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11/02/2004

運命って・・・

最近、パリから戻ってきた友人の話によると、とうとうパリにもスターバックスが出来てしまったらしい。まあ、あれだけマクドナルドも氾濫しているパリなので、時間の問題だとは思っていたけれど、けっこうショックな話ではある。フランス人の友人の中には若くても「アメリカが嫌い」とか「アメリカの商品は消費しない」ってけっこう頑固者もいるのだが、私はそういうフランスがけっこう好きだったりするので、あまり簡単に魂(なんのだ?)を売ってもらいたくないのだ。個人商店やおやじカフェが次々と姿を消していき、巨大チェーンの画一的なスタイルばかりが目に付く今、パリもその価値を自ら落としめて行っている気がする。
よくヨーロッパではmondialisation(世界化)に反対する意見が聞かれる。個性を大切にする彼らならではの発想だと思っていた。難しいことは私には語れないが、どんなものも、それぞれがその存在理由を持っているのだという考えを私は支持したいと思う。それはちっぽけな私自身の存在にも意味を持たせることになるだろうから・・・。
最近、テレビが壊れて、携帯が壊れて、皿は割れるし、体調は良くないし(これはいつもか・・・)、ついでに定期券やプリペイドカードたちがたくさん入ったパスケースを落とし(こんなことは人生で初めてかも・・・)、かなりヘコミ気味・・・。最近ちょっと仕事が増えてきて小金が入る!とウホウホしていると、それはあっという間に、望んでいない出費に消えていってしまう。私はきっとお金を持つ運命にないのだろうと思う・・・。
先日、友人に「運命」ってなんだ・・・と聞かれた。最近、フランス人の彼とはこんな問答みたいな話をよくしている。そのとき、私は「運命なんてない、すべては自分で決めるものだ」と、答えてみた。実際にそう信じたいけれど、やっぱりコントロール不能な事象ばかりだよね・・・って本当は思っている。ようやく見つけたこんな風に語り合える友人ももうすぐ国へ帰ってしまう。これはコントロール不能なことなのか、でも早い帰国を促してしまったのは私自身だったりする。
朝、どうしても起きられない私に「現実の人生を生きるのを怖がっている・・・って何かで読んだ」って彼は言っていた。少し当たっているかもしれない。リアルな人生中(覚醒時)も、もう一つの人生中(睡眠時)も、どちらも私はけっこうハードな人生を生き過ぎてはいないだろうか?こちら側にいる時は眠るのが怖くて、あちら側にいる時は、起きるのが怖い・・・
夜中に・・・私の乾ききった肌とは対照的なほどみずみずしいミカンを頬張りながら・・・今日も朝寝だな・・・最近、あまり寝ていない・・・

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