴァカンスでやってきたそうだ。観光や旅行の合間に時間を見つけてやってきてくれたのだ。彼とはそれほどゆっくりと話をしたこともないのだけれど、その素朴で温和な性格が印象に残っている。うちの教室が彼の日本での思い出の一つになってくれているのなら、こんなに嬉しいことはない。
今日は金曜日、京都に仕事のために行ってきた。これがぜんぜん面白くない仕事で、実は11月に2週間、フランスからのお客様をお迎えするのだが、彼らの希望で修学院離宮の見学予約をしに行ってきたのだ。11月の京都、言わずと知れたハイ・シーズン。彼らの希望する金額で1週間連続でホテルを予約するのも至難の業だったけれど、もちろん修学院離宮や桂離宮などの観覧も大人気で、予約なんてとうの昔に締め切っていた。でも外国人用には特別枠があるらしく、それは彼らにはよいニュースなのだが、インターネットでも、郵便でも、ファックスでも申込みはダメ!!!本人もしくは代理人が京都宮内庁事務局へ赴かねばならず、そこでしか申し込みが出来ないのだ。面倒くさいの一言に尽きる。って訳で、母を伴って京都で昼食をとった後、京都御苑内にある事務局へ申し込みに行ってきたのだ。事務局ではアメリカ人のおばさんがそのシステムの悪さをヒステリックに責めていた。気持ちはわかる。でもこの人たちに怒ったって仕方ないから私は我慢。本当、行政の不思議である。じゃあ、地方に住んでいる人は外国人を案内したければ見学の予約のためだけに京都までわざわざ出てこなくてはいけないの?信じられない、そんなこと!この夏、大阪にあるフランス領事館もビザの発給部門を閉鎖してしまった。こんなにワーホリや、一般留学生が多いのに、このまま段階的に領事館も閉鎖したいのだろうか?東京に統括するならそれもいいだろう。でもそれならば地方に住む人々のために書留などでの受付をするなど、何かしらの配慮を施して欲しいものだ。だから行政ってどこの国でも嫌われるのよ!人の時間とお金をなんだと思ってるの???
今日の締めは錦でおいしい長芋のお漬物を購入。帰り電車の中で久しぶりに寝てガクっ!となった私でした。
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